ミドルフェイズ3 シーンプレイヤー:往来司源一郎


七瀬市、源一郎の探偵事務所。
不思議な香りの漂う一室に、“黒い石”のペンダントの起こした事件に関わる者たちが集まっている。

GM:さあ、情報交換の時間だ!
   というわけで、部屋が綺麗だとかそういう細かい雰囲気は源一郎に任せますが、たぶん電子タバコの臭いはするんじゃないか。
   電子タバコって仕組みよく知らんけど。
源一郎:1さんも知らない。
マヤー:電子タバコは匂いつかないです。
    吸ってたら甘い感じですけど*1
天音:あ、ところで。 自己紹介ってもう終わってるって認識でいいのでしょうか。
GM:細かいところはともかく、軽い自己紹介はした感じってのがいいんじゃないかな?
天音:了解でーす。 名前くらいはもう知ってるって感じですね、お互い。
源一郎:まあ事務所なんで、必要最低限の物しか置いていない、殺風景っぽい感じかな。
    「で、今回はなんで顔を突っ込んでいるんだおまえは」とマヤーに告げる。
マヤー:適当にソファーに腰掛けながら「黒い石はやばいっす。 早く見つけて破壊しきらないと、あーいう奈落に飲まれた人たちが増えるっす」
源一郎:ちっ、と舌打ちして、4人全員に1回ずつ<ヒール>*2をかけて、MPポーションを飲む、という行動をとる。
    回復量は1回振りで。
源一郎:# 3D 6 (2,3,6) + 6 = 17
源一郎:みなさん、HPを17ずつ回復させておいてください。
源一郎:# 4D 6 (1,1,4,6) = 12
源一郎:HP19、MP12。 MPきっついなあ。
マヤー:「まぁ、礼は言っとくっす。 あざっす」
天音:HP20まで回復しました。 「おじさんありがとー」
マヤー:HP30っす。
智:HP38。 「少し楽になりました」
源一郎:「たく……かくかくしかじかで、俺はあの少女を追ってるが……少年、君はあの少女の知り合いかな」
GM:あ、葉子を見た連中は、葉子がスペクターに憑依されていて、そのうち奈落に取り込まれるぞーってことがわかっている。
   ただし智はよくわかってないってくらいがいいよね!
   あとマヤーさんは“黒い石”が元凶っぽい、どうもアビスシード*3くさいなーって理解しててよいぞ。
マヤー:おっけー。
智:「はい……彼女と一緒のところを襲われたんですが、さっき見つけた時にはもう取り付かれてました」
天音:「……あの子に取りついていた、クウエルス。 わたしは、あいつを追い掛けてここに来たの」
   知り合いだ、と聞いてちょっと智くんを心配そうに見つつ。
源一郎:「……そうか。 少年、ひとつ厳しいことを言うぞ。
     あの少女は奈落に落ちかけている……いや、もう手遅れやもしれん」
智:「そんな! まだ間に合うって言ってたのに!」
GM:ああ、ガイアさんか……(笑)
智:はい、ガイアさんのセリフを信じきっているので。
マヤー:「黒い石が鍵っぽいっす。 多分アビスシードっすねあれは。 なのでアビスシードを取り上げれば多分助かるっす。
     まだ間に合うっす」
源一郎:「貴様がそれを……っ」と首を振って。
    「ああ、智くん。 “君は”まだ手が届くかもしれんな」とか意味深な台詞を吐きます(意味はない)
GM:こういうのが人生を楽しんでるロールプレイだ(意味は無い)
天音:「あのペンダントを取り上げて、それからクウエルスを倒せば……きっと大丈夫、だよ」
マヤー:「それには、まずクウエルスとあのお嬢さんを見つけないとっすね」源一郎はガン無視。
智:「すぐ追いましょう! まだ間に合う」
源一郎:「まあ、敵の詳細と位置は調べればある程度は掴めるだろう。 そのあたりは任せるといい」 
マヤー:「これは急がないといけないっすね。 会社はどれだけ当てになるかな……」
GM:次のシーンから、ダイスを使ったりする情報収集に入ります。
   その前に、このシーンでの体力回復をしておきましょう。
智:# 2D 6 (3,1) = 4
智:MPポーション+12と施設+4でMP16、HP38ですかね。
GM:智はMPポーション使うなら、ほかにその分の回復をしてちゃんと処理しておくこと。
   ……源一郎が「自分を含む4人全員に<ヒール>」をかけて、「自分にのみMPポーション」を使ってMP回復したんだが、その辺ちゃんと伝わっておるかどうか
マヤー:私は伝わりましたが。
智:こちらは手持ちポーションを使用したということですね。 了解です。
  (※智が自分でMPポーションの回復ダイスを振っていないので、完璧には伝わってない。 手持ち分から消費はしたらしい)
天音:# 2D 6 (3,6) = 9
天音:# 2D 6 (1,1) = 2
天音:HP25、MP28に回復。 HPはおじさんのおかげで全快できました……。
源一郎:# 4D 6 (5,3,1,3) = 12
源一郎:HP27、MP16と。
マヤー:# 2D 6 (5,3) = 8
マヤー:# 2D 6 (1,4) = 5
    (※HPとMPの回復量を別々に振っているPCと、1度のダイスロールで決めたPCがいるためダイスを振る回数が異なっている。 GMが許可すればどちらでも良い)
マヤー:HPは全快の34、MPは16/27。 
GM:案外回復しているな。
源一郎:その分、私のMPが少ない。
GM:まあ情報収集シーンも、同じ探偵事務所をベースにしたことにすればもう2D回復できるだろう。


ミドルフェイズ4 シーンプレイヤー:知花マヤー


マヤー:きたー。
GM:探偵事務所のテーブルに地図や資料が広げられ、手慣れた様子でそれに書き込み、あるいは出て行ったり電話をしたり。
   そんな様子が繰り広げられる。
マヤー:うい。 「情報収集戦っすね、足で稼ぐっす」 
GM:こう、噂話を聞きに行く時は出張しても最後は回復の都合上事務所に帰ればOKだ!
   情報収集シーンは判定無しで全員登場OKです。 登場を推奨しておきます。
源一郎:まあ登場しておきますよね。
天音:登場しますね。
智:登場します。
マヤー:「では、ぞろぞろっと噂話をあつめますっかね」

・三上葉子について(判定:【意思】 <情報:噂話・魔法・学問>)
・クウエルスについて(判定:【理知】 <情報:警察・魔法・異世界>)
・黒い石について(判定:【知覚】 <情報:噂話・メディア・ウェブ>)

GM:以上3項目あります。 順番はどれでもいいですが、判定は1人1シーンにつき1回ね。
   シーン数が多くなると、あとでペナルティがありますので注意。
   まあ、苦手なものをやらずに済むように手分けしてくださいね。
源一郎:まあ【意思】が+5あるからそれかな。
マヤー:【知覚】+4で一番高いから黒い石をやりますかね。
天音:【理知】+5あるので、クウエルスにいった方が良いかな?
   <情報:メディア>があるし、マヤーさんと知覚一緒なので、私が黒い石に行った方が良いかもでしょうか。
GM:あと財産点*4を使う手もある。
マヤー:天音が黒い石やったほうがよさそうですね。 「天音ちゃん、黒い石調べて欲しいっす」
天音:了解です、黒い石いっきまーす。
マヤー:「源一郎は三上葉子を調べるっす。 私はクウエルスを調べるっす。 智くんは他の人が調べきれなかったのをサポートしてくださいっす」
智:「わかりました」
源一郎:んじゃあ順番に……三上葉子について調べます。 
源一郎:# 2D 6 (5,4) + 5 = 14
GM:演出とかの参考にするから、技能とか使ったら言ってね。
源一郎:特に演出はないなあ。さっきは使わなかった従業員エキストラから電話がかかってくるような演出かな。
    「そうか……わかった(ぴっ)」みたいな。
GM:では。 現在、葉子はクウエルスに憑依されている。
   憑依された状態のままクウエルスを倒すと、葉子は[死亡]する。
源一郎:ひっぺがせ、と。
GM:何らかの方法で憑依を解除しなければ戦えない、だろうね。 その方法は別のルートから調べてください。
   この情報は以上。 きっと古凛あたりから色々調べたんでしょう。
マヤー:自分はクウエルスについて調べます。 <情報:異世界>で。
    「放浪時のツテをあたるっすかね」
マヤー:# 2D 6 (3,6) + 5 = 14
GM:はい、これもOKです。 このシーンは出目いいなあ。
マヤー:たしかに(笑)
    ディレッタント*5時代の友達から話を聞いてる感じで。
GM:クウエルスは“闇の太母”エキドナが生み出した、奈落の魔獣の一体。 まあここまでは見りゃわかるわな。
   他者に憑依して、肉体を操る能力を持つ。
   ただし、憑依された人間がクウエルスを強く拒絶できれば、憑依を解除できる。
マヤー:「そうなんすね、じゃあ拒絶させればおっけーすね。 葉子ちゃんに気合をいれてもらうっす!!」
GM:「つーわけで、その、葉子?って娘の心を奮い立たせて?クウエルスを強く拒絶させないといけないんじゃねーの?」
   という感じでわりと有益な話を聞きました。
マヤー:「さんきゅっす。 あざっす!」
天音:黒い石いっきまーす。
   スマホぽちぽちして「『マネージャーさーん、幸せになれる黒い石って話、マスコミの人とかで知ってる人いないかなぁ?』……送信、っと」
GM:マネージャー経由で信頼できるマスコミの記者さんとかに連絡して、『幸せになれる黒い石』の噂とかを知ってそうな人を探してもらって地道に調査します。
天音:# 2D 6 (3,1) + 5 = 9
天音:あ、<情報:メディア>で+2して達成値11でお願いしますです。
GM:ほいほい。それならOKやね
   『天音ちゃーん、変な事には首突っ込まないでよ~』という感じで。
   黒い石。 奈落の魔獣クウエルスのアビスシード。
   所有者の欲望を肥大化させることで、奈落による汚染を進行させる力がある。
   クウエルスを倒す事ができれば、すべて消滅する。
   そして逆に、黒い石はクウエルスと霊的なつながりがあり、それを辿れば、クウエルスの居場所を調べられる。
   黒い石の回収品は、マヤーとか黒い石を狩ってた連中が持ってるかもしれないし、古凛からもらってきてもよい。
   というところで。 さすがマスコミだ。詳しい事をよくしっている。
マヤー:マスコミすげー。
天音:最近のマスコミはがんばっているなぁ……。
源一郎:報道しないだけだな!(笑)
智:よく知ってますねー。
天音:「危ない事にはならないから大丈夫だよ~」……と、マネージャーさんにありがとうな絵柄のスタンプと一緒に送信。
マヤー:今回はウェブも情報源にあるから、多分マスコミの情報もウェブに転がってるんですよ。 どっちが先かわからないですけど。
GM:向こうも何か濃いスタンプ送ってくる。
   というわけで、智が何もしない間に情報が全部集まったぞ!出目が良かったな!
智:いやーどれも数値低かったんで助かりました。
マヤー:「というわけで、智くんは黒い石の霊的な繋がりを辿って、葉子ちゃんを何とかして頑張らせて、クウエルスを追い出して倒すっす。
     それで解決っす」
智:「はい、マヤーさん。 ありがとうございます。
   おれ、がんばります」
源一郎:引っぺがし方ってこのシーンで調べられるわけじゃないよね?
GM:もう出したよん、情報。
   具体的に言うと、すごい強い意志の力を発揮させるか、何でもできそうな加護を発揮するかだな。
智:おお、もっとるもっとる!(笑)
源一郎:なるほどわかりやすいな!
    (「ここヒント、クライマックスに出るよ-」という立て看板を持ったCGを表示する)
マヤー:なんか臭いセリフをはきながら死闘をやると多分大丈夫。
GM:その辺は必要なシーンになったら改めて説明します。 が、次のシーンは「上手くクウエルスを探せるかなー?」というシーンだ。
   というわけで回復しときましょう。 HP・MP2D6回復。
マヤー:# 2D 6 (6,4) = 10
源一郎:# 4D 6 (6,3,4,1) = 14
智:# 2D 6 (6,5) = 11
源一郎:HPマックスのMP21……ちょい不安は残るがまあうん。
マヤー:MPマンタンまであと1点だけど、まぁほぼ全快といっていいでしょう。
天音:# 2D 6 (2,2) = 4
智:おかげさまで全快です。
天音:MP32まで回復。 HPはさっきで全快してるので、まぁ大丈夫かなぁ。
GM:流石にそろそろ、探偵事務所から場所変えるか……?
   あ、黒い石を取りにマヤーのマンションに行くのもありだ、そうするとまた回復できるからな!
マヤー:そうしよう。


ミドルフェイズ5 シーンプレイヤー:往来司源一郎


源一郎:私でいいのか。 あいあい。
GM:マンションの一室。 謎の沖縄風。
   テーブルの上に置かれた黒い石を囲み、見つめている君たち。
マヤー:勝手に合鍵かなんかで来て下さい。 その通り謎の沖縄風です。 めんそ~れ。
GM:PC全員登場で。
天音:「マヤーさん、シーサーっておいてあるー?」 沖縄風のお部屋、興味津津です。
マヤー:「あるっすよ。 そこに」 玄関の置物を指さす。
天音:「わー、かわいいー」 ってとりあえずシーサーにきゃっきゃと騒いでから黒い石に向き合います。 お仕事も大事。
GM:この黒い石の霊的な繋がりを……具体的に言うと【知覚】判定で12を目標値として判定に成功するくらいの知覚で魔力感知すると……クウエルスの居場所がつかめるはずだ。
   PC1人につき1回の判定が可能、失敗した場合は、全員分終わったあとでまたやり直すことが可能だが、例によってペナルティがあるかもしれない。
マヤー:「たしかこのへんに」 謎のソテツ風植物の下をがさごそして石を取り出す。
    「あったっす、皆で気合入れてさぐるっす」誰かふってください。
智:「これで居場所がわかるんですね」と言いつつ【知覚】+3と低い。
源一郎:とりあえず<リトライ>の構え。
GM:ほいほい。 【知覚】高いの誰かなー? 魔力を感知するというか何かパゥワーとかオーラ的なものをスピリチュアルに感じてみてくれ。
天音:私とマヤーさんが同値で+4ですね
源一郎:こちらも同値の4だが……まあ魔法使い的なところで私から行くか。
智:「これで居場所がわかるんですね」と言いつつ知覚+3と低い
源一郎:# 2D 6 (3,2) + 4 = 9
源一郎:はい、まあ失敗ですね。 特に<リトライ>は打ちません。
GM:逆に<リトライ>1回しか使えない*6と考えると、最後に高い人残しておくかね。
マヤー:「気合っす!!おおおお!!」 いきます。
マヤー:# 2D 6 (3,6) + 4 = 13
マヤー:「ほわああ、見えるっす。 わたしのもアレがってアレってなんすかね?」
GM:うむ、さすが持ち主。 黒い石から繋がる霊的な糸(パス)を、わずかに感知できた。
源一郎:「相変わらず妙に鼻が効くな……」
マヤー:「アマンカイ(あっちか!)」
GM:その糸の先は……意外に、近い。 七瀬市内の大きめの公園に繋がっていた。
   葉子は……クウエルスは、その公園に居るだろう。
マヤー:「リッカ!じゃないっす。 いこうっす。 公園っす多分」
源一郎:「車を出そう。 乗りたまえ」
智:「はい、急ぎましょう」
GM:はーい。 というわけでこのシーンも終了しつつ回復せよ。 同じ住居の効果は一度までだったが見なかったことにしている*7
天音:同じ小型施設でも、他の人のところとかなら大丈夫ってことです?
GM:アイテムとして考えればわかりやすい。
   1回使ったアイテムは使用不可になるが、もうひとつ同じアイテム持ってたらそちらは当然使えるのだ。
マヤー:なるほど。
GM:まあほんとミスは多いんで、その場で気づかなかったらノーカン。
   私の場合はとりあえずPCの利益になるように多少は差配するが、基本的に巻き戻すことはない。
観客:面白ければ、戦闘中のジェロニモがなぜか観客席にもいる程度のミスは許される。
GM:ダブルアームスピンだ!
源一郎:ふーむ。
源一郎: # 2D 6 (2,2) = 4
源一郎:MP25……不安だ。
マヤー:# 2D 6 (4,5) = 9
マヤー:全快。
天音:# 2D 6 (2,6) = 8
天音:HPMP全快です。 「今度こそやっつけるんだからね、クウエルス」

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最終更新:2015年01月19日 10:17

*1 電子タバコの大半はグリセリン溶剤を気化して吸い込む為、甘く感じる。 匂いは通常のタバコ風だけではなく、ミントやバニラ等ざまざまなフレーバーが存在する

*2 キャラクター単体のHPを回復する特技

*3 奈落の力を秘めた結晶体。 持てば常人でも力を行使できる代わりに浸食されていく

*4 生活環境によって、自由に使える財産。 情報収集やアイテム購入判定時に使用すると達成値を増やせる

*5 高等遊民。 今でいうと金に不自由してないニート

*6 戦闘中でない場合、ラウンド1回のみ使える特技・アイテムはシーン中1回のみ使用できると考えておけば良い。 GMが許可した場合は複数回使える

*7 前シーンと前々シーンで、源一郎の事務所の住居効果を2回使ってしまっている