ミドルフェイズ1 シーンPC:曲尾智


GM:他PCは登場不可。 まだ引っ張るんだ(笑)

葉子が消えてから一週間。 智は、目撃情報などを求めて街を探し続けていた。
それらしき活発そうな外見の少女を見かけた……という話を聞き、智は繁華街のクラブにやってきている。

GM:ノリのいい音楽が流れる店内には、多くの客がひしめいている――というところからシーンを始めよう。
智:OKです。
GM:学生服にしろ、私服にしろ、目立つなあ……。
智:せめて私服ですかね。
GM:そこまで柄の悪いモヒカンは居ないので、中に入ったキミに絡んでくるというほどではない。
   たまに視線を感じるくらいだろう。
天音:汚物は消毒だー。
GM:なんということでしょう。 そのクラブには和気藹々とするモヒカンの姿が!
マヤー:と思ったらモヒカンは魔界都市のモヒカンだった。
GM:ドクター・モヒカンは好きだな……。
智:まず店員さんを捕まえてみます。 「こんばんは、今日も忙しそうだね」
GM:不審そうな顔をすることなく、相手してくれるよ。
智:いいひとだ。
  「友達の女の子が酔ったか何かで潰れてるみたいで、この辺に居るって聞いて引き取りに来たんだけど。 知らないかな?」
GM/店員:「さてね。 女の子だったら奥の方で探してみな」と、奥の人だかりが出来た一角を指し示す。
智:「ありがとう」で行ってみる。
GM:そちらに向かうと、テーブルに競って詰め寄る男たちと、彼らに囲まれるひとりの女の子の姿が見える。 葉子だ。
   「はいはい。 慌てなくてもいいよー。 ペンダントはまだまだあるからね」
源一郎:犯人いたー!
マヤー:捕まえたいけど登場できない。
GM:ぽいぽいと投げ売りのようにペンダントを渡し、受け取ったモヒカン……じゃなくて客達は満ち足りた顔で去ってゆく。
マヤー:客は皆モヒカンなんだ……どんなクラブだ。 モヒカンクラブ?
天音:モヒカンしか入れないクラブ。 つまり葉子ちゃんもモヒカンに(ほろり)
GM:してねえっ!(笑)
   「んー、これでここのお客さんには配り終えたかなー。 次はどこいこっかなー?」と葉子が席を立ちます。
智:えー、駆け寄ってしまうなー。「!? 葉子、ここで何してるんだ?」
GM・葉子:「お、まだお客さんが……ぬうっ!? 貴様、なぜ生きておる!」
      葉子に近づこうとすると、シャードが警告するように強く輝く。
智:「お前は葉子じゃないな? 葉子はどこだ?」
GM/葉子?:「ぬ! その光……貴様、クエスターになったのか!?」
       キミを警戒するように身構え、邪悪な瞳でキミを睨み返す葉子……だが。
       その瞳の赤い輝きが弱り、いつもの葉子の目に戻ると、こう言う。
       「……智なの? うくっ、頭が痛い……あの怪物が私の中で暴れて……! 助けて、智……!」
       頭を抱えながら、振り絞るように。
智:「葉子……なのか!?」と近づこうとします。
GM:葉子は顔を上げると。キミを突き飛ばす。
   「ちい、まさか儂の支配から一瞬とはいえ逃れるとは……まあよい。
    まだ覚醒したてのひよっこ! 厄介な事になる前に……始末してくれるわ!」

葉子が、獣の咆吼を店中に轟かせる。
同時に、客たちの持っていたペンダントから一斉に黒い闇が放たれ、彼らの身体を飲み込んでいく……。

GM:というところでシーンエンドに。
智:おお、まずい展開や。
マヤー:バトル展開ですかね。


ミドルフェイズ2 シーンPC:天音


GM:天音は勿論シーンPCだから登場だが、智も自動登場*1、他PCは登場判定。
   で、描写。

クウエルスを追って、七瀬市へやってきた天音は、標的である魔犬を探して深夜の繁華街を歩いていた。

天音:伊達眼鏡とマスクつけてます。 一応アイドルなので。
GM:で、不意に奈落の力が膨れ上がるのを感じる。
   その気配にキミは覚えがある。クウエルスだ!
天音:「……この気配は、あいつ。 どこ、どこにいるの?」
GM:かなり近い。 この気配を追えば、クウエルスを見つけられるだろう。
天音:では、気配を追ってダッシュします!
GM:ほいほい。
   先刻のクラブに辿り着き、店内に突入すると、奈落に汚染された人々に囲まれた智と、その様子を眺める葉子という図を見るわけだ。
   ちなみに天音には、気配から葉子にクウエルスが憑依しているということがわかる。
天音:「いたー! やっと見つけたよー!」
   と意気込みはしますが、智くんは葉子ちゃん、その他の人々がいるのでちょっといきなり仕掛けるのは躊躇ってます。
GM/葉子:「ぬう、貴様、やはりまた追ってきおったか!……よかろう、その小僧と一緒に、あの女も始末せよ!」
      葉子が命じると、奈落に取りつかれた人々が君たちに襲いかかる……ええと、戦闘だからみんな登場しような!
      あ、登場難易度8です。
源一郎:先に知花が登場しないと登場しにくい*2……あ、でも難易度8程度か。
マヤー:天井ぶち破って登場するか、窓を破って登場するか、ドアを爆破して登場するか……。
マヤー: # 2D 6 (2,5) + 6 = 13
源一郎:# 2D 6 (2,3) + 6 = 11
GM:ほい、2人とも登場ー。
マヤー:「させないっす!!!」ドアを突き破ってムーンサルトしつつ二丁拳銃で周りの雑魚を撃ちながら登場します。
智:心強い!
天音:かっこいー!
GM:「ウボァー」と何人か倒れるけど、敵はまだまだ居るよー。
源一郎:では少年少女に襲いかかる敵が電気でしびれる演出をしつつ、柱の陰から出てくる。
    「(こつ こつ)やれやれ、こういうことか」
GM:「キシャー!」「ぎにゃー!」
天音:「あ、ありがとー、おねえさん、おじさん!」
   援軍が来たっぽいので、すちゃっとチャンバースタッフを構えます。
マヤー:「あ……源一郎までいるっすね……うへ」
源一郎:「(顔をしかめて)おじさんと言われるほどの年齢じゃないんだがな……」
マヤー:「おじさんは皆そういうっすね」銃を後ろに向けて撃ちながら。
天音:天音的には全員初対面です。 源さんだけは見た事ある、って落ちついたら思うかもくらい。
源一郎:まあ、この街でクエスター活動してたら顔あわせたことくらいはあるかもねくらいか。
マヤー:「智くんここは共闘っす!」
智:「マヤーさん、ありがたい。 天音におじさんも助かります」
天音:「あっ、君、わたしのこと知ってるんだね。 ありがとうー! 後で色々お話しようね!」と智くんに。
源一郎:「ま、片付けるか」(と後ろから襲い来る敵を電気でしびれさせつつ一歩前に踏み出す)
GM:うむ、こうしてちゃんとPC1を巻き込むセンパイクエスターの鏡。
   では「新手のクエスターどもか! 次から次へとうっとうしい連中だ……だが!」
   まとめて殺してくれるわー、というわけで大量の敵が押し寄せてきます。
天音:「んもう、邪魔しないでよねー」と戦う構え。
GM:敵はヴィクティム*32体にアビスマルディゾナンス*41体、のエンゲージ3つ。 合計9体です。
源一郎:結構数おるなあ。

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最終更新:2015年01月15日 10:00

*1 登場判定をせずにシーンへ登場していい、と言う意味

*2 シーン内にコネを持つキャラクターが居ると登場判定の達成値に+2されるため。 複数名いてもボーナスは+2以上にはならない

*3 スペクターに操られた自意識の無い人間

*4 スペクターのなり損ねもしくは操られている下僕