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勝手にお見合い - (2006/09/30 (土) 19:45:51) のソース

-㍉子
男「母さんは…不貞寝してる。相当疲れたんだろうか」 
男父「第二波に備えてると見た。あーそうだ、次の人は㍉子って言う子だ」 
男(さて、どんな登場の仕方なんだろうか…) 

―――――――――――――(10分経過) 
男父「遅くないか…?」 
男「んー……! とーさん伏せて!」(バッ) 
(バババババババババ) 
㍉子「すまない、遅れた。本来なら軍法会議物だが…」 
男「そんな事せん。つーかMKを乱射して入るな」 
㍉子「む、男の父方か」 
男父「(俺の追っかけにもこーゆー子いたな…)あぁ、はいそうです。で、後ろの方は…誰?」 
㍉子「私の父です。男の方も父方とはちょうどいい」 
軍父 ゴゴゴゴゴゴゴゴ… 
男父「(すごいオーラ。勲章が眩しい)ははは、こりゃどうも…」 
㍉子「ところで、お見合いをするということは私を選んだということだな男」 
男「まだ決まってない(決める気もねぇ…)。早とちりすな」 
㍉子「なっ、この見合いはフェイクか!男、許さん!」 
男「待てぃ、俺の眉間に銃を突きつけるな」 

男父「――――――…………」 
軍父 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 
男父「…お茶いりますか?」 
軍父 …ぐい コポコポコポ 
男父「えーと、次が待ってるんでそろそろ…」 
軍父 コクリ「…了解した」 
㍉子「っ、父上!離してくださいー!」(ずるずる) 
男父(言語障害じゃ、なかったんだな…) 
-荘厳さん
男「脳天に風穴つけられるとこでした。次は誰」 
男父「荘厳さんって言う子だ。ん?何故にグラサン?」 
男「付けておいたら理由がわかるよとーさん」 
(ガ――――) 
男父「!ドアが自動に開いた!おぉなんか神々しい光が…」 
荘厳「私(わたくし)、荘厳と申します。以後、お見知りお気を…って男様、何故サングラスを?」 
男父「…なんか薔薇は舞ってるわ、天使は降臨してるわで凄いなこの子…まさに荘厳!」 
男「ナイスリアクション。気にしないで荘厳さん…てあれ?グラサンしてても眩しい光が…」 
荘厳「あぁ、お見合いと言うことなので父も一緒に」 
荘厳父 ドドドドドドドドドドドドド… 
男父「マグロを背負ってるのは何故でしょうか。漁師さんなのですか?」 
荘厳父 コクリ 
荘厳「私、男様と永久(とわ)に添い遂げたく御座います…どうか私を嫁に…」 
男「いやいやいや、そんな時代劇風にしなくても…(衣装が十二単になってる…)うぉっ、何か凄い威圧感…」 
荘厳父 ドドドドドドドドドドドドドドドドド… 
男父「えー、息子も多くの子から慕われてるんですよ。今此処で決めるのは難しいと思われますが荘厳さん」 
荘厳「まぁ、私ったら早とちりを…そうですわね、結果を待つとします。では此処で…」 
荘厳父 …ドスン 
男(こ、これは…) 
男父(…寿司か…!) 
荘厳父「…よかったら食してくだせぇ」 
男父「あぁ、こりゃどうも…(この人も言語障害じゃなかったな、うん)」 

荘厳「あぁ、それと男様」 
男「ん?何でしょうk」 
荘厳「おんみょうだんを食らえ♪ですわ」 
男「うおっ、まぶし!…てそれ誰から教えてもらったの」 
荘厳「父からですわ。一度してみろって言っておられましたから…」 
男「あぁ、そう、ですか…(荘厳パパ…貴方っていったい…) 
-渡辺さん
男「寿司うめぇ」 
男父「えーと、次は渡辺さんて子だ」 
男「一緒に佐藤さんがついてくる。300%で」 
(ガラガラガラ) 
渡辺さん「男君こんにちはー」 
男「あぁ、こんにちは。やっぱり佐藤さんもいるんだ…」 
佐藤さん「…悪い?」 
男「そんな冷たい視線を向けないで下さい。文字通り突き刺さるんで」 
渡辺さん「えーと、男君のお父さんですかー?よろしくお願いしまーす」 
男父「あぁよろしくね(純粋な子だ…しかし、横の佐藤さんって子は何故顔を紅くしてるんだろうか)」 
佐藤さん(あぁ、渡辺さん可愛い……///////////) 
渡辺さん「えーと、今日ここに来たのは…えーっと…あれれ~?理由を忘れちゃったよ~?」 
男父「天然だなぁ…おm」 
佐藤さん(殺ス殺ス殺ス殺ス、お見合いなんて言葉を言ったら土に帰してあげる…) 
男父「げふげふ、エーットナンダッタッケナームスコヨ(怖すぎる…)」 
男「ナンダッタケーオレモワスレチャッタナー(哀れ我が父)」 
佐藤さん「渡辺さん、もう時間よ」 
渡辺さん「ふえ?そうだっけ?じゃあねー男君」 

男父「お前も苦労してるんだな…」 
男「人間馴れですよとーさん」 
-荒鷹さん
男「早く終われこのお見合い」 
男父「耐えろ我が息子。えーっと次の子は荒鷹さんって子だ」 
男「わーい、まともわーい」 
(ガラリラリ) 
荒鷹「(お見合いなんて緊張するなー…)し、失礼します」 
男「や、荒鷹さん。横にいるヘンなおっさんは俺の父親だ」←場を和ませる息子 
男父「(プチッ)どうもどうも、うちの厄介者がお世話になってます」←本気になる父 
荒鷹「ど、どうも…宜しくお願いします…(何だろう…二人とも笑ってるけど火花が見える…)」 
男「あはははは(本気になりやがったなコンチクショー。厄介な遺伝子はとーさん譲りなんだぞ)」←同じく本気になるダメ息子 
男父「はっはっはっはっは(やるのか息子よ…しかしお前では私に勝てん!)」←ヒートアップするダメ親父 
荒鷹「(うぅ…どうしよー…)あ…あ、荒ぶr…って着物着てるから出来ないー!(泣)」 
男父「(ゴゴゴゴゴ…)むっ?何をしようとしてたんだい?」 
荒鷹「え、あ、荒ぶる鷹のポーズです。こう…手をへの字型に曲げて右足を上げて…ひーん着物だから出来ないー」 
男父「まぁまぁ落ち着いて。…しかし―――それだと下着が見えないかい?」←ストレートに物言い(悪気無し) 
荒鷹「////////////////き、気にしてることを言わないでくださーい!!」(バチコーン) 
男父「ぐぼぁ!?」(バタッ) 
男「あぁー、荒鷹さん待って…行ってしまった…(右頬に見事なフック…!ランダエタも出来たかな…?)」 

男「脳ある鷹は爪を隠すってか。すげぇパンチだったな…おーい、とーさん、大丈夫かー?」 
男父「…(ガバッ)男…ブロックワードは…言っては…いけ、ないな…(バタッ)」 
男「心得た。さー、かーさん呼んでくっか」 
-不幸
男母「とーさんどうしたの?右頬に痣があったけど」 
男「禁句を言ってしまった、以上。次は誰ですかい」 
男母「不幸ちゃんだって。…ん?なぜ救急箱用意?」 
男「答えは5秒後……3,2,1」 
(ガタッ、ビリビリビリ…) 
不幸「あぅ…痛い…」←障子の前で転んだ 
男母「あー原因判明。私も治療手伝うわ」 
不幸「あ、男君のお母さんですか?」 
男母「そうよ。あぁー動かないで、傷が開くわよ」 
不幸「ぁ、はい…(男君と同じで優しい人だな…)」(ガタッ) 
男母「なぁ!?……ゆ、床が抜けるとは…」 
男「危なかったな2人とも。はい掴まって」 
不幸「す、すいません…私が不幸だから…」 
男母「んー、気にしないで。…よーし、ちょっとおまじないをかけてあげるわ」 
不幸「え?おまじないって、わっ!」(ぎゅっ) 
男母「よーしよし…、息子、ムツ○ロウさん想像したね?」 
男「2mmほど。許してくだせぇ聖母様」 
不幸(あったかい……まるで本当のお母さんみたい…) 
男母「あらら、安心して寝ちゃったみたいね。男、隣の部屋に」 
男「承知した」 

男母「なんか感じたわ、あの子の気持ち。男ぉ、やるわねぇ(ニヤニヤ)」 
男「うるせぇ、優しくして悪いか。…あの時『お母さんて読んでいいわよ』っていうつもりだったろ」 
男母「ジンクスは則らなきゃ。見たかい『母』の力を」 
男「偉大です恐れ入ります」 
ガタッ「わ、わぁぁぁぁぁ――――…」 
男母「…また床が…」 
男「聖母様の祝福でも不幸は治らんか…哀れ」 
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