猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)内検索 / 「嘘つき兎が召使いの物語§外伝2」で検索した結果

検索 :
  • 嘘つき兎が召使いの物語§外伝2
    嘘つき兎が召使いの物語 外伝第2話 7月7日が、着々と近づいてくる。 「んえ? たなばた?」 「そう、七夕。そんな風習を聞いたことはないですか?」 ここは極寒の地、ウサギの国アトシャーマ。 夏でも冬でも猛吹雪が吹いておかしくない、四季のカケラもないこの国にも、やはり月日は巡っていく。 7月7日……人間の世界では、織姫と彦星が出会って、なぜか皆して願い事を唱える、不思議な風習が行われる日。 「う~ん……聞いたような気がするけど、よく覚えてないなぁ。ヒトの文化ってあまり気にしたことないし」 そう言って、裸の身体をすり寄せてくる。 現在位置はベッドの中。彼女は再戦可能。僕は回復が追いついていない。 「犯される」と思ったときには既に犯されている。 それがウサギを相手にすることなのだと、この身をもって実感したのはいつの日か。 「一年に一度しか会...
  • 嘘つき兎が召使いの物語
    嘘つき兎が召使いの物語 最終更新日 : 2009年07月20日21時43分30秒 【作者】:嘘つきの人 ◆38qnEzohvY 【舞台】:兎の国アトシャーマ 【作風】:えろえろ おばか 【注意】:百合。変態。主従逆転。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 1話 マシロ×ユーヤ「嘘つき兎が召使い」 25KB 2話 マシロ×ユーヤ「ウサギの飼い方」 23KB ―― サイドストーリー ―― 外伝1話 クー×マシロ「生臭い贈りもの」 10KB 外伝2話 マシロ×ユーヤ「ねがいごとひとつ」 5KB メイン登場人物 一行紹介マシロ … ウサギ♀。魔女だけど色狂い。暴力的な色欲の持ち主。 クローディア … ウサギ♀。マシロのお目付け役。冷静なようで意外と頭の中はラヴい。 ユーヤ … ヒト♂。マシロに買わ...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§外伝1
    嘘つき兎が召使いの物語 外伝第1話 ここ兎の国アトシャーマにも、バレンタインデーらしき風習はあったりする。 元をたどれば、どこの国にも1年に1回くらいある親しい人に贈り物をするごく普通のイベントだったのだが、 猫国からの商業主義の波が到達してしまったことで、いくらか現金な風習となってしまった経緯がある。 「お嬢さま、もう少し火を強めますか?」 「う~ん。このままでだいじょうぶかな」 早朝、台所にて何やら調理をしているウサギが2人。小さいほうがマシロ嬢。大きいほうが従者のクローディア。 二人してお揃いの花柄エプロンを身につけ、コンロの前で何やら白い液体を煮詰めていた。 そして漂う“クリの花”の香り。 「ふぁあ……いいにおい……」 もはや漂うというよりもあたりに充満していると表現するほうが正しいくらいだが。 マシロは木ベラを手に、白くどろっ...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§1
    嘘つき兎が召使いの物語 第1話 ウサギに対しての、こんな言葉を耳にしたことがありますでしょうか。 「兎は淫乱……って本当?」 私の友人に猫国出身のかたがいらっしゃいますが、そのかたの御友人がそんなことを言いました。 もちろん面と向かって言われたわけではありません。 本人は内緒話のつもりだったようですが、さすがにあれほど大きな声で話されたのでは聞きたくなくても耳に入ります。 なにせ私はウサギですから。耳が良くて性風俗に寛容で。 その人の言うとおり『淫乱』というのもあながち間違いではありません。 だから私はこのように口を挟んでしまったのです。 「お言葉ですが……あなたは、あなたが好きな人を愛してあげる時間を持たないのですか?」 私には愛すべき人がたくさん居るだけです。猫のかたには理解していただけないかもしれませんが。 ……たくさんの人を愛するこ...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§2
    嘘つき兎が召使いの物語 第2話 お父さん……お母さん……いまごろどうしてるのかな。 僕がこっちの世界に落ちてきて、もうすぐ3ヶ月。 そのあいだ売られたり買われたり調教されたり……けど、やっと腰を落ち着けることができました。 今の僕のご主人さまは、ウサギの国に住むウサギのお嬢さまです。 「ご主人! えっちしよっ! おま○こっ! おま○こしよっ! おま○こしてあげるっ!」 ……の筈なのに、なぜか僕のほうがご主人さまになっちゃいました。 手続き上の手違いらしいです。 訂正にも時間がかかるとかで、今はそのまま僕が主人のまねごとをしています。 「あっ……もしかして今日は、おま○こじゃなくて、おくちのほうがいいのかな?  じゃあ、私のおくちま○こ、いっぱい味あわせてあげるね」 兎も角そんなアクシデントはあったけど、お嬢さまはとても可愛いし、 周...
  • 長編SS一覧(メイン)
    最終更新日 : 2015年11月02日02時06分21秒 全ての連載が何らかの形で性的描写・官能表現・18禁要素を伴います。 必然的に「猫耳(少女&少年)」「獣人(ケモ)」「人外」属性の作品がほとんどです。 連載名をクリックすると専用ページに飛びます □ 新規作品       : ここ3ヶ月以内に開始された新規の連載小説&単品小説 □ 連載&完結長編 : 好評連載中、あるいは既に完結(?)した長編連載 □ 新規作品(-) 初出 メイン 作者(敬称略) 総文量 最終投下 カラス 18=646 カラス ◆US7whhBFyg -kb 13/12/31 ウラオモテ異界帳 19=92 蝶 - -kb 14/11/16 □ 連載・完結長編 初出 メイン 作者(敬称略) 総文量 最終投下 こちむいシリーズ 1=29 ネコ こちむい(=あしたら) 500超 あしたらシリーズ ...
  • 過去ログ保管庫
    過去ログ保管庫 最終更新日 : 2015年08月07日02時26分17秒 本スレ過去ログ 猫耳少女と召使いの物語   (03/02/21 ~ 03/12/25) 猫耳少女と召使いの物語2  (03/12/17 ~ 04/08/14) 猫耳少女と召使いの物語3  (04/08/16 ~ 05/03/07) 猫耳少女と召使いの物語4  (05/02/21 ~ 05/05/14) 猫耳少女と召使いの物語5  (05/04/13 ~ 05/08/05) 猫耳少女と召使いの物語6  (05/07/07 ~ 06/02/04) 猫耳少女と召使いの物語7  (06/01/06 ~ 06/06/27) 猫耳少女と召使いの物語8  (06/05/17 ~ 06/09/17) 猫耳少女と召使いの物語9  (06/09/17 ~ 06/10/25) 猫耳少女と召使いの物語10 (06/10/25...
  • トップページ
    猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎) 携帯から閲覧する場合はこちらからどうぞ 【ご注意】 ここは2ちゃんねる(PINKBBS)エロパロ&文章創作板に存在する オリジナルシチュエーション(非2次創作系)スレ、 『猫耳少女と召使いの物語』スレのSS保管庫です。 成人向け表現を含むため、 18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います。 ■現行スレ:猫耳少女と召使いの物語20 ■避難所:猫耳少女と召使いの物語 避難所その6 ■設定資料集:半公式ファンサイト(更新停止中) 『猫耳少女と召使いの物語』スレについて簡単に説明すると、 複数の書き手によるシェアワールド(同一世界観での共作)形式の 剣と魔法(と一部科学と機械も)の異世界迷い込み型ファンタジー小説のスレで 猫耳少女や犬耳少年、及び見た目ワーウルフやリザードマンな獣人達と 「現代地球の日本」他から孤...
  • 次スレテンプレート
    次スレテンプレートです。 ※1 InternetExplorerで表示させている場合、 コピーすると改行が増えてしまうことがあるようです。 貼り付け時に、一度メモ帳などにコピーして改行を確認するよう注意してください。 ※2 このWikiの対SPAM機能の都合、URLは全て先頭h抜きになっています。 投稿時、必要そうなところにはhを付けて下さい。 たぶんwikiとかはh付けて平気 ※3 保管庫アドレス、避難所スレ、前スレは修正済み。ろだの「非常用」も外しました。 猫耳少女と召使いの物語19 ここは人間の住む世界とはちょっと違う、ケモノ達の住む世界です。 周りを見渡せば、そこらじゅうに猫耳・犬耳・etc。 一方人間はというと、時々人間界から迷い込んで(落ちて)来る程度で数も少なく、 希少価値も高い事から、貴族の召使いとして重宝がられる事が...
  • 画像保管庫
    画像保管庫 最終更新日 : 2008年12月22日01時10分35秒 避難所や本スレ等に投下された 【猫耳少女と召使いの物語】スレ関連の絵や地図などの画像類を集積する場所 ファイルアップロードはページ下部のメニューからどうぞ 行方不明集めてます 世界地図 大陸全体図(予想図)1 (本スレ9th-228) 大陸全体図(予想図)2 (本スレ11th-16) 大陸全体図(予想図)3 地図(絵板30/◆9DPXnINqecA氏)
  • 悪魔な召使い
    悪魔な召使い これは、ネコの国の都からちょっと離れた小さな街の物語.... 「今日も良い天気だ!」 勢い良く開いたカーテンの向こうには空高く登って輝く太陽。やたら眩しいのはきっと気のせいだ。 昨日の夜も3時まで営業していた酒場のカウンターには、空いたグラスとか瓶が放置されている。 これを片付けるのは全部僕の仕事。多分まだご主人様は起きてこない。 「よっこいしょ」 椅子に登ってそっと割らない様に集めては流しへと運び込む。 出来るだけ音を立てないように、ちょっとだけ時間減速魔法を使うのは最近気が付いた便利な裏技だ。 試しに使った時はご主人様も驚いたけど、でも僕の正体を知っちゃうと、何も言わなくなった。 あ、そうそう。自己紹介がまだでした。 僕はメグス。フルネームはメンドクサイから省略ね。 魔界でも有名なメフィスト13世記念大学の付属学校で優秀生徒クラスに居たんだよ。 ちょっとだけ自慢してゴメ...
  • こちむいシリーズ
    こちむいシリーズ 最終更新日 : 2009年03月31日20時52分15秒 【作者】 : こちむい(=あしたら) 【舞台】 : 大陸中央、ネコの国の王都シュバルツカッツェの王城 【作風】 : えろえろ&どろどろ&らぶらぶ 燃え戦闘(出会い編) ほのぼの(なぜこち) 【注意】 : 百合、ガチ801、ロリショタ多し。女体化&ふたなりも一部に。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 本編 こっちをむいてよ!! ご主人様 (完結) -- 01話 マナ様×ぼく 30kb 02話 マナ様×ぼく(ふたなり&女体化) 28kb 03話 マナ&ユナ×ぼく(複数プレイ) 41kb 04話 リナ様×ぼく 45kb 05話 マナ様×ぼく 38kb 06話 マナ×ミルフィ(ふたなり&百合) ソラヤ×ぼく(801) ...
  • 獣人召使いの下僕日記
    獣人召使いの下僕日記   唐突にこんな事を言うのもなんだが、オレは恵まれている。 まず第一に、頭がいい。地元の学校じゃ主席だ。 第二に、猫人に生まれた事だ。オレは猫人で良かったと、常日頃から思っている。寿命も長くて商才に長けて魔法の素質も高い。言う事無しだ。 第三に、生まれがいい。地方の領主の中じゃ、かなり有力な家柄の生まれだ。 第四に、オレは美形だ。マダラではないが、オレの美しい毛並みと、絶妙なキジ模様の配色は、誰もが羨む。   そして何より、オレは魔法に関してかなり天才的だ。 20を超える頃には、そこらの自称魔法使いのヘッポコどもとは、比べ物にならないくらいになっていた。 40をようやく超えた今では、猫国の中でも上位500人くらいには入るだろう。 ……上位500人で何が嬉しいとか言うな。 オレはまだ若い。これからもっともっと、ドンドンと魔法の腕も上げていく。 最後には、王家の婿養子に...
  • 外部SS一覧(メイン)
    最終更新日 : 2014年12月30日01時53分18秒 『スレ以外の外部ツール利用について』 スレ以外の外部ツール(自分のHP、小説家になろうなど)に投稿することも可能です。 その場合の注意点は以下の通り。 『猫耳少女と召使いの物語』スレがネタ元であることを明示してください。 スレに投下したものを他の場所へ転載する場合、書き手本人がスレか伝言板に一言かけてください (無断転載防止のため) 非エロ作品であっても18禁設定にしてください。 推奨タグ は『こちむい』『シェアワールド』です。 こちらの連載は何らかの形で性的描写・官能表現・18禁要素を伴う可能性があります。 必然的に「猫耳(少女&少年)」「獣人(ケモ)」「人外」属性の作品がほとんどです。 連載名をクリックすると外部ページに飛びます □ 新規作品       : ここ3ヶ月以内に開始され...
  • なぜなにこちむい03
    なぜなにこちむい!! からだのヒミツ III  召使いがいい感じにとろけてきたので、マナは召使いから視線を外し、 ギャラリーに振り返りながら言う。勿論指は小さく蠢かせ続けているままである。  「リナ、前立腺ってどこにあるか知ってるかにゃ?」  不意に話を振られた赤毛のネコ姫は目を白黒させる。  「う・・・あ・・・あのその・・・」  「膀胱の真裏で、尿管と射精管が合流する付近にあるんですの――っ!」  医療系の副業をしているユナがすかさず言う。  「そうにゃあ、膀胱の下にあるからこうやってアナルに指を入れて体の内側からじゃないと 前立腺を触ることが出来にゃいにゃ・・・まずは指をズンズンしやすいように入り口をよ~く こうやって慣らしとくにゃ・・・」  「うっ、ひあっ、あっあっ・・・」。縛り付けられる召使いは反応よく、炙られるように 体を蠢かせる。マナは指の締め付けを痛いほどに感じながらユナに言...
  • なぜなにこちむい02
    なぜなにこちむい!! からだのヒミツ Ⅱ      全裸のぼくをあっという間に応接テーブルにくくりつけるリナ様。ご主人様は自分の寝室兼、 作業室から怪しげな測定器具を用意してくる。ユナ様も部屋から飛び出て自室からなにやら 小さな箱を抱えて持ってくる。ご主人様の部屋の怪しげな機械がぼくの領域のはずの手狭な 応接室に侵食してきて怖気をふるうぼく。  「やあっ!!  は、離してくださいっ!! 恥ずかしいですっ!」  足をバタつかせようにもその足をしっかりとロープで括ったのは縛縄術も堪能なリナ様なので まったく動かせず、かつ手足の血流も止まってない。  「まずは脳波計を付けとくにゃあ、おまえの感度がばっちりわかるようにと・・・それと、後で 愉しむため・・・じゃなかった、目隠しして余計な感覚をカットしておくにゃ・・・」  とぼくの頭に新興宗教っぽいコードのついたバンダナをおでこに巻くご主人様。そして...
  • こっちをむいてよ!! ご主人様10
    こっちをむいてよ!! ご主人様 第10話      大晦日のシュバルツカッツェ城はシンと静まり返っている。ほとんどのネコ姫が 父親のいる実家に帰省しているからだ。妹のユナも薬局の店員の家族を引き連れて 南方へ避寒社員旅行に行ってしまった。リナも何が楽しいのか、『寒稽古』と言う 名目で城下の道場に泊り込んでいる、あれで年明けには道場の卒業生が挨拶に長蛇の 列をつくるらしい。  わたしはと言えば、じっと冷たい静けさに耐えつつ、ベットの中で丸まって 過ごすのが例年の通過儀礼だったが今年は違う。    「んっ、はあっ・・・ご主人さま・・・んっ、んっ・・・」  今年から雇った、少年の香りの残る表情の召使いがわたしのみっちりとしたカラダに 真っ直ぐな欲望を激しく叩きつける。猛った召使いのモノがわたしを激しく甘美に 貫く。ちょうど腕立て伏せのような体勢なので、あごを滴った汗がゆっくりと パタンパタンとわ...
  • 火蓮と悠希
    火蓮と悠希 最終投下日 : 2004/08/21 【作者】 : へたれ猫 【舞台】 : 大陸中央部、ネコの国の地方部、とある村 【作風】 : ほのぼの えろえろ 【注意】 : ガチ百合(1話)。女装少年。ショタ。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 火蓮×悠希(百合) 27kb 02話 悠希×莉琥 15kb 03話 悠希×空牙 11kb -- 外伝 -- 外伝01 七夕ネタ 非エロ 2kb メイン登場人物 一行紹介悠希 … ヒト♀10代? 貧乳に悩む普通の女の子。 火蓮 … ネコ♀お姉さん。レズっけがあり、可愛い女の子が大好き。巨乳。 蓮華 … ネコ♀旧家の奥様。火蓮の母で、マダラのショタを侍らすのが趣味。 莉琥 … ネコ(マダラ)女装少年。銀髪で実際女の子と間違うほど可愛い。 空...
  • 共通基本設定まとめ
    共通基本設定まとめ 世界観 ここは人間の住む世界とはちょっと違う、ケモノ達の住む世界です。 周りを見渡せば、そこらじゅうに猫耳・犬耳・etc。 一方人間はというと、時々人間界から迷い込んで(落ちて)来る程度で数も少なく、 希少価値も高い事から、貴族の召使いとして重宝がられる事が多かったり少なかったりします。 けど、微妙にヒエラルキーの下の方にいるヒトの中にも、例えば猫耳のお姫様に拾われて 『元の世界に帰る方法は知らないにゃ。知っていても絶対帰さないにゃあ……』 なんて言われて押し倒され、エロエロどろどろ、けっこうラブラブ、 時折ハートフルな毎日を過ごすことを強要される者もいるわけで……。 このスレッドは、こんな感じのヒト召使いと、こんな感じのケモノ耳のご主人様との、 あんな毎日やそんな毎日を描いたオリジナルSSを投下するスレです。 獣人 基本的にど...
  • こっちをむいてよ!! ご主人様07
    こっちをむいてよ!! ご主人様 第7話      シャワールームのカランをひねるとすぐに適温のお湯が出てくる。  『シャ――――』  熱いお湯がぼくのカラダを叩いて、体の芯の熾火のような、とろりとした疲労を ゆっくりと押し流していく。  ぼくが溜息をつくと、そこはかとなくぼくに移ったご主人様の残り香が湯気の 立ち込めるシャワールームにほんのりと漂った。  「ふあぁ・・・ご主人様の匂い・・・」  ついさっきまで絡み合い、燃え上がっていたご主人様のあられもない痴態を 思い出してしまうぼく。その香りを洗い流すのはもったいないような気がするけど、 明日はお城の給料日で朝が早いのでちゃんと今日は汗を流して寝よう・・・  ゆったりとしたシャワールーム。ちゃんと毎日掃除してるからレモンイエローの タイルは目地まで真っ白ピカピカ。目の前の大きな鏡は防露処理がしてあって、 どんなに湯気が出ても曇らない。シャ...
  • こちむい 逃走!? ホワイトデー
    こっちをむいてよ!! ご主人様  逃走!? ホワイトデー      師匠に一番に教えてもらったお菓子は『キャラメル』であった。原料は砂糖と水ながら ほのかな甘さの中に僅かに舌を刺激する苦味が古来より多くの人々を魅了してきた。 『山猫亭』でのバイトのあと夜のキッチンで師匠と何度も練習した。何度も失敗して ニガ甘い失敗作を食べ、何度もしょっぱい涙を流したものだったっけ・・・  そんな事を思い出しつつ小鍋の中のクリームをかき回すぼく。そろそろ余計なことを 考えていると失敗してしまうところだ。目の前にはバニラエッセンスやバター、苦労して この日のために仕入れた白色蜂蜜などが置いてある。今日作るのはホワイトキャラメル。 カラメルソースのキモである苦味の隠し味は入れつつも綺麗な白色を残したいのでその バランスは細心の注意を払う必要がある。  水分が抜けていく様子を目ではなく、かき回すしゃもじの抵抗で測...
  • 不眠猫のお嬢様02
    不眠猫のお嬢様 第2話 無口な鳥のお客様   お嬢様の眠りを取り戻した男は、そのままお屋敷の召使いになりました。 というか強制的にならされました。仕方がありません。この世界では男は無力です。 何をするのも金と地位と権力が必要です。こういうところは私たちとおんなじですね。 男は現実の三種の神器を手に入れるために、猫のお嬢様の召使いを了承。あざといです。 そんな大人の奸計なんてわからないお嬢様は、これで家の人達と仲良くなれると大喜び。 さっそく召使いを屋敷の人達にお披露目しました。 召使いが居並ぶ人々を見渡し、ポカ―(゚Д゚)―ンと放心しました。 猫だけではなかったのです。そこには、様々な動物が人間となっていました。 犬、魚、鳥。果ては熊まで二足歩行。その誰もが美しい女性です。 ですが召使いは気を取り直し、それぞれに挨拶をしていきます。 結果は散々な物でした。犬人には噛まれ、魚人にはヒレビン...
  • こちむい外伝 出会い編04
    こっちをむいてよ!! ご主人様 0 第4話      「ひゃっ!! リナさまっ!! 」  ぼくは『セキテイ』の首にかじりつきながら後ろを振り返る。しかしリナ様は 薄く笑ってさえいて・・・。    「悪!」  初めて方天戟を振りかぶり・・・  「即!」  グッと気合を入れれば、燃え立つような気の奔流がぼくの背に感じる・・・ そして・・・  「斬!!」    リナ様が戟の端を握り大きく一回転させた・・・いや、それはぼくには見えなくて、 気がついたときにはもう戟を振り払った後。風切り音のみがぼくの耳に遅れて 届く。『ビュン!!』でも『シュン!!』でもなく、『ターン!』と刃が空気のカベを突き破る、 ほとんど金属質の音が砂地に響く。柄に埋め込まれた紅玉は世にも美しい 真紅の真円の残像を空中に描き出した。  『ああ・・・すごく綺麗・・・』  ぼくはこんな事を思うが、それは世にも美しく、世にも恐ろしい輝...
  • こちむいⅡあしたあえたら02
    こちむいⅡ 明日会えたらⅠ 第2話      王宮、謁見室。不本意ながら、玉座でのトラブルだったために王女預かり となってしまったのだ。もはや穏便に済ます事が出来ず、火のように 言い争う二人の姫君。  「貴女の召使いが性悪なのが全ての原因ですわ!! 」  ミルフィ姫が足を踏み鳴らさんばかりに飛び跳ね、エキサイトして腰に 『ザン』と手を当てて言えば、一呼吸遅れて、『ブルン』と跳ね上がった胸が 落ちてきた。その後ろに控えているのは無表情のソラヤ。  「何を言うか・・・手クセの悪い第一王女どのの召使いをたしなめて やっただけではないか」  せせら笑い、青い前髪をかきあげて優雅に言い放つエイディア。すらりと した手足といい、アンニュイな雰囲気はスーパーモデルもかくやというもの。 前髪で隠れていた右目には黒のエナメルのアイパッチがつけてある。なんと この姫様は隻眼なのだ。そのお館様の背後で炎のように...
  • こちむいⅡあしたあえたらⅡ02
    こちむいⅡ 明日会えたらⅡ 第2話      「えっ、あの、その・・・」  今度はぼくがうろたえる。あわててぼくは二人の服を脱ぎ始めたネコ姫様を止めようと 声をかける。  「リナ様、ユナ様も・・・いきなりこんなコト・・・」  目をやるがすぐに声が飛んだ。  「み、見るなっ・・・は、恥かしいのだ・・・」  「エッチですの――っ!!目をつぶってるですの――っ!!」  「あわわわわっ・・・す、すみませんっ!! 」  後姿だが肩まで真っ赤にして身をすくめる二人。初々しく恥らう二人に、いつもの悪いクセで あっさりと状況に流されてしまう。反論するのも忘れ、ぼくは目を固く閉じ、さらにくるりと ベッドサイドに腰かけ後ろを向いて固まる・・・衣擦れというよりはパタパタ、そしてゴムのパチン という音がするような・・・    「いいにゃ、もう振り向いいてもいいにゃよ・・・」  ご主人様の声。ぼくはさっきまでの良識...
  • こちむいⅡあしたあえたら08
    こちむいⅡ 明日会えたらⅠ 第8話      まだなだらかなご主人様の胸を思う存分に蹂躙するぼく。  『ちゅ、じゅちゅっ・・・れるれる・・・』  「にゃ――っ、ダメにゃ、ヘンになっちゃうにゃ――っ!!」  一際強く吸った時、ぼくの下にプッチリとした感触・・・少しコリコリしていて、 刺激するとビクンとご主人様の小さなカラダが跳ね上る、敏感なスイッチ・・・  『れるれる・・・』  ぼくは唇を離し、滅多に外気に触れなかったであろうその可憐な乳首を溜息を ついて眺める。桜色のピンと立った突起は唾液にまみれ、湯気が出そうなほど・・・。 そしてぼくはおもむろに、ご主人様に見せつけるようにして舌先で突付いたり 弾いたりする、舌先で押すと乳首がもとの位置に戻ってしまいそうなので注意する・・・  「にゃ!?わ、わたしのおっぱい・・・の、さ、先っぽがおかしな形になってるにゃ・・・」  いままで乳輪の中に隠れて...
  • IBYD
    IBYD 最終投下日 : Last:2004/03/29 【作者】 : 2スレ180 【舞台】 : 大陸中央部、イヌの国の王都、その王城 【作風】 : えろえろ どろどろ 【注意】 : なし =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 イリア×ポチ 25kb 02話 アズカ×ポチ 21kb 03話 非エロ「ポチの一日」 13kb メイン登場人物 一行紹介ぽち … 無力だがご主人様への想いは人一倍な、典型的ヒト召使いの少年。 イリア姫 … イヌ♀少女。ぽちの主。ぽちに秘めた想いを寄せている。 アズカ … イヌ♀大人の女。王城の事情を知るからか内心は色々と複雑。 サリクス … イヌ♂青年。次期大将軍。色々と裏がありそうな人。 <あらすじ> 舞台はネコの国の北にあるイヌの国。 イリア姫の召使い...
  • 世界のジョーク小ネタ
    世界のジョーク小ネタ <1>大陸中の種族の紳士が乗り込んだ豪華客船が、氷山に接触、沈没し始めた。 周りの海は、冷え切った厳寒の北の海。 身体能力に優れたオスの獣人達だからこそ、流石に簡単に死んだりはしないだろうが、 それでもやっぱり冷たいのは嫌、みんな飛び込むのを躊躇っている。 船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、 ネコには 「生還の暁には今回の体験を出版してベストセラー、大儲け間違いなしですよ」 ウサギには 「そんなんだから自分の国でも女性に頭が上がらないんですよ」 イヌには 「規則です。飛び込んでください」 オオカミには 「イヌ族の方々はもう飛び込みましたが」 トラには 「飛び込まないでください」 キツネには 「油揚げの積荷が流されてしまいました! 今追えばまだ間に合います!」 クマには 「クマって体大きいわりに泳ぎが得意なんですってね、是非とも見せてくださいよ」 カモシカ...
  • こちむいⅡあしたあえたら01
    こちむいⅡ 明日会えたらⅠ 第1話      その部屋は実にアンバランスな印象。落ち着いた印象の大きな衣装タンスの 上には赤、青、黄色の積み木をデザインした飾り布が敷いてあり、その上に 数こそ少ないがアクセサリー入れの箱がちょこんと置かれていた。半分開いた その中には一昔前のデザインだが綺麗な紅玉のピアスが大事にしまってある。 そしてその小物入れの隣には小さなゾウのぬいぐるみ。そのゾウが守るように 写真立てがあった・・・  写真の中には3人の幼いネコ姫が仲良く映っている。中央の黒髪のネコ姫は 腕を組み薄い胸をそらしている。短いポニーテールはまだ短くてチョンマゲのよう。 その右隣のネコ姫は錫色の髪の毛をきっちりとツインテールにまとめ、すまして カメラ目線。そしてもう一方の端の赤毛のひょろりとしたネコ姫はおどおどとした 様子で真ん中のネコ姫に縋りつくようにして写真に収まっている。  そんな女の...
  • こちむいシリーズ設定
    ・登場人物紹介  『ぼく』  13歳なりたて。8ヶ月まえぐらいにネコの国に落ちてきた少年。落ちてきた当時 病気だったらしく、病み上がりで色白。そして華奢ながら下腹部に見事なイチモツを 持っている・・・というウワサがなぜか王宮のお姫様の中でもちきりだとか・・・  人間界での家族構成は両親と弟の4人家族だった。ただし両親は離婚して商社勤務の 父親について赴任地を転々として来た。そのせいで家事は抜群のうまさを誇り、性格も 柔弱な外見からは想像できないくらいしっかりしている。  また母親、弟と離れ離れのせいか、女性の大きな胸が好きだったり、年下の世話を 焼きたがったりする一面もある。  マナ(ご主人様)  ネコの国の王女様。歳は30半ば。黒い毛並にしなやかなシッポ。瞳は金色。髪は ポニーテールでまとめている。  父親は公式には不明だがマナと王女様だけは知っているらしい...
  • こちむいⅡあしたあえたらⅡ03
    こちむいⅡ 明日会えたらⅡ 第3話     しかしさらにリナに試練が襲い掛かる。歯止めの切れた召使が華奢な身体にも関わらず お腹の上に2人を乗せたまま激しくリナを突き上げ始めたからだ。  「ひあっ、ああっ・・・ダメっ、おっ、あっ、あっ、あっ・・・」  まだ、騎乗位のコツさえ掴めていないリナは時おり不意打ちに行き止まりを乱暴に 突かれてしまい、その強烈な圧迫感に声も出ない。ところが暴走した召使はマナにも試練を 与える・・・  『ビリビリビリッ!! 』  マナのパンティが引き裂かれる音。どうやら感触だけでなく直接味わってみようと強硬手段に でる召使。  「うにゃ――っ!!ダメにゃ、乱暴はダメにゃ――っ!!」  慌てて身を起し、片方の手を大事な部分、もう一方の手をお尻に持っていくがすでに 召使いの舌はマナの大事な部分に顔を食い込むほどに寄せている。お腹にパンティのゴムと 白い布の残骸をまといつか...
  • こちむい 闘争!! ホワイトデー
    こっちをむいてよ!! ご主人様  闘争!! ホワイトデー      樹木生い茂る山の斜面をソラヤが走る。流れる汗に柔かな黒髪が頬に張り付く。  「ハッ、ハッ、ハァッ・・・」  荒い息と共に小柄な体がギクシャクと泳ぐように走る。低木樹の林なので藪が多く、 ソラヤが藪を掻き分けるたびシルクの衣装は裂け、柔らかそうな太ももに、二の腕に 小さく傷が付く。 「!? 」『ずざざざざっ!!』   藪に隠れていた木の根につまずき倒れこむソラヤ。端正な顔が落ち葉で汚れた。 のろのろと身を起こそうとするソラヤ・・・。深みのあるはずの群青色の瞳は放心しているのか 今はガラス玉のように見えた。   その時だった、背後の木々が弾けるようになぎ倒される! 『バキバキ・・・メキメキッ!!!!』『パオーン!』   林を割って現れたのはなんと『象』。このネコの国には生息していないはずの動物である。 そしてその背には象使いな...
  • 火蓮と悠希02
    火蓮と悠希 第2話     目が醒めると火蓮さんとなぜか抱き合って寝てた。 しかも、2人とも素っ裸。 「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?なんでっ?」 思わず叫んで飛び起きると、火蓮さんが眠そうに眼をあける。 「にゃ~、ねむい~・・・ゆーき、朝から元気だねぇ~、もうジュース抜けたんだねぇ~」 ダルそうに伸びをしながら火蓮さんが言うので、やっと昨日の事を朧気に思い出して、真っ赤になる。   だって、火蓮さんに、火蓮さんは、ご主人様なのに、召使いの自分に、その、あんな事や、そんな事を・・・ 「あぅぁ~」 言葉にならずに変な声がもれると、火蓮さんが不安そうに見上げてくる。 朝焼けに照らされた金の瞳が、とてもキレイなんだけど、それを堪能してる場合じゃなくて。 「あっ、いやっ、そのっ、えっと、もっもう体大丈夫なんですけどっ、そのっ!」 「だいじょーぶならいいやぁ♪まだ全然時間早いから、朝風呂一緒にいこっ?」 ニ...
  • 十六夜賛歌01
    十六夜賛歌 第1話     interlude in   今日はきっと満月だと思った。     午後9時、塾が終わる。あと半年で高校受験。 今となって思えば、あれは夢だったのだと思う。 夢だと思った、夢のような思い出。 それは、きっと今日と同じ満月の夜のことだと思った。   塾が終わると、皆は当然家へと帰る。もちろん僕も。 だけど僕は、塾の帰り道にある小さな公園で、夜空を見上げてた。 何故かというと、両親は共働きでいつも夜遅くに帰ってくるから。 つまるところ、家に帰っても何も面白いことなんかないから、   だから僕はここに居座ることを毎日の習慣のようにしていた。 実際、月とか星とか見るのは嫌いじゃなかったし。   空高くに大きな月と、大きな兎が見える。 今日はきっと満月だろうと思った。     「今日は……今晩は、かな?」   静まりかえった公園に、凛とした兎の声が響く。 その兎の...
  • こちむいⅡあしたあえたら03
    こちむいⅡ 明日会えたらⅠ 第3話     さて・・・。王城の東ウイング。お姫様とヒト奴隷のみしか立ち入りの許されないこの場所も 朝、昼、夜の一日三回、ほんの一時間程度、女性のみ一般人の立ち入りが許される。 特に夜ともなれば、家事になれていない姫様をサポートするために、料理人や出前持ちが 入ったり、ホームヘルパーが入って掃除をしたりと様々なネコ娘達で溢れ返る時間でもある。 中にはかわった服装のネコ娘もいる。ナース姿のそばかすネコ娘はきっとユナに今日の 業務報告をしにいくのであろう。そして、きっちりとダークスーツを着こなしているのに、 ちょっとすさんだ感じに見えるネコ娘はマナの部屋に消えていく・・・どうやら借金取りらしい・・・   それはさておき、廊下だけではなく部屋の中を見てみれば・・・ 最上階の高級な部屋の並ぶフラットの一つには五体満足でソラヤが戻ってきた安堵を、 心の奥に押さえ込んだミ...
  • こちむいⅡあしたあえたらⅡ04
    こちむいⅡ 明日会えたらⅡ 第4話      「や、やめるですの――っ!! 」 じたばたと床の上でもがくユナ。なんとかドアにたどり着こうと萎えかけた足を叱咤して 掴まれた腕を振り払おうとする。  「ユナ様・・・」  しかし無情にも召使が覆い被さるようにしてユナの動きを封じてしまう。のしかかり、 ユナの自由を奪おうとする召使から防御しようと体を反転させ召使を突き放そうとするが、 見栄を張って大きめのブラジャーをしてきたのがアダになり、ブラのカップがずれてしまい 小さくもほっこりとした可憐な胸がこぼれ落ちる。白いなだらかな双丘は乳首へと続くが その色素が薄いので乳輪と肌との境界はけぶったようにはっきりしない。それはそのまま 僅かに桜色に色づいた胸の先端へと続く・・・。三姉妹の中で『清楚な胸』という ランキングがあればユナがダントツであろう。    「や―――っ!! ですの――っ!! 」  アン...
  • ぷらなりあ
    マ「さ~て、ついに前回日の目を見なかった召使い増殖計画が成功したにゃ!! 」 召´『みゅ~、みゅ~』 ユ「な、なんだかおバカな感じがするですの~・・・」 リ「う、うむ・・・姿はかわらねど、おつむの方がどうも・・・」 マ「も、文句言うにゃ!! コピー召使いにプラナリア遺伝子を上書きして造ったにゃけど、 流石に単細胞生物だけあって知能が追いつかなかったにゃあ・・・でも夜の方は逆に本能の おもむくままドロドロのネチョネチョに違いにゃいにゃあ・・・多分」 リ「どろどろ・・・ふおぉ・・・」 ユ「ねちょねちょ・・・ですの・・・」 リ&ユ「一人下さい」 マ「にゅふふ・・・我が妹ながら好きモノにゃあ、はいコレ」 リ「な、なんだ姉上、この大鉈は?」 マ「プラナリアって言ったにゃあ、コレでズバンと真っ二つにすれば、あら不思議召使いが分裂、 二人にそれぞれ行き渡る寸法にゃ」 リ「なにそれこわい・・・あう、あう・...
  • こっちをむいてよ!! ご主人様06
    こっちをむいてよ!! ご主人様 第6話      『パーン』  ここはお城に続く道の途中。ぼくの平手打ちが青い空の下、乾いた音を立てて 相手の頬に炸裂した。はずみでぼくの手に持った紙袋からリンゴがばらばらと こぼれ落ちてしまう。  「あっ!!・・・ひっ・・・たっ、たっ、たたた叩いたなあっ!!」  自分の今してた事を棚に上げて、ぼくと同じヒトの召使いが半べそで頬をおさえ ながら金切り声をあげている。日頃から他人に暴力をふるっても、自分にふるわれたり その痛みを想像することさえしないのだろう、滑稽なほど取り乱している。元々の 顔が整っているだけにその引きつった顔が醜く感じた。ぼくは無視して続ける。  「3人がかりでイジメるのって卑怯だと思わない?そういうの良くないよ」  ぼくは目の前の三人のいじめっ子に諭すように言う。同じぐらいの年のコだけど 彼らは女王様の直属の召使いなので、その王女である姫...
  • おまけ
    こちむい学園 最終更新日 : 2011年01月23日16時14分37秒 ―― こちむい学園。 それは「猫耳少女と召使いの物語緊急避難所」から生まれたパラレルワールド。 時代も作者も居場所も違う色んなキャラが一堂に会して学園生活を送っているという設定。 ある者は教師、ある者は生徒、ある者は用務員、ある者は飼育室の主。 パラレルワールドだからこそ許されるさまざまな闇鍋シチュエーションを楽しむ空間。 ========ストーリー======== ========成分======== ======作者====== =文量= 英語教師と委員長01 エロス ピューマ担当 32KB 剣道部主将と男共 ノンエロス 青春 蛇担当 7KB 飼育小屋のヌシ ノンエロス scorpionfish 4KB 女番長と舎弟 エロス 蛇足の人 25KB 英語教師と委員長02 エロス クリスマスネ...
  • 十六夜賛歌
    十六夜賛歌 最終投下日 : 2005/01/21 【作者】 : 兎の人 【舞台】 : 大陸極北、ウサギの国、都市国家アトシャーマ 【作風】 : ほのぼの えろえろ どろどろ らぶらぶ でれでれ 【注意】 : ガチ百合(4~6話) =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 非エロ「落下と邂逅」 7kb 02話 セラ×タクヤ 7kb 03話 セラ×タクヤ 黒兎×白兎 6kb 04話 ナナ&タクヤ×セラ(複数プレイ&百合) 14kb 05話 フェイ&タクヤ×アナ(複数プレイ&百合) 28kb 06話 フェイ×セラ(百合) 14kb -- 外伝 -- 外伝01 セニア×兎♂(ハードSM) 8kb メイン登場人物 一行紹介タクヤ … ヒト♂中学3年。セラ様に間違って?落とされてしまった少年。 セラ...
  • 獅子国伝奇
    獅子国伝奇 最終更新日 : 2011年01月22日02時42分08秒 【作者】 : カモシカ担当 【舞台】 : 大陸南西部、獅子国北部の街リンケイ、コウゼン道場 【作風】 : 中華風 ほのぼの えろえろ らぶらぶ でれでれ 燃え戦闘 【注意】 : 獣人♂の性描写。一部に鬼畜描写。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 本編(完結?) -- 原本 フェイレン×ミコト 32kb -- 外伝 -- 外伝01 キョータ×ファリィ 19kb 外伝02 キョータ×ファリィ 5kb 外伝03 キョータ×ファリィ 10kb 外伝04 キョータ×ファリィ 12kb 外伝05 キョータ×ミコト 27kb 外伝06 キョータ×ファリィ 13kb 外伝07a キョータ×ファリィ 29kb 外伝07b 猫♂×ミコト...
  • 魚の国03
    魚の国 第3話   「今でこそ我々は海底に都市を創り生活していますが、数百年前までは地上の水辺に住む種族でした。 しかしある時、今日の我々の運命を決定付けた事件が起こりました。 他国の獣人の侵攻です。 かつて我々暮らしていたのは気候が穏やかで自然の恵み豊かな南方の地だったと言われています。 他の種族にその土地を狙われるのも不思議ではありませんでした。 我が国は懸命に侵略者と戦いました。 しかし、敵は陸での戦いを得意とする獣人。 戦局は次第に不利になり、ついにこちらは壊滅寸前まで追い詰められました。 もうだめかと思われた時、当時の女王様は民を率いて海へ逃れる決意をしたのです。 我々は海の中でも呼吸はできます。 しかし、光の届かない海底で生き続けていくことはできません。 そこで女王様は自身の魔力と生命力の全てを注いで海底に広大な広さの結界を御創りになられました。 そう、地上から遠く離れた海の底...
  • こちむいⅡあしたあえたらⅡ01
    こちむいⅡ 明日会えたらⅡ 第1話      抜き足、差し足、忍び足・・・    ここはシュバルツカッツエ城の東ウイング、通称『姫様長屋』の廊下。リナとユナは 細心の注意を払って昼下がりの廊下を歩く。そして目的のドアの前に来た。二人が いつ来てもいいように通常、鍵はかかっていないはず・・・。  『開いてる・・・』  『そ――っと入るですの――っ!! 』  二人、こそこそとアイコンタクトして中に忍び込む・・・。  『いったい姉上は何をやっているのだろう・・・どうも朝は様子が変だったな・・・』  『姉妹三人の秘密は共有ですの――っ!!きっと二人だけで美味しいもの食べてるん ですの――っ!! 』  と、心配顔のリナに興味津々のリナ。廊下の冷気が入ってきてバレないようすぐに ドアを閉じる・・・。  この二人がなぜこんなマネをしているかを説明するには、まず今日の朝の出来事から・・・      メニュ...
  • 十六夜賛歌04
    十六夜賛歌 第4話     good morning in   チッ………………チッ………………チッ……………… 夢から覚めていく途中にある僕の耳に、規則正しい機械音が入ってくる。 毎日聞いたことのあるその音に、僕は最初、 枕元にいつも置いてある、小さい頃お父さんに貰った時計だと思った。 だけどよく聴いてみると、微妙に違う音も混ざっている。 チッ……ぺし……チッ……ぺし……チッ……ぺし…… ・・・・・・“ぺし”ってなんだ? ちょっとだけ目覚めに近づいてみると、何か柔らかい物が僕の頬に周期的に当たっているみたい。 痛くは無いけど、くすぐったいような妙な感覚に、その物体が何なのか、妙に気になる。 そして僕は、思わずその物体を、手で強く握り締めてしまった。 ぺし……ぺし…………………………・・・・・・べシんッッ!!! 「っぁ!! 痛ッ!!」 その何かに顔を思い切り叩かれて、痛みの余り思わ...
  • こっちをむいてよ!! ご主人様04
    こっちをむいてよ!! ご主人様 第4話     ネコの王城の朝。俗に言う『姫様長屋』と呼ばれる東館。掃除が行き届き、姫君達の ノーブルな雰囲気漂う廊下に不つりあいなドアがある。爆発による爆風で何度も 付け直したそのドアは立て付けが悪く、またそこらかしこがコゲ跡だらけ・・・朝の 爽やかな空気を確実にぶち壊している。そんな立て付けの悪い扉のスキマから妖しげな 声が小さく漏れてきている・・・    「んっ、くふっ・・・そんな深くぅ、無理にゃあ・・・」  「じっとして下さい、初めてじゃあるまいし!! 」  「に゙ゃあああ・・・乱暴にしたらだめにゃあ!!くはぁ、くううん・・・」  「やさしくしますから、もっと奥まで・・・」  「もうダメにゃあ――!! 」    ぼくの膝の上のご主人様はぼくを突き放して跳ね起きる。  「イタイにゃ!! もっとやさしくするにゃ!! 」  「だってこんなヘンな耳の耳かきな...
  • 短編SS一覧(メイン)
    最終更新日 : 2014年12月30日02時12分06秒 青字以外は全て何らかの形で性的描写・官能表現・18禁要素を伴います。 必然的に「猫耳(少女&少年)」「獣人(ケモ)」「人外」属性の作品がほとんどです。 □ 読切 中編 : 20KB~の長い読み切り作品 □ 短編 掌編 : ~19KBの短い読み切り作品 □ ネタ100% : ひょっとしなくてもギャグ 赤字 : ♂×♂、♀×♀等の同性愛要素を含む 青字 : 非エロ作品 □ 読切 中編 初出 メイン 作者(敬称略) =文量= 狼耳モノ@辺境(仮題) 初版 3=78 オオカミ - 24KB 狼耳モノ@辺境(仮題) 改版 5=60 オオカミ - 41KB 狐耳っ子と剣術少女 6=21 キツネ♂ カモシカ担当 32KB 時の最果て 9=561 人魚 - 20KB 『桃源郷』へようこそ 10=12 ガゼル キュンキ...
  • リフレドット家奮戦記
    リフレドット家奮戦記 最終更新日 : 2009年03月31日22時35分25秒 【作者】 : 栗鼠 【舞台】 : 位置不明 リスの国 【作風】 : ほのぼの らぶらぶ えろえろ 【注意】 : 特になし =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 エリカ×ライムリス 27kb 02話 ライムリス×エリカ 29kb メイン登場人物 一行紹介エリカ … ヒト♀。20歳。黒髪ロングヘアーのヒト召使い。ご奉仕メイド。 ライムリス … リス♂マダラ。31歳。ふんわり尻尾の気弱獣耳ショタ。エリカの主人。 ラクリア … リス♀。ライムリスの姉貴分で、それなりの腕前の妖術師。 ケイト … リス♀。ライムリスの姉貴分その2。結構な腕の冒険者。 <あらすじ> リスの国。先代当主ラッセリスが亡くなって以来す...
  • 我に牙を剥く世界02
    我に牙を剥く世界 第2話     八   「ねえねえ、お父様、今度のアリアのお誕生日は何を買って下さるの?」 「これ、アリア、お食事中にそのような話をするのは、失礼ですよ?」 「だって、お母様、アリアだってプレゼントは気になります」 「そのような事を言っているのではありません。家族の食事中は、みだりに私語はしないというのが当家の家風なのですよ」 「だって、気になるんですもの」 「アリア、いい加減にしないと」 「はっはっは、いいじゃないかマリア。そんなに細かい事に目くじら立てなくとも」 「でも、あなた・・・・・・・・・」 「いいさいいさ。気に入らない物をプレゼントして、あとで嫌な顔されるよりも、直接欲しい物を言ってくれた方が、こちらとしても手間が省けるというものだ。そうだろう?」 「まあ、あなたったら」   ――――――伯爵一家の朝の団欒。    テーブルの上座に陣取る一家の家長、ギラス=ガ...
  • 荒野のテンプラナイト3
    荒野のテンプラナイト 第4話   ネコの国の田舎道を荷馬車がのてくてと進んでいました。 幌のない二頭立ての馬車にはたくさんの樽と4人の人物が乗っていました。 一人はヒトの少年。手綱を握り、馬が疲れないペースで馬車を進めます。 一人はネコのマダラの少年。質素な服に身を包み、地図を持って御者席のとなりに座ります。 残る二人はネコの少女。樽の上に寝藁を敷いた即席ベッドでひなたぼっこを楽しんでいました。 端から見れば「盗賊さん襲って下さい」と言わんばかりの馬車でしたが だれも警戒するそぶりも見せません。 なぜなら昨日、馬車の上の槍を持った女性、ニャンパラリが この辺最大の盗賊団を返り討ちにしたからでした。 「あーでも惜しい事したにゃー」 仰向けになっていたニャンパラリが突然声を上げます。 それに同意するように、もう一人のネコの少女(商人でこの馬車のオーナー)も声を上げます。 「全くだニャー。領主...
  • ご主人様とぼく
    ご主人様とぼく 雨の上がりの心地よい昼下がり。 短く切りそろえた黒い髪を風になびかせながら、嬉しそうに走る一人の少年。 胸には大事そうに紙袋を抱きしめている。 年の頃は12、3。パッチリとした黒い瞳、野暮ったい黒縁眼鏡、 服装はこざっぱりとした白のシャツに黒のズボン、そして首には不釣合いな太く重そうな首輪。 この首輪が所有者の印となるので、外せないように金属を溶接してつけてある。 見た目より軽いらしく、走るたびにチャリチャリと軽い音を立て、跳ねる。 その様子を、ギラついた幾つもの瞳が窺っていたのだが、少年は全く気がついていなかった。 「ふふ。今回はちゃんとお使い完了しそう♪ 前回の時は、転けて川に落としちゃったんだよね。 今回は気をつけ…うわっ!」 そう言った途端に何かに躓いて、見事顔面から地面に突っ込む。しかも水溜まりの上にビチャリと。 大切な荷物を守ろうと両腕を高く持ち上げたので、受...
  • @wiki全体から「嘘つき兎が召使いの物語§外伝2」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

目安箱バナー