MAGISTER NEGI MAGI from Hell内検索 / 「友なんていらねぇよ、夏(あやか編)」で検索した結果

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  • 雪広あやか
    友なんていらねぇよ、夏(あやか編) あやか「ス…スレが終わってしまいますわーっ」 コタロー「うっさいわあやか姉ちゃん」 千鶴「肛門にネギを挿入されたいのですか?あやか」 夏美「いいんちょが大声出すからはぐれメタル逃げちゃったじゃーん!」※言いがかり あやか「あぅ…すみません…」 コタロー「大体居間のPCで2ちゃんなんてやんなや気持ち悪い!」 夏美「ホントホント!いい加減言いふらすよ!」
  • 友なんていらねぇよ、夏(あやか編)
    ―夏休み あやか「………」 ??『プルル…プルルルル…プルルルル』 あやか「出ませんわね…うぅ…」 ??『もしもしー!?どしたいいんちょ!!』 あやか「あ、朝倉さん?今からわたくしと一緒に南の島にでもいきまs」 朝倉『あーごっめーん!今アスナ達と海で遊んでんだよね…きゃっ、ネギ君やったなぁー!待てぇプツッ!!』 あやか「あ、あの!ちょっと朝倉さん!?」 『ツーッ…ツーッ…ツーッ…』 あやか「……ふっ…ひっぐ…わたくしも誘って欲しかったですわ…今年も一人の夏休み…」 ※ちなみに夏美と千鶴は二人で旅行に行った。コタロもネギに同行 ネギ「いいんちょさんってハミってんすかwww」 あやか「…ぐすっ、泣いている場合じゃないですわ!今年こそ、今年こそ…」 ??『プルルルル…プルルルル…がちゃりっ』 あやか「あ、こんにちはまき絵さん!」 まき絵『...
  • ―あやか編第一話―
    薔薇の棘は鋭くとも…… 「……けど、アレは有り得ないよね~」 「なになに? 何の話??」 ――その事を最初に言い出したのは、チアリーダーグループの1人、柿崎美砂だった。 最初の事件から2日目。すなわち、裕奈が初めて手首に包帯を巻いて来た日の、休み時間。 彼女の言わんとするところが分からず、円はキョトンと目を丸くし、桜子は喰いつく。 「いや、昨日の亜子のお見舞いの話。  みんな、変なプレゼント山ほど積み上げちゃってさ……。あれって、かえって迷惑じゃない?」 「う~ん、でもみんな悪気があってのことじゃないし……。  本屋ちゃんたちが持ってきた大量の本も、入院中なら逆に有難いんじゃないかな?」 美砂の言いたいことを察した円は、さりげなくフォローを入れる。 面と向かっては毒舌で乱暴な言葉遣いにもなる円だが、こういう陰口は言うのも聞くのも好きではない。 だが円のやんわりとし...
  • あやか編後編
    暗がりの中、両者はジリジリと間合いを詰める。 黒ローブの小柄な怪人が、服の裾から取り出したのは巨大なナイフ。下手すれば本人の身長ほどもある。 その刃の煌きに、あやかの額に脂汗が滲む。あれが、亜子を切り刻んだ凶器。悪意の刃。 「……ケケケッ!」 2人の間合いが、ある1線を越えたその瞬間。小さな怪人は奇声と共に飛びかかる。 逆手に握った巨大な刃を振り上げ、驚くような跳躍力で、あやかの頭上から真っ二つにせんと迫る! ――が、あやかの表情は、落ち着いたままで。 「雪広流合気柔術……『雪中花・朧』!」 古流柔術の流れを汲む合気柔術は、武器持つ相手に素手で対処する技に長けている。 そして、相手の攻撃の勢いを利用した返し技、特に投げ技と関節技に長けている。 迫り来る凶悪な刃に怯むことなく、あやかは逆に間合いを縮め、ラリアットのような形で相手の身体を―― 「――!?」 見事に宙を切...
  • あやか散華
    肝井は事前に確保しておいた自分用の給食を持って2Aの教室に向かった さすがに自分の精子が入ったシチューを飲むのは気が引けたのだ 2Aの教室まで来ると、彼はドアの前で立ち止まり、何度か深呼吸をした 教室の中からは楽しそうな話し声が聞こえてくる 肝井先生はにわかに興奮し始めた 彼はドアを勢いよく開くと、教室中に聞こえるように張り切って挨拶をした 「やあ!みんな!元気そうだね!ぶひっひー!」 肝井が教室に足を踏み入れた瞬間、教室中が凍りついた 今までの団欒ははたと止み、どの生徒の顔にも恐怖と嫌悪が混じりあったような表情が現れた もちろん肝井はそんなことには全く気がつかない。ひどく悦に入った様子で生徒たち一人ひとりの顔を見回している (ひひっ!本当にどうして2Aにはカワイイ娘ばかり揃っているんだ!このかわいい女たちが今から俺の…ぐひひひー!) 肝井先生はこれから起...
  • あやかハブり
    あやか短編の漫画化。夏休み。あやかはなぜか部屋に一人きりで居た。 ○1P ○2P ○3P ○4P ○5P ○6P あやかハブりその2
  • 戦う
    チャチャゼロ残酷編 序章 一人目 亜子編 二人目 ゆーな編 三人目 あやか編 六人目 チア3人組編 七人目 のどか編 八人目 千雨編 九人目 木乃香編 十人目 美空編(+心音) 十一人目 茶々丸編 十二人目 ハカセ編 十三人目 五月編 十四人目 真名編(+小太郎) 十五人目 さよ編  ネクストページ
  • コタロー
    と言っても学問には微塵も興味がなく、強い奴らがいるからという理由で転校してきた少し異質な少年なのだ。 もちろん勉強などする気も起きないので、授業中は空を眺めながら考え事をするのが日課になっていた。 彼は最近元気がない。 理由は三つ。同居人であるあやかの入院とネギの失踪、そして神楽坂明日菜の死だ。 一部の人間にしか知らされていないのだが、実は一か月前雪広あやかは謎の集団によって拉致されたのだ。 そしてその三日後、何事もなかったかのように帰ってきたあやかは、突然気分が悪いと言い入院してしまった。 医者の話によると、どこにも異常はなく、恐らく精神を病んでいるのだろうと話していた。 結局、誘拐犯も捕まえる事が出来ず、あやかに聞いても話をはぐらかされ、何も解決しないままこの事件は幕を閉じた。 そういえば、あやかの見舞いには神楽坂明日菜しか来なかったのは今でも疑問に思えてし...
  • ―チア3人組編第一話―
    切り裂かれた友情 謎の暴漢による、2人目の犠牲者。 それも武道の心得のある雪広あやかが、完膚なきまでに壊された―― 衝撃は、関係者の間をたちまち駆け巡った。 「もうッ、絶対許さないんだからっ! いいんちょまで襲うなんて!」 深夜の病院の廊下、収容されたあやかの病室の前。 集まっていた人々の中、分かり易く怒りを露わにしていたのは神楽坂明日菜。 この場に居るはずもない犯人を叩きのめさんとばかりに、ハリセンを振り回して怒る。 「俺のせいや……! 俺があんなこと言うたから、あやか姉ちゃんは……!」 拳を壁に叩き付け、怒りに震えるのは犬上小太郎。その彼を、長瀬楓が優しく抱きしめる。 「小太郎殿のせいではござらぬよ。そんなに自分を責めても仕方ないでござる」 「なあ、いいんちょの怪我って、ウチのまほーで治せへんの? 亜子ちゃんの傷も……」 恐る恐る言い出したのは、近衛木乃...
  • 茶々丸編―第一話―
    姉妹間戦争 ……少し、時間を遡る。 土曜の夜、美空たちが「破滅」と遭遇してしまっていた、ちょうどその頃。 暗い話題の続く麻帆良学園女子中等部の女子寮に、久しぶりに明るいニュースが飛び込んだ。 「亜子ちゃんが退院するですー!」 「明日の朝、寮に帰ってくるんだってー!」 騒ぎながら廊下を駆けてゆく小柄な姉妹。双子の鳴滝風香と、鳴滝史伽だ。 いつも陽気で、噂話も大好きな2人。この「明るいニュース」をみんなに伝えんと走り回る。 「あらあら、良かったわねぇ。あやかも早く元気になってくれればいいんだけど」 「……すまん、連日の『仕事』で疲れてるんだ。後にしてくれないか?」 「ふーん。良かったじゃん。亜子とはまたバンドやりたいな、美砂や桜子以外のメンバー探して」 「退院ネ……でも、西洋医学で何できるかネ? 匙投げただけと違うカ?」 「へー。ってことは亜子、月曜...
  • コメントログ2
    テステス -- (Y) 2006-10-21 04 28 02 不意打ちの阿部さんの登場に吹いた -- (名無しさん) 2006-10-21 12 47 38 アキラ惚れた! -- (名無しさん) 2006-10-22 11 36 52 感想アリガトウゴザイマス!このかのキャラがちょっと違う方向に… -- (Y) 2006-10-22 14 37 46 どんどん話が…アドバイスもお待ちしてますw… -- (Y) 2006-10-22 23 30 06 なに急にいい子になってんだよw>このせつ思いっきり「オラ斬りテェ!」とか言ってたじゃねーか。 -- (名無しさん) 2006-10-23 01 19 39 いきなりキャラが変わってワロタww -- (名無しさん) 2006-10-23 14 03 19 更新まだー -- (名...
  • いじめ
    「キャアアアアアだってw頭おかしんじゃねーの?」 「キャアアア。助けてネギ先生。」 「ハハハ!さすがショタコン。キモー」 奴等はここぞとばかりに一斉に明日菜に攻撃を仕掛ける。 しかしそんな罵声も今の明日菜には聞こえていない。 彼女の耳は例の爆発音が今もこだまするように鳴り響いている。 明日菜は泣いていた。 今までどんな事をされても拳を握り耐えてきた彼女が今、大粒の涙を流している。 「ハハハハ!うわぁ泣いてるよ~!」 「あのぐれーで泣くなよ、木偶の坊。マジ愉快www」 彼女たちは明日菜が泣いているのがよっぽど愉快だったのか。本気で大笑いをしている。 バンッ…!! え? 突然、重く渇いた音がクラス中から沸いて出てくる笑い声をいつの間にか打ち消していた。 それは間違いなく明日菜の背後で生まれた音であった。 明日菜は潤んだ目でゆっくりと背後を覗くと、私に爆竹を投...
  • 3-A総括
    【仲良しA組】 何故、2-Aから3-Aに進級する際、クラス替えが無かったのだろうか? それはあのクラスが、要するに掃き溜めだから。 もうこれ以上動かしようのない連中ばかりが揃った、学年内の問題児の掃き溜めだから。 何故、3-Aにはイジメがないのだろうか? それはあのクラスの面々が、要するに元・イジメられっ子だから。 イジメる側じゃなくて、揃いも揃ってみんなイジメられる側だから。 小学校の時点で問題起こして、先生に問題児と見られてた奴を、予めA組に囲い込んでおいて。 中学1年の早い時期に、問題起こした……というかイジメを誘発する奴らをA組に移して。 お陰で残りのクラスはかなり平穏。あんなバカ騒ぎする必要もない。 個々の連中を見ていくと…… 1番 相坂さよ。数十年前にイジメを苦にして自殺した女生徒。以来A組はイジメられっ子の掃き溜めに。 2...
  • 味方
    「おはようございます。…ってあれ?」 「「え?」」 突然、ネギの声が生徒たちの耳に入る。 生徒たちは一斉に時計に目を向ける。 時計はいつの間にか七時四十分を指していた。 当然普段ならばホームルームの時間だ。 が、そんな事を頭の中に入れていた生徒など誰一人いなかった。 あやかの予想もしない叱責のおかげでいつの間にか頭の中から消えていたのだ。 もちろん教室には爆竹の火薬臭が鼻を指し、おまけに明日菜と木乃香が涙を流しているという言い逃れが出来ない状態にある。 どう言い訳しても、もう逃げる事すら出来なかった。 あやかとの事情聴取により、大体の事情が読み取れたネギ。 ネギはあやかを席に帰し、ネギは教壇に立つ。 クラス全体がネギに注目するなか、ネギは生徒達に一言だけ言った。 「はい、それじゃあホームルーム始めます。」 普段同様、ネギはにこやかな笑顔でこう言った。 こ...
  • 第一話―のどかいじめ―
    「ねぇ、本当にやるの?」 「そうよ」  当たり前の様に言う。まるでそうするのが当然である様に。ランチを食べに行く様な感覚で。 「別に大丈夫でしょ、単なるイタズラだし。逆に男に慣れるってもんよ」 美砂が宮崎のどかの机の中に男の裸の写真を入れようと提案したのが昨日。どうやら美砂は、彼氏と喧嘩をした とかで鬱憤が貯まってたらしい。相当酷い喧嘩だったのか、理由は教えてくれなかった。 そういうわけで今、宮崎のどかの机の前にいる。他のクラスメートは部活に出てしまい、教室に残っているのは 美砂と私の二人だけだった。 「これでよしっと」  入れ終わったらしく、せいせいした顔つきになっている。一体何にせいせいしたのだろうか。 「どうして、本屋ちゃんなの?」  恐る恐る尋ねてみた。 「このイタズラが他の誰かに効くと思う?……あぁ、まぁいいんちょなら効き目ありそうだけど、『誰ですか、こんな ...
  • のどか編―第一話―
    深淵を覗き込む者は…… ――時間は少し、遡る。 あやかが襲われた翌日の放課後。チア3人組の凄惨なケンカが起きた、少し後。 暗くなってきた空の下、森の中に建つ小屋を訪れる人物がいた。 「す、すいませ~ん……。だ、誰かいませんか~~?」 ノックにも反応のない小屋の中を、恐る恐る覗き込む少女。胸に抱えた分厚い本。 宮崎のどか、だった。 この地上2階地下1階建てのログハウスも、初めてではない。勝手知ったるエヴァの家。 誰も居ないということは、みんな地下の『あの場所』に居るのだろうか……? 「……オイ、ヒトノ家ニ何ノ用ダヨ?」 「ひゃぁっ!?」 唐突に背後から声をかけられ、飛びあがるのどか。 咄嗟に振り返っても、相手が見えない。下に視線を下ろし、ようやく相手を視認する。 「ちゃ、チャチャゼロさん……!」 「ナンダ、読心術師ノガキカ。御主人...
  • ALL DEAD
    時計はすでに七時を指そうとしている。 カーテンは閉められ、部屋が蛍光灯で明るくなる。 その下で二人は静かに時を過ごしていた。 あやかはベットの上で起き上がり、本を読んでいる。 その横でパイプイスに座っている小太郎はなにか考え事をしながら下を向いていた。 「なぁ…、あやか姉ちゃん…。」 小太郎の声にしては覇気がない。 「なんですの?」 「…良い知らせと…、悪い知らせと…、すっごい悪い知らせがあんねやけど…どっちから聞きたい…?」 小太郎の様子から本当に悪い知らせだと察したあやか。 本をテーブルに置き、真剣に小太郎を見据えて言う。 「悪い順に聞きましょう。」 小太郎にとってみれば意外だった。 普通ならば良いほうから聞くところだが…もうすでに覚悟が決まっているようだ。 あやかの目の色が違う。 「分かった…。まず、すっごい悪い知らせは…クラスメート全員が死んだ…...
  • 第一話後編
    「ねぇ、美砂。謝りに行こうよ」 3時間目頃になって宮崎のどかは保健室から戻ってきたのだが、授業時間中は終始陰鬱な空気を纏っていた。 だから、放課後になって謝りに行くのは当然の事だと円は考えていた。 「はぁ?何で?」 「何でって……当たり前でしょ!あんな事やっちゃったんだから」 「だからぁ、言ってるじゃない。本屋ちゃんが全部忘れてくれればそれで済むんだって。ただの悪戯なんだから」 なんて身勝手な考え方だ。そう思わずにはいられない。美砂は全く悪びれる様子もなく続けた。 「双子とか美空が悪戯して、いちいち相手に謝ってる?たかが悪戯でそんな事してたらキリがないじゃない」 「本屋ちゃんは倒れて保健室にまで行ったんだよ!? どうしてそんな平気でいられるの!?」 「ならあんた一人で行ってよ。そんな偉そうな事言えるんだったら、出来るよね?私はもう無かったことにするから」 「無かったこと...
  • 監視
    桜子の言う通り、柿崎は駅の改札口の前で監視カメラのように歩いていく人々を観察していた。 他の連中がいないのは、おそらく途中で逃げたか面倒くさくなったのか。まぁそんなところだろう。 のどかは改札口の横で寂しく立っている柿崎に苦笑しながらも、行動を開始した。 のどかはまずわざと見つかるような場所に立ち、見つかった途端柿崎をおびき寄せるためわざと自分の後を追いかけさせたのだ。 おそらく逃げる弱者を追いかけ回し、捕まえてボコボコにするというシチュエーションに酔っているのか。柿崎は満面の笑みでのどかの後をつけている。 そんな柿崎を確認しながら、のどかはいつも人通りの少ない自転車駐輪所へと逃げ込んでいく。 この駐輪所はなんで造られたんだ?とみなが首をかしげるほど利用者が少なく、今では不良たちも近付かない危険な洞穴と化している。 中ではいけなきお薬が売買されている。指名手配犯がここで影を潜...
  • ゆーな編―第一話―
    考えない、という罪 「よーし、じゃあここはパーッと、『亜子を元気づける会』でも開こーよ!」 亜子の一件が伝えられた、その日の休み時間―― 授業が終った途端に大声を上げたのは、裕奈だった。 そのあまりに能天気な叫び声に、クラスが一瞬静まり返った後、ザワついた。 「ちょっと、ゆーな。流石にそれは……」 「元気づけてはあげたいけど、今は『パーッと騒ぐ』ような状況じゃないよね……」 「ノリだけで物を言うのはやめるです。もっと考えて発言しないと」 いくら普段は能天気な3-Aの面々でも、流石に騒いで良い時・悪い時くらいは分かっている。 呆れるような、責めるような周囲の声に、裕奈は拳を振り上げた姿勢のまま、固まってしまう。 「え? あ、そうか、えーっと……」 「クラスで何かしよう、というアイデアには賛成ですわ、明石さん」 そんな裕奈に助け船を出したのは、クラス委員長である雪広あ...
  • 木乃香編―第一話―
    善意の代償 最初の日の夜、和泉亜子の肌は切り刻まれた。 2日目の夕方、明石裕奈の魂は犯され、終わることなき自殺衝動に取り付かれた。 3日目の夜、雪城あやかは返り討ちに会い、両手両足をへし折られた。 4日目の夕方、柿崎美砂・釘宮円・椎名桜子は殺し合いを演じ、3人の仲は引き裂かれた。 同じく4日目の夜、宮崎のどかは怪物の心を覗き込んでしまい、心を病んだ。 5日目の夜、長谷川千雨は逃げ出そうとして、吊るされた。 ここまでで、8人。31人のクラスの、およそ1/4。 血と苦痛にみちた5日間のウィークデーが終わり、そして始まった土曜日の朝。 その日は未明から降り出した雨が、しとしとと降り続けていた。 分厚い雲が、朝日を遮る。 「…………」 麻帆良大学付属病院の、病室の一つ。 あの後、打ち捨てられていた所を巡回中の魔法先生に発見され、病院に収容された千雨。 懸命...
  • 給食が無くなった日
    なぜマホラ学園から給食制度がなくなったのか、今日はその経緯を明かそうと思う 今では生徒たちは各自お弁当を持参したり食堂に行ったりするが、つい最近まではマホラにも給食があった ある事件を発端に給食制度の完全撤廃が決定したのだった 事件ははネギがマホラに赴任する数ヶ月前、まだ明日菜たちが二年生になりたての頃に起こった 「ハァハァハァ…ひひひ…ひひっ」 ここはマホラ学園女子中等部の給食配膳室 一人の男が暗闇の中で息を荒げながらうごめいていた そう肝井太先生だ この肝井太という男は実に醜い男だった デブで不潔で陰湿なくせに、本人は全くその自覚がなく自分は女生徒に人気があると思っていた 本当に図々しい男だ 「フゥフゥ…2Aの給食はどれだ…?ハァハァ…」 肝井先生はどうやら2Aに配られる給食を探しているようだ 手にはなにやらペットボトルのようなものを持っている 「あぅ...
  • 遊ばれてたね。
    『残念。遊ばれてたね。』 美砂は変わってしまった。 美砂の眼には感情というものが籠っていない。 食事もロボットのように食パンをかじり牛乳を飲むの繰り返し。 なにを考えているのかもわからない。 一体何が彼女を変えてしまったのか。 そして事件は起こる… 「おはよ、美砂。」 静かに席に座っていた美砂に肩を叩いて声をかけたのは明日菜であった。 このとき明日菜は一瞬茶々丸と似た何かを感じたが、気のせいだと思いたいして考えることはしなかった。 美砂はうざったそうに明日菜の方を向いた。 「あんた、桜子と喧嘩でもしたの?今日も桜子私の部屋に泊まってきたけど。」 「別に…。」 「別にって事ないでしょ!一体何したのよ!」 「だから別にって言ってるでしょ!」 両手を机にたたき付け、明日菜を睨む美砂。 突然の事にクラス全員が目を丸くして二人を見ている。 「な、なによ!」 ...
  • 柿崎
    ピリリリ~♪ピリリリ~♪ 突然、教授の胸ポケットから携帯電話の電子音がなり、大袈裟に驚いてしまう教授 教授はその場で一回深呼吸をし、携帯を強引に取り抜き電話に出た。 「も、もしもし…」 「あ、明石教授ですか…。た、大変です!あ、あ、あ…」 「落ち着かないか!瀬流彦先生。」 瀬流彦のあの慌て方は明らかに異常である。 嫌な予感がした教授は電話を耳から放し、もう一度だけ息を深く吸い込んだ。 「で、どうしたんですか?」 唾を飲み、覚悟を決めた教授。 「…実は…」 向こうも覚悟を決めたようで、淡々と話しだした。 話によると瀬流彦は3ーGで授業をしていた所、突然耳に響くような悲鳴が聞こえ、授業を放り出して悲鳴の音源に向かって一目散に走り出した。 すると突然血の臭いが瀬流彦を襲い、嫌な予感と臭いによって起こった吐き気を必死で堪えながら、臭いの出所に向かう。 「ここだ…。...
  • 最後の6人
    最後の6人 前編 「――チェックメイトです、チャチャゼロさん。貴方は、やり過ぎましたです」 桜咲刹那。古菲。長瀬楓。朝倉和美。綾瀬夕映。那波千鶴。 真実に到達した、最後の6人。 夕映の言葉に、残る5人も深く頷く。 それぞれの立場から到達した、1つの結論。人形とその周囲に向けられた疑いの目。 生半可なことでは許さないという、強い意志がゼロたちに叩きつけられる―― ――桜咲刹那が真実を知ったのは、実にストレートな方法。つまり近衛木乃香本人から、聞いたのだ。 「お嬢様――倒れられた直前のこと、覚えてらっしゃいますか?」 「うん、覚えとるよー。で、ウチのこと『お嬢様』呼ぶんは、誰ー? お父様のトコにおった人なん?」 「……そう思って頂いて、構いません」 刹那の顔も声も忘れ、要領を得ない脱線を繰り返す木乃香。 しかし刹那は、辛抱強く話を聞いた。絶望に泣き...
  • あやかハブりその2
    ○7P ○8P ○9P
  • その2
    ある日の3-A 新田「今日は持ち物検査を3年全クラスで実施する。さぁ出席番号1番から教卓の前へ並べ」 一同「えぇー、聞いてないよそんなのー」 新田「つべこべ言わずに並べ!あっさよちゃんはいいぞ。私は透け透けしてるものが大好きだからな」 一同 ??? 朝倉(なんであいつ見えるんだ?) そんなこんなで始まった持ち物検査。 新田「明石、このブラジャーはなんだ。お前の胸にあってないじゃないか。没収」 ゆーな「はぁ、意味わかんないんですけど。返して下さい。」 新田「だめだだめだ、はい次」 ゆーな(はぁ氏ねよクソめがね) 新田「おい、この水着なんておいし…いや形してるんだ大河内、没収だ。」 アキラ「それ学校指定なんですけど」 新田「おお、そうか、つい。」 アキラ(何がついだよこの変態) ...
  • PART1
    ぶっちゃけ、後ろ盾である楓の了承さえ得てしまえば、他にこの2人を庇う奴は居ない。 武闘派の楓を本気で敵に回す覚悟のある者は、まず居なかったと思われるのだが。 「拙者もあの2人の幼稚さには、いい加減うんざりしていたでござるよ。  助けを求められても煩いでござるし……拙者が週末に出かけてる間にでも、〆ておいて頂けぬかな?  ああそうそう、殺すのだけは勘弁でござるよ。死人が出ると証拠隠滅が面倒でござるからな」 そう言って楓はあっさり山篭りに向かってしまった。週末でヒマなみんなは一斉に双子を取り囲む。 とりあえずオーソドックスに殴る蹴るの暴行を加え始めたのは、運動部4人組。 「いくで~、サッカーボールキーック!」 「あはは、腹パンチ腹パンチ!」 「あ、逃げちゃダメだよ~! ほら、首にリボンかかると苦しいでしょ? ついでだし、もっと締めちゃえ☆」 「…………無駄だよ。逃がさ...
  • 木乃香編―第二話―
    ――エヴァの家の地下に、閃光が満ちる。 『外』の時間で1時間。『別荘』内の時間で、丸1日。それが、『別荘』の使用単位。 フラスコに封じられたミニチュアを囲むように光が生じて、次々に人影が出現する。 ネギ。木乃香。茶々丸。チャチャゼロ。そして、エヴァンジェリン。 「……どうやら、まだ雨は降り続けているようだな。全く、鬱陶しい」 「こんな時間から修行に付き合ってもらってありがとうございました、師匠」 「ありがとな~。次の集合はいつもどおり、夕方やったっけ」 「ああ。面倒くさいが、約束だからな。仕方あるまい」 一階への階段を上がりながら、エヴァとネギ、木乃香は言葉を交わす。黙ってついていく従者2人。 「ほなら、一旦解散やな~。ネギくんはこれからどうするん?」 「僕はこの後、魔法先生と魔法生徒の会合があるんで、そっちに行かないと」 「ああ、そう言えばせっちゃんも言うとったな。...
  • 投稿漫画コーナー
    気軽にうpしてね! ~うpの仕方 ①右上のバーの中に"アップロード"という項目があるのでそれを選択 ②参照を押してうpしたいファイルを選択、選択したらsubmit ③"このページを編集する"を選択 ―明日菜いじめ ―あやかハブり―あやかハブりその2 ―人気投票結果発表記念漫画?
  • ゴキブリ2
    美砂、桜子、円の三人から少し離れた場所、ハルナ、夕映、のどかの三人がいた。 いつもはなんてことない会話に花が咲き、楽しい 帰り道もこの日は違った。 夕映「元気出すですハルナ。うちのクラスの連中のあのような行動はいつものことです。 きっと二、三日もすれば忘れるです」 のどか「そうだよハルナー。それに何かあっても私達がいるでしょ?あんまり頼りにならないかもしれないけど」 ハルナ「うん…ありがと二人共」 ハルナはできる限りの笑顔を作って答えた。 今の私はちゃんと笑えているだろうか。 いつもの私みたいに気丈に………気丈に? 私はそんなに強かっただろうか…。小学生時代の思いでがハルナの脳裏をよぎった。 いつも同じ光景しか浮かばない。クラスメイトに囲まれ、真ん中で泣いている自分。周りから聞こえてくる罵声。 何かしたわけではないのに引込思案でクラスメイトに馴...
  • チア3人組後編
    身体の発育の良さとは裏腹に、どこか幼さの残る天真爛漫なムードメーカー、椎名桜子。 背伸びもしたいお年頃、色々と経験も豊富なグループのまとめ役、柿崎美砂。 暴走しがちな2人に溜息をつきつつ、それでも後からついてくフォロー担当、釘宮円。 3人はなかなかにバランスの取れたグループなのだった。 時には他のクラスメイトも集団に加わったが、しかしこの3人がバラけることはまずない。 授業も。休み時間も。トイレに行くのも。部活も。寮も。休日も。何をするにも、3人一緒。 それだけに―― 3人はそれぞれに、溜め込んでいるモノがあった。我慢しているモノがあった。 いくら仲が良くとも、小さな不満はある。小さなストレスはある。 それらが、日々のちょっとしたケンカで解消されていけば、問題はないのだが…… しかし、1つでも歯車が狂ってしまえば。仲が良かった分、その反動は……! ――女子...
  • 新田のわくわく持ち物検査
    ある日の3-A 新田「今日は持ち物検査を3年全クラスで実施する。さぁ出席番号1番から教卓の前へ並べ」 一同「えぇー、聞いてないよそんなのー」 新田「つべこべ言わずに並べ!あっさよちゃんはいいぞ。私は透け透けしてるものが大好きだからな」 一同 ??? 朝倉(なんであいつ見えるんだ?) そんなこんなで始まった持ち物検査。 新田「明石、このブラジャーはなんだ。お前の胸にあってないじゃないか。没収」 ゆーな「はぁ、意味わかんないんですけど。返して下さい。」 新田「だめだだめだ、はい次」 ゆーな(はぁ氏ねよクソめがね) 新田「おい、この水着なんておいし…いや形してるんだ大河内、没収だ。」 アキラ「それ学校指定なんですけど」 新田「おお、そうか、つい。」 アキラ(何がついだよこの変態) ...
  • PART3
    「ゴメンね、助けに来るのが遅れて。いやみんなの監視が厳しかったからさー♪」 既に一度、図書館組に騙されている双子は最初は半信半疑だったが、話を聞くうちにその表情が変わる。 美空が言うには―― 今の傷ついた双子の姿を先生にでも見せれば、教師たちが介入して今の状況を覆してくれるだろう。 ただ、口先で「双子がこんな目に遭わされている」と言っても、簡単には信じてもらえないだろう。 かといって、双子をこの武闘派生徒も加わった監視の目から普通に連れ出すのは、なかなかに困難だ。 いくら美空が俊足でも、双子2人を抱えてこの包囲は突破できない。 そこで、美空の連れてきたココネが役に立つ。 一瞬でいいのだ。扉の外に立つ監視役を一瞬だけ欺ければいいのだ。 幸い、ココネは2人と背格好が良く似ている。修道女のベールをすっぽり被せれば、あるいは。 見張りに気付かれないよう、代わりにココネがこの場に...
  • ページ1
    ネギ「・・・・というわけで今日から一年間よろしくおねがいします。    担当は保健体育です」 いいんちょ「(あら、かわいらしい先生☆)こちらこそよろしくですわ」 ネギ「(きれいな娘だなぁ、うへへ)ありがとう、君は確か雪広君だね?」 いいんちょ「もう名前を覚えていただけているなんて!光栄ですわーー!」 ネギの手をとるいいんちょ ネギ「(俺ってモテモテ~)うへへへ」 いいんちょ「きゃ・・・(手汗が気持ち悪いですわ・・・)」 ネギ「では出席をとります(品定めっと♪)、すんすん、はい明石君」 ゆーな「はい」 ネギ「(まずまずか・・・教授の娘はやばいな)すんっ、朝倉君」 朝倉「はいは~い(いちいち鼻すすって気持ちわりぃな~)」 ネギ「(いい乳してるな)え~綾瀬君」 ゆえ「はぁーい」 ネギ「(髪型が無理)すんっ、和泉君」 あこ「はい」 ネギ「(コイツはおとせそうだ・・・...
  • 給食の時間
    肝井先生プロフィール 給食が無くなった日 あやか散華 重力下の朝倉
  • 真名編―第二話―2
    「な――!」 唐突に大地に飲み込まれて消えた小太郎に、ライフルを構えていた真名も息を飲む。 真名の位置からは、何が起こったのかよく分からない。藪と下草に隠され、直接は見えない。 ただすぐに直感したのは、この場所が既に敵の掌中にあるということ。 「そういえば五月の荷物も足跡もなかった……迂闊ッ!」 真名は己の判断ミスを呪う。呪いの言葉を吐きながら、狙撃体勢を解いて周囲を見回す。 森の中にぽっかり開いた小広場、そこに倒れていた五月。 しかし考えてみれば、五月がこんな場所に来る理由はない。襲われたにしては持ち物もない。 他の場所で襲われ、無力化され、ここに運ばれてきたと見るのが妥当だ。 ……何のために? 決まっている。真名や小太郎のような巡回中の「誰か」を惹きつけるためだ。 罠に誘う、餌とするためだ。 準備万端整えて誘い込み、巡回の者たちを返り討ちにするためなのだ。 ここ...
  • ―くーふぇいじめその2―
    from更衣室 くー「いやーいい汗かいたアル♪ネギ坊主の言った通りスッキリしたアルな♪」 ゆーな「…さい」 くー「?」 ゆーな「くーちゃん汗臭いわ…」 くー「え…?ご、ごめんアル!ナハハ」 柿崎「ほぉーんと!くっさいなぁ、吐きそう!」 くー「あ…ぁ、あ!エイトフォー貸~して♪」 シューーーッ… くぎみん「あーっ!私の勝手に使わないでよ!この暴力女!」 柿崎「うわっ…最ッ低!」 くー「ごめん…アル…」 くぎみん「めっちゃ減ってるし…キモ…」 くー「…。ごめ…ん…」 あやまる回数が増えてきたくーふぇ。危険危険危険! 教室に戻ってきた3-A一同。 しかしくーふぇに話しかける者は誰もいなかった…。 ざわざわ… くー「(次はネギ坊主の授業アルからきっと皆の機嫌も…)」 ガラッ ネギ「はーい、授業を始めますよー」 いいんちょ「きりーt(ry」 数...
  • 出席番号別短編
    ネギ・スプリングフィールド 相坂さよ    明石裕奈 朝倉和美?    綾瀬夕映 和泉亜子    大河内アキラ 柿崎美沙    神楽坂明日菜 春日美空    絡繰茶々丸 釘宮 円     古菲 近衛木乃香   早乙女ハルナ 桜咲刹那    佐々木まき絵 椎名桜子    龍宮真名 超鈴音     長瀬 楓 那波千鶴    鳴滝風香 鳴滝史伽    葉加瀬聡美 長谷川千雨   Evangeline. A. K. McDowell 宮崎のどか   村上夏美 雪広あやか   四葉五月 Zazie Rainyday その他
  • 龍宮神社へようこそ!
    このページは漫画サロン板の 魔法先生ネギま!・罪を逃れて笑う真名 http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1146887957/ に投下されたSSの保管庫です。 …序章 聖なる空の下で …1部 蛙の面に小便 ロッカールーム …2部 男はつらいよ スタローンの二の腕 …TRAGET1 大河内アキラ 八四事件 ―AKIRA― …インターバル1 深夜0時 …TARGET2 早乙女ハルナ 狂犬 OMOIDE IN MY HEAD 火病 …TARGET3 綾瀬夕映 モルデス …TARGET4 宮崎のどか 宮崎のどかの憂鬱 …インターバル2(クラスメートの秘密) Ass hole …TARGET5 チア3人組 またさきディルドー 狩り―ハンティング― ゆえとの...
  • それは、愛
    それは、愛 ――少年の意識は、白い光の中に浮かんでいた。 心地よく、疲れを癒してくれる淡い光。どこまでも広がる、霧に包まれたような世界。 地面も、天井も、壁もなく。静寂に満ちた虚空に浮かびながら、少年は思う。 「僕は……眠っているんですね。これは、夢なんだ」 夢を夢と自覚しつつ、少年は目覚めることができない。 まだ、目覚める時ではない。 少年は思う。これまでのことを、思い出す。 最初の日の夜、亜子が病院に収容された、というニュースを聞いたのが初めだった。 2日目、裕奈が初めてのリストカットを行い。 3日目、雪広あやかが犯人に襲われ、手足と心に深い傷を負った。 4日目、チアリーディングの3人は、何か深刻なケンカをしたらしい。それぞれに傷を負い、友情は裂かれ。 同日、ネギは様子のおかしいのどかと、エヴァの家の前で遭遇。以来彼女は引き篭もり...
  • 毛深いダダ2
    他のアウトサイダー達が工作している間、龍宮も忙しく活動していた。 まず、他の人間を陥れる悪魔の香水を製作するため、大浴場のサウナに入り、 自らの腋流れる汗を採取する。その後、長谷川に情報をたらし込んだ。 葉加瀬はサナダ虫持ち、村上はカンジタ、四葉はまたずれ、那波はキャバ嬢、超は薬の売人… さらに、以前入手した那波のニャンニャン写真を渡す。これで時期、朝倉が勝手に始末してくれるだろう。 問題はそれ以外の攻めにくい生徒達である。神楽坂、楓、茶々丸、刹那… なかなかしっかりした連中だ。しかしまず狙わなくてはならないのは、 クラス内で発言力のある雪広あやか、学園長の孫娘である近衛木乃香だろう。 この2人の一声で、龍宮の計画が破たんする恐れがあることに気付いたのだった。 最近では、ネギが雪広と真面目な顔で話しているのをよく見かける。 責任感の強い雪広のことだ、かならずクラス...
  • 笑【えがお】
    ガラッ 担任であるネギ・スプリングフィールドが教室に入ってくる。 ネギ君はこのクラスの真実を知らない。いや、ネギ君だけではない。桜咲刹那も何故かこの事を知らないのだ。 聞く所によると、このかが土下座までして超に頼んだらしい。 自分は裏で好き放題やっているくせに、隠す所はちゃんと隠す。 だから私はあいつが嫌いだ。 いや、このクラスであいつの事を好きな奴なんていないだろう。 「実は昨日、近衛木乃香さんがお亡くなりに…」 え? 私は自分の耳を疑った。 木乃香が死んだ?死んだ死んだ死んだ芯だ新だ臣だ秦だ信田死んだ ハは刃羽覇HA把ha ざまぁみろ。天罰が下った。あの女狐につ、ついに…、ついにぃぃ天罰がぁ! 私は奥から込み上げる笑いを必死に押え付け、悲しみにうちひしたような顔をしてみせた。 周りを見ると、クラス全員が悲しそうな顔をしていた。 それを見ていると...
  • 奏【アルペジオ】
    話は変わる その日の夜、柿崎は独りベランダで物思いにふけていた。 部屋には円がベットに寝転がっている。 「…ねぇ、円。」 柿崎は夜空を見上げ、オリオン座をじっと見つめている。 「…珍しいわね。あんたから話しかけてくるなんて…。」 円は起き上がり、ベランダにいる柿崎を横目で冷ややかに見つめている。 「私ね…」 「え?」 時が止まった。 「それでは朝のホームルームを始めます。」 流石に二日も経てば生徒達も落ち着いてきたようだ。 ネギの話も聞かず、互いに話している人もいれば、自分の世界に入ってしまっている人もいる。 「はいはーい!皆さん、今日は皆さんにお知らせがありまーす!」 ネギは両手をパンパンと叩き、ベクトルをネギに向けさせる。 「えなになに?」 数人の生徒が目をキラキラと輝かせてネギを見た。 ただいつも先頭に立って騒いでいた桜子が興味を示さなかったのが気になるが… 「ではどうぞー!」 ガラ...
  • 桜咲
    ガンドルフィー二は図書館島へとむかう道を独り歩いている間、一連の不審な事件について考えていた。 近衛このか、並びに雪広あやかの事件。エヴァンジェリン、絡繰茶々丸、ネギの失踪。あまり知られていないが、あの古菲の退部。そして神楽坂明日菜の自殺。 全てが一本の糸に繋がれた事件のような気がしてならない。 「あ、こんにちはガンドルフィーニ先生。」 ―え? 突然、聞き覚えのある少女の声が彼の耳に入る。 目の前にいたのは、問題の3ーAの生徒 桜咲刹那 そういえば彼女は烏族関係のことで京都の詠春の所へ出張に行っていたことを思い出したガンドルフィーニ。 「ああ、刹那くんか。いま京都から帰ってきたのかい?」 「はい。…先生は今からどちらに?」 「いや、ちょっと図書館島に…」 ガンドルフィーニは少し考え、なにかひらめいたようであまり見慣れない笑顔を刹那にむけた。 「刹那くん...
  • もるです…Act2
    このか「せっちゃ~ん」 刹那 「はい…なんですか…?」 このか「私なぁ、大好きなせっちゃんの為にプレゼントがあるんや」 刹那 「私に…?あ、ありがとうございます!」 このか「ほら明日菜、はやくはやく」 明日菜「はいはい…よっ、と」 ドンッ 刹那 「え…?これ、なんですか?砂…?」 このか「ぶっぶー。これはなぁ、鳥用のトイレや」 刹那 「……」 このか「さすがにこんな大きいのは売ってなかったからなぁ、大きい洗面器     にトイレ用の砂を敷き詰めたんやよ~」 刹那 「…………」 このか「ほら、せっちゃんが人間のトイレ使うのって違和感あるやろ?     それにみんなせっちゃんの使った後のトイレは使いたくないんやてwwwwwwwww」 刹那 「…………」 このか「じゃあ今日からせっちゃんのトイレはこの教室の中とせっちゃんの部屋やか...
  • くーふぇ虐待2
    ピーーーーーー!! 古の応援も空しく、試合終了のホイッスルが鳴った。日本の優勝だ。 古「うっ・・・・ううぅ・・・・うわああああっ!!」 その場に崩れ落ち、肩を震わせて泣く古。 4-Aの生徒はその古の姿に何も出来ず、何も言えなくなっていた。 …ただ一人を除いて。 このか「加油?やっぱ、あん時燃やして欲しかったんか?ほーら油やえー」 …そこには真夏には不似合いな巨大な灯油缶を持ったこのかがいた。 このか「ほーれ加油、加油!」 びしゃ・・・・びしゃ・・・・ 灯油缶を振り回し、古に中身を浴びせかけようとするこのか。 古「や、やめてヨ!」 動き回る古を追いかけるが、灯油缶が重いので、このかはよろけながらロビー中に灯油を撒き散らす。 アスナ「ちょwwwこのか、思いっきり私たちにもかかってるから」 このか「逃げるんやない!せっちゃん。押さえつけて!」 刹那...
  • ハルナ編―第二話―
    最初に襲われたのは亜子。続いて返り討ちにあったらしいあやか。 千雨が3番目で、4番目が五月。そして昨日の夜中に鳴滝姉妹―― 一般の生徒が知る「襲撃事件」は、これが全てである。合計、6人。 全て夜中に、寮の外を歩いていた所を襲われたと見られている。 だが、明らかにおかしな「不幸な偶然の一致」が、他にもいくつもあった。 入院した人間が2人。病院の世話になったのが2人。病院にも行かなかった怪我人が3人。 「事故に遭って両足切断の怪我を負った」と説明されている美空。 「急病を発症し関係者以外面会禁止」という処分の続く木乃香。 「ライフルが暴発・破片で目に怪我を負った」と言い張る真名。 「実験中にビームに誤射されて片腕を失った」という聡美。 未だ詳しいことを語らないが、その様子から凄惨なケンカを演じたと噂される美砂、円、桜子。 以上7人の病人・けが人の上に、精神の調子を乱...
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  • 早乙女ハルナ
    1/2 のどか「ねーねーパル~」 ハルナ「ん?なんか用?」 夕映「私たちでパルにかわるハルナにピッタリのあだ名を考えたです。聞いてくれませんか?」 ハルナ「いいよ、いまさら。パルがあるし」 このか「まあ、一応考えたんやし、聞くだけ聞いてぇな。」 ハルナ「しょうがないな…。で、例えば?」 夕映「フジョ(腐女)」 のどか「ゴキブリ」 このか「BL」 ハルナ「あだ名じゃなくて悪口じゃん。」 2/2 腐女「もっとマシなのないの?」 夕映「仕方ないですね。ならこれなら気に入ると思います。」 のどか「キモ子」 夕映「ウザ実」 このか「死ね」 ゴキブリ「何?私っていじめられてるの?しかもなに?死ねって…。」 のどか「せっかく私たちがパルの…、腐女のために一生懸命考えたのに……シクシク。」 このか「あ~ぁ、泣かしてもうた。」 夕映「最低ですね。」 ウザ実「...
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