ルイージマンション

ルイージマンションとは、ゲームキューブと同時に発売された、(日本では)初めての緑のヒゲの主演作である。

概要


2001年9月14日、ゲームキューブと同時発売。『光と影』をコンセプトにこのゲームは製作されており、暗がりから出現するオバケの発光、停電時等の暗闇から来る恐怖(とは言っても任天堂テイストでの恐怖だが)を存分に体感する事が出来る。当時はグラフィックの完成度にも驚きの声が上がった。このゲームはイベントにて『オバケの出現に驚く緑のヒゲ』の映像が流されたのが製作のスタートとなったと言われている。緑のヒゲの個性を生かす為に、オバケを戦わせる相手として選び決して勇敢では無い『臆病なヒーロー像』を生み出す事に成功した。
  • ストーリーとキャラクター
ある日マリオと緑のヒゲの家に『素敵なお屋敷をプレゼント!』と書かれたチラシと地図が投函される。緑のヒゲがマリオがいなかった為一人でそのマンション(豪邸)を目指すが、辿り着いた場所に建っていたのは不気味なオバケ屋敷だった。彼はオヤ・マー博士の協力を得て、屋敷に巣食うオバケ達の退治と、マリオの救出を誓うのであった。
オヤ・マー博士が開発したオバキュームを使ってオバケを吸い込んでいくのがこのゲームの主な行動である。オバケには大きく分けて3タイプあり、通常のオバケ、肖像画のオバケ、テレサ一味に分類出来る。
  • 通常のオバケ
セニョール・プジイが生み出した、絵から飛び出してくるオバケ。HPの少ない雑魚敵は全て絵から飛び出してきたオバケである。主にヤプーマプーモプー等がいる。
  • 肖像画のオバケ
オヤ・マー博士の画廊に飾られていたオバケ達。テレサの悪戯によって絵から飛び出て屋敷に巣食っている。
パールを出すのはボス以外の肖像画のオバケであり、ボスも肖像画のオバケに分類される。
吸い込んだパールの数、大きさやルイージの残り体力等によってそれぞれ
『ゴールド』『シルバー』『カッパー』とランク付けされ再び絵に戻る。ランクは額縁の色で判別可能。
  • テレサ一味
キングテレサを筆頭とする悪戯好きの小悪魔達。通常のオバケや肖像画のオバケとは違い、明るくなった部屋にしか出現しない。単体で吸い込めるオバケは35匹おり、それとボス『ジャンボテレサ』を倒す事によりイエローダイヤを得る事が出来る。
  • 本当の豪華ルイージマンションを建てる
このゲームのもう1つの目的に『屋敷内の金品を集めて同じ場所に本当のマンションを建てる』というものがあり、緑のヒゲはお札や金貨、宝石を集めていく事でそれを実現する事が出来る。主にリッチヤプーゴールデンミミー等を吸い込んでお宝を得たり、テレサを50匹吸い込んだりジュエルの木を育てて出現するイエローダイヤを集める事が
豪華ルイージマンションを建てる為の鍵となる。

備考


発売後、『ルイージマンション』は内容が薄い等の理由から大ヒットとはならず、このゲーム以降緑のヒゲを主役としたゲームは作られていない。だがこのゲームが初主演となったオヤ・マー博士の登場率が上がる等、緑のヒゲとしては皮肉な結果を生み出している。
それでも程好い難易度の高さ、豪華ルイージマンションを建てた時の達成感等はなかなか素晴らしいものがあり、マリオ系ゲームの新たな歴史を記したゲームとなった。

関連項目




カテゴリ:ゲーム(任天堂)

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最終更新:2008年10月30日 11:30
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