【 Capacity 】 [統率:6][武力:10(+3)][知力:1][交渉:3][幸運:0]
【 Remarks 】
 帝国軍・東方大隊に属する将軍。通称「金の益荒男」「チョココロネおじさん」
 主に威圧と士気高揚を兼ねて「帝国最強の戦士」と時に称されることは伊達ではない。
 帝国内では急進派に位置づけられるものの、内政には無関心かつ疎い。また上官の命令には忠実な為、急進派と穏健派どちらにとっても扱いやすい駒である。
 自ら指導を重ねた東方大隊、特に直属の部隊「黄金兵団」は弱卒なしと謳われる。
 人為的に、金の精霊の力を礎に、滅びの力によって生み出された人ならざる者。
 紳士的一面があり。正々堂々とした勝負を好む。まわりくどい作戦を嫌う。
 副官にして愛妻「水の魔術師」ミズ・シタターレが補佐についている。
 黄金の園の銘菓チョココロネ布教に務めているとの目撃例アリ。
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劇中設定まとめ
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★『来歴』
 東方大隊にて『五行将』筆頭として戦果を挙げ、帝国躍進の一助を担う。
 歴戦の最中、現在に至るまでに『火』『木』『土』が討ち死にしている。
 当初は反目、お互いをライバル視していた『水の魔術師』ミズ・シタターレとは紆余曲折の末に結婚、今では副将として公私ともに良きパートナーである。
 現在では、東方大隊の事実上の大将とされている。
 ただし当人が政治的、また戦略的な側面を苦手とする為、上官の指揮下にある。

 ★『誕生』
  未設定。
  人為的に造られた存在である、と公言している。
  五行精霊のひとつ『金』の精霊が滅びの力に転化、禍々しい滅びの使者となった。


★『能力』
 鍛えに鍛えぬいた鋼の精神と肉体が最大の武器である。
 問答無用、単純明快。肉弾戦オンリーのシンプルな戦い方によって剛よく柔を断つ。
 反面、まわりくどい作戦は苦手とする。
 基本、武器は扱わない。全身が鋼以上の硬度を誇る為、生半可な武器は拳より脆いせい。
 パワーファイターにみえるがスピード、テクニックも一流である。
 ただし飛び道具は基本的には使わない。(岩投げたりは別)
 また戦術レベルの作戦はできる方だが、戦略レベルの作戦は不得手とする。

 ★『滅びの力』
  彼の力の根源。『精霊の力』『命の輝き』と対になる『滅びの力』『無の闇』。
  その性質上、浄化攻撃がやや通じやすく、闇や魔、無の力には抵抗力がある。
  滅びの力は、気迫と乗せて波動として場に拡散させれば、森を枯らす、大地を砂漠に還すなど『命の輝き』を失わせる形で効果が現れる。



 ★『ウザイナー召喚』
  闇に染まった精霊達を物体に憑依させ、怪物にして使役する特異な術である。
  主に金属にまつわるウザイナーが多い。
  戦闘能力はあくまで制限下の影響で戦況を一変させるものではないが、キントレスキー(通常)に比肩する。
  強大なウザイナーともなれば、学校の校舎に匹敵する巨大な水竜や変幻自在に分離・合体する液体金属の全高10m以上の鉄人など、凶悪な怪物となる。
  その性質上、浄化によって滅びの力を清められることが弱点となる。

 ★『本気』
  全力を発揮した本気モード。制限下の影響で消耗が激しく、多用はできない。
  戦闘能力は通常時の純粋アッパー、とにかく高い。
  その拳は巨岩を熔解させる。燃える拳などではなく、運動エネルギーが衝撃時に熱変換されたが為に溶鉱炉に投じた鉄のように殴った対象が熔けてしまうわけだ。

★『配下』
 自らの直接指導、そして配下である部下達も鍛錬を欠かすことなく己を磨き続けている。
 末端に至るまで徹底された修練の積み重ねの結果、高い水準の練度を誇る。
 東方大隊においてもキントレスキー直属の『黄金兵団』は特に精鋭揃いである。一様に、金色に塗られた鎧を纏って行軍するさまは大変に勇壮である。
 そのトレーニングは、意外にも根性論に基づくものではなく理路整然としている。
 特にマニュアル化された指導要綱の実践、教官の育成に力が注がれている。
 また銃火器(16~18世紀相当のマスケット銃など)も限定的に配備されている。弓兵、射手は飛竜対策に必須として上層部の決定もあり導入された。
 また海上戦を最も得意とする副官ミズ・シタターレの水軍も大きな支えになっている。
 その一方、騎馬隊、飛竜隊といった高機動戦力は東方大隊では少数に留まっている。


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劇中設定まとめ 追記
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★『思想』
 「形あるモノすべて、いずれは滅びる」「生者必滅」
 商会のパーティ会場にて、ミラン・フロワーズ中将との会話中に意外な一面を垣間見せる。
 曰く、現在の帝国は役目を果たして皇帝という担い手のいなくなった『道具』である。
 曰く、帝国も同盟もいずれ滅び消え去る無価値なものである。
 曰く、普遍的には無価値な歴史の中にあって各人が己にとっての価値を無より見出す“価値観”が大切となる。
 曰く、安寧の世に己のような者は無用であり塵芥に還るまでのこと。
 曰く、救える命の数量大小など無価値であって帝国にとって重要なのは『必要』か『不要』かの一点のみ。
    そして主討伐という役目をすでに果たした帝国臣民の命など既にすべて等しく『不要』でしかない。
 そして最後にこう締めくくる。
 『帝国という道具は、すでに滅んだ これは、その新たな持ち主を決め、新たな価値を与える戦いなのだ』

 その言動は危険思想のようにも聴こえる一方、「皇帝にとっての帝国」を彼なりに表現している。
 キントレスキーとしては、そうした無価値な歴史の激動を舞台として闘争そのものに価値を見出している。

★『軍港出資』
 帝国最前線となる平原地帯の拠点に対する、ヴァン・デル・ハイト商会の会長代理レンの出資は朗報であった。
 ウィスタリア復興という争点において、キントレスキーは見返りを示す意味で復興に賛同を表する。
 また錬金術士ロジックスに対しても助力を申し出た。
 無論、反逆や裏切りがあればいつでもウィスタリアを灰塵に帰す所存だと警告を告げて。
 ただし、これはミラン中将へのアピールも含んだ警告であった。なぜならば――。

★『強敵』
 同盟側への商会による武器提供などは、仮に行われていたとしても将軍キントレスキーに不都合はなかった。
 『弱い敵と戦って勝利したところで何の意味がある?』
 キントレスキーにとっては双方ともに万全に準備を整えて戦いに望むことこそが好ましい。
 その点、もしヴァン・デル・ハイト商会が双方に武器供与する死の商人であっても好都合なのだ。
 表向きはそう言い切ることは不都合が多い為、件の『警告』を発したのである。

★『コロネ』
 猫人族の英雄。敵国の将であったものの暗殺された――等という噂がある。
 どうもキントレスキーのチョココロネ好きの元凶らしい。

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原作設定まとめ

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舞台設定

★『伝説の戦士プリキュア』
 本編の主人公、日向咲と美翔舞が精霊チョッピとフラッピと共に変身した姿である。
 『伝説の戦士プリキュア』というフレーズはシリーズを通じて用いられる。
 詳細な設定は各作品によって異なるために本稿では説明を省略する。
 当作では、精霊の力を借り受けることで命の輝きを行使する聖なる泉の守護者だ。

★『泉の郷』
 精霊の住まう自然豊かな世界。フィーリア王女が治めている。
 七つの泉の内、所在不明の「太陽の泉」以外の六つの泉と世界樹がここにある。

★『七つの泉』
 世界樹を支えるといわれる七曜に準ずる七つの泉。
 『木の泉』『火の泉』『土の泉』『空の泉』『水の泉』『金の泉』『太陽の泉』
 全ての泉が枯れ果てた時、世界樹の命脈も尽き、世界の終末がはじまる。

★『世界樹』
 全ての世界の命を司るといわれる巨大な樹木。七つの泉に支えられている。
 滅びの力によって生じた破壊を修復する等、ダークフォールに対する生命線である。
 劇中では、全ての泉が枯れ果てた時、地球を守るべき精霊の力は失われてしまい、真ゴーヤーンによって地球という命の星は跡形もなく粉々に破壊されてしまった。

★『滅びの郷ダークフォール』
 アクダイカーンが支配する滅びの国。「生きとし生けるものはいつか必ず滅ぶ」と考え、命を無価値なものとし、滅びの力で全てを無に返すことを目的とする。
 全ての世界の命を司る「世界樹」を手中に収め、全ての世界を滅ぼすため、世界樹を支える泉の郷の7つの泉のうち、6つの強奪に成功し、「泉の郷」を崩壊に追い込む。

★『アクダイカーン』
 ダークフォールの支配者。頭部に三日月型の兜をかぶり、さらに羽織のようなものを纏った、漆黒の鎧武者のような姿の巨人。
 世界樹を手に入れて七つの泉全てを掌握し、滅びの世界に変えることを目論む。
 しかし実際は“傀儡の支配者”であり、真の黒幕に見限られて消滅した。

★『ゴーヤーン』
 側近。時代劇の悪役、越後屋とゴーヤを掛けた外見の嫌味な中間管理職。
 アクダイカーンを裏で操る、真の黒幕である。
 宇宙がまだ何も無かった頃より存在しており、宇宙創成のビッグバンを境に次々と誕生してゆく星々や命の輝きを煩わしく想い、宇宙に無の静寂を取り戻そうとしていた。
 『滅び』『無』の化身というべき存在である。
 その真の実力は凄まじく、劇中では主人公側を圧倒、地球すら粉々に破壊してみせた。

 劇中では、ちらりとキントレスキーの上官として言及されている。
 ただし、あくまで今のところはあるだけ設定に過ぎず、今のところ登場予定はない。
 仮に登場する場合――最終的な目的「世界の終滅」のために主の封印を解くため、皇帝に主討伐を進言、また配下として協力したといった形になるだろうか?
 いずれにせよ、制限の影響が未だ残っている為に真の力を発揮できはしないだろう。

★『滅びの力』
 『精霊の力』『命の輝き』と対になる力。無の闇。
 精霊の力を転化させ、滅びの力に染めあげる。逆に精霊の力によって浄化される。
 幹部や怪物『ウザイナー』は素体を元に、精霊を滅びの力に注ぐことで誕生している。

★『幹部』
 ダークフォールの幹部は、主に「火水木金土」の五行に基づく幹部5名のことを指す。
 『滅びの力』の項目に記された経緯(なお若干の推察含む)を辿り、誕生した。
 一言でいえば、「滅びの使者」といったところだろう。
 その強大な滅びの力は、町ひとつを一瞬にして砂漠に変える(例:ミズシタ)ほど。

 劇中では『炎の舞踏家モエルンバ』『水の魔術師ミズ・シタターレ』が言及済み。
 残り2名は『カレハーン(木)』『ドロドロン(土)』である。


★『ウザイナー』
 幹部の行使する怪物。素体となる道具や建物、生物に憑依。姿に準じた能力を持つ。
 闇に染められた精霊が宿っており、浄化されると元の精霊に戻る。

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最終更新:2014年03月03日 10:33
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