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第2没 『君を守る』


怖い…怖い…
あんな化け物が居るなんて…
死にたく…死にたくない…っ

派手な格好のこの少年、サトシは、"ただの人間"だった。

そう、人間。
猫、犬、狐、鳥、亀、豚、鼠etc...
このバトルには妙な生物がいっぱい来ていた。
様々のポケモンを見てきたが、感じが違う。
あれは、きっと自分で自分のみを守り"殺し合い"をしてきた奴らだ。
今思えば、ピカチュウだってそうだ。
自分はただ、ピカチュウに命令して、応援しているだけだ。
…そんなことを考えていると涙が出てくる。
「ピカチュウ…っ…何処に居るんだよ…!」

そんな時、一つの声が聞こえた。
懐かしい、優しい声。
『…間違っている。サトシとカスミも…』
タケシ!?この近くにいるのか!」
声が聞こえる方向、それは、自分が逃げてきた道。
だが、サトシはそんなこと構わなかった。
タケシが居る。その気持ちだけで、足が勝手に動いた。
「ははっ!タケシが、タケシが生きてる!」
サトシは気づいていなかった。
興奮して、うさぎずきんが落ちたこと、自分の声で、タケシの最後の声がかき消されたこと。
だが、それはある意味で良いことだった。
きっと、タケシの最後の言葉を、銃声を聞いてしまったら、自殺するかもしれない。
「今行くぞタケシ…ん?」
サトシはすぐにでも行こうと思ったが、目の前にザックが落ちているのを見て、立ち止まる。
「これは…さっきの奴が捨てた物か…?」
サトシは少し考え込んだが、すぐに結論が出た。
落ちているザックから支給品を移し替える。

「ふぅ。今度こそ、今行くぞ、タケ…ぐぁあっ…!」
サトシの背中に、鉛がめり込み、倒れる。

「これでクリスタルを狙う奴が一人減った…。」
岩の後ろから一人の男が現れる。
「待っててくれ、クリスタル…今、助けに行くから…」
その男――パンサー・カルロッソが後ろに振り向き、歩き出そうとした瞬間、
死んだはずのサトシが静かに起きあがる。
その手には、十得ナイフと、誰かの武器、サバイバルナイフが、強く強く、血がにじみ出るほど握られていた。
「なっ…お前死んだんじゃ…」
最初は左手に、次は服をナイフの刃が掠める。
「クソッ!死んでたまるか!!」
パンサーも応戦しようとするが、傷を付けられた右手はバランスを崩し、
サトシの十得ナイフに当たり、ナイフが半円を描きながら吹っ飛ぶ。
「ぐぅ…っくそっ!待ってろピカチュウ!」
今度は左手に持っているサバイバルナイフで、パンサーを刺そうとする。
パンサーは尚も、サトシに銃口を向け、弾を撃ち続ける。
が、全く倒れない。弾は確実に胸に当たった筈なのに。
「何故、何故倒れない!ぐぁあっ!!」
今度はこっちの番、と言わんばかりに、サトシのナイフが肩に刺さる。
と、それとともに、サトシはゆっくりと倒れた。
「くっ…ぅぐ…。今度こそ、死んだか…?」
全く動かず、血が出ているところを見ると、もう死んだのだろう。
パンサーは、肩のナイフを抜くと、サトシの弾が当たったところに触ってみる。
「硬い…やはり防弾チョッキ…。まぁ一応、この防弾チョッキは貰っていくぞ。」
パンサーは、死んだその亡骸から防弾チョッキを奪い取ると、それを着る。
そして、サトシが持っていた支給品を全てザックに詰め込み、歩き出す。
――――次に現れるのは、天使か、悪魔か。


【午前/G-11】
【名前:パンサー・カルロッソ@スターフォックス
 健康状態:軽傷
   武装:防弾チョッキ マシンガン/残り130発@スターフォックスシリーズ ポケッチ@ポケモンシリーズ
  所持品:支給品一式×3
 現在位置:G-11 G-10に移動中
 第一行動方針:出会った者は殺す。
 第二行動方針:ウルフとレオンも殺す?
 最終行動方針:クリスタルを優勝させる。
 備考:右腕はあまり使えないかもしれません。】

【サトシ@ポケモン
健康状態:死亡確認
 所持品:サバイバルナイフ
現在位置:G-11 】

※サバイバルナイフ・十得ナイフは放置されてます。
※ザックはガノンドロフが捨てた物です。
※ウサギずきんは森の中です。見つけるのは難しいでしょう。



没理由:予約していないガノンドロフの動き・ガノンドロフが移動してる方向とは違う方向に荷物が捨てられてある。ガノンが荷物を捨てた理由が不明確である。この3点。
    話の流れ自体は問題なかったが、問題提起後、作者の音信が途絶えてしまったがのが敗因。ぱららで死んでしまったサトシの復活でポケモン勢がまた息を吹き返すか?@wikiへ

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最終更新:2007年12月09日 22:33