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第三十四話「【探すべき者 倒すべき者】」


崖の下に、C・ファルコンは立っていた。

このような戦いは止めなければ…
一瞬思うファルコンだったが、考え直す。
サムライゴローブラックシャドー。奴らは必ず人を殺すだろう。
そしてそれだけでなく、他にも殺人は起きているかもしれない。
ならば止めるのではなく、人を殺そうとする奴を殺す。
いわゆるマーダーキラーにファルコンはなるのであった。
ファルコンの手に握られたのは、使うと透明になれる機械。
正々堂々と戦わないのは嫌だが、こんな理由もない戦いには感情なんて必要ない…!
そう思い、行動に移そうとしたその時、
「そんな馬鹿なぁ―――!!」
遠くから聞こえる声。風を切る音。
「う…上か!!?」
ファルコンが上を見上げると亀の甲羅が迫ってくる。
敵かどうか、そんなことファルコンには関係なかった。自分を狙う者を始末する。
その考えだけが、ファルコンを動かし、攻撃を仕掛ける。
「うぐぉおお…っ!」
軽いパンチを出しただけだが、亀の脇腹にヒットした攻撃は、気絶させるには十分な一撃だった。
その亀は、甲羅の中に入ったまま3m近く吹っ飛び、気を失ってしまう。
この亀は敵なのか?崖の上にはこんな巨体を吹っ飛ばす敵がいるのか?
などと色々な思想が浮かんだが、それを遮るようにもう一つの声。
「そこにいる亀は死んでいるのですか?」
振り向くと青い服に身を包んだ金髪の男。
「いや、殴っただけだから死んではいないはずだが…。」
その言葉を聞くとシークは吃驚したように、
「あの距離から落ちて死んでいない…」
と小声で言いながら上を見上げる。
「どういう事だ?お前が攻撃して落ちたのか?」
あまり状況が理解できていないため、思わず質問をするファルコン。
「…いや、そいつが僕を襲ってきて魔法でとばし――ピーチ?」
突然シークが思い出したように名簿を見る。
そして名簿の中の、【マリオシリーズ】と言うところに区切られた"ピーチ"という名前を指さしながら、
「その亀はこの者の名を呼んでいたようでしたが、一体…。」
そんなことを聞きもせず、ファルコンは何かを考え、言った。
「とりあえずお前の情報を今話してくれ。話はそれからだ。"魔法"とは何だ?」
シークは信用が出来ていないこの男に話すのを一度はためらったが、全てを話す事にした。
自分は一国の姫であること、ガノンドロフから変身して逃げたこと、リンクという男が助けてくれたこと、
――そしてクッパの持っている剣がリンクという者が持っていた剣、ということ。
全てを話し終わり、ファルコンが全てを納得したとき、
「ガノンドロフがこちらに近づいている…」
シークは恐ろしいほど巨大な魔力に感づき、二人とともにその場を去る事にした。

【一日目/午前/E-9】
【青い二人と緑の亀】
【名前:C・ファルコン@F-ZERO
 健康状態:健康
   武装:スパイクローク@パーフェクトダーク あと10発
  所持品:支給品一式
 現在位置:E-9から北へ移動中
 第一行動方針:人を殺そうとする者に容赦はしない。
 第二行動方針:リンク・ピーチを探す。
 第三行動方針:サムライゴロー・ブラックシャドーはボコボコにする。
 最終行動方針:主催者を倒す。
 備考:気絶したクッパを背負っています。】

【名前:ゼルダ@ゼルダの伝説
 健康状態:健康、シークに変身中。(クッパ・ガノンドロフを警戒。)
   武装:マスターソード@ゼルダの伝説
  所持品:支給品一式、ギガクッパのフィギュア@スマブラDX
 現在位置:E-9から北へ移動中
 第一行動方針:この二人とリンクを探す。
 第二行動方針:リンクと合流。マスターソードをリンクに届ける。
 最終行動方針:ゲームの阻止。
 備考:ガノンドロフから逃げてます。】

【名前:クッパ@スーパーマリオシリーズ
 健康状態:体全体に重傷。気絶中
   武装:なし(シークにマスターソードを取られました。)
  所持品:支給品一式
 現在位置:E-9から北へ移動中
第一行動方針:まずはピーチ姫をさらうのだ!!!
第二行動方針:その後、助けに来るであろうマリオを子分にしてやろう!!!
第三行動方針:他の知り合いも我が子分に入れてやらんでもないぞ、ガハハハハ!!!
最終行動方針:クッパ軍団を編成し、主催者を倒してゲームを潰すのだ!!!
 備考:】

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最終更新:2007年03月25日 00:49