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女「通りすがりの新ジャンルだ。覚えておけ」 - (2013/04/26 (金) 16:55:29) のソース
メザメロ………… 男「は?お前何か言った?」 友「なにがぁ?」 メザメロ……ソノチカラ…… 男「低い声で何か言っただろ」 友「言ってねえよ!寝ぼけるな」 男「おかしいなぁ……あ、今日学校に女来てなかったけど何かあったのかな?」 友「女?誰それ?」 男「え?バカ言うなよwwwクラスメイトってか席隣りだろお前と」 友「隣りは委員長だけど……てかそんな奴学校にいたか?」 男「え?………」 友「お前誰の事を言ってるんだ?」 >>51 男「え?何言ってんのお前」 友「いや女とかいねえだろ、聞いた事ねえよ」 男「え?どういう事?何言ってんの?」 友「俺のセリフだよ、ほらクラス名簿観てみろよ」 男「・・・・・・いない・・・!??」 友「熱でもあるんじゃないの?」 男「いやそんな・・・・・ええ??」 友「じゃあな、妄想はほどほどにしろよ」 >>52 それから二週間が経過した。女宅に行くとそこには知らない人が生活していた。 単純に引越しかと考えたがそこに住んでいる人は越してきて10年は経つという。 学校にも『女』がいた記録がまったく残っていない。 部活でインターハイに行った事、絵画コンクールで金賞と取った事、成績上位だった事全てが消えていた。 男(女は俺の夢だったのだろうか、そう思うようにもなった) 男「あれは一体………」 友「おい」 男「うー……ん」 友「おい!」 男「な、何だよ」 友「お前委員長知ってるよな」 男「は?何言ってんの?」 友「知ってるだろ!!」 男「当たり前だろ、クラスのマドンナみんなの委員長だ」 友「………クラスの誰もが委員長の事を知らないと言うんだ」 男「!!???」 >>56 友「ありえねえんだよ!昨日まで普通に喋っていて、今日学校に来たら……みんな知らないと言うんだ」 男「バカいうな!確かに委員長は存在した、先生には言ったのか!?」 友「先生もそんな生徒は知らないって言うんだ………」 男「どういう事だ………」 メザメロ………オトコ……… 男「ん?また何か聞こえた」 メザメロ………ソシテ…チカラヲ 友「ん?何か聞こえた?」 目覚めろ男!その力を!! キュイーーーン!!! 男「うわあああ!!!!」 友「体が光って・・・ああ!!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ………………………………………… >>57 キュイーーー…シュン! 男「・・・・・・・・ここは・・・近所の空地じゃないか、さっき学校にいたのに」 男「そうだ友は!?」 男「いない…………どうなってるんだ?」 ?「もしかして……男君?」 男「え?女ぁ!・・・・・・あ、委員長」 委員長「よかった~独りで心細かったんだぁ~男君も一人?」 男「あ、ああ友とはぐれてしまってな」 委員長「そう、一人なんだぁ~」 >>58 友「男~!お~と~こ!!!包茎~!!!」 友「いない………あいつどこいったんだよ」 ?「………誰?誰なの?」 友「は?あんたこそ誰だよ?」 ?「あなた新ジャンル職業は何?」 友「職業は学生、新ジャンルって何?」 ?「まさか外の世界から?」 友「電波ちゃんなの?」 >>59 女「私は女、新ジャンル職業は透視能力」 友「おんな?…………女って………男が言ってた奴ってお前なのか?」 女「男?それは誰なの?私は知らないわ」 友「でも名前『女』なんだろ?お前じゃん」 女「いえ本当に男なんて知らないわ。それよりあなた、新ジャンルを取得した方が良いわよ。この世界は新ジャンル能力を持たない人は殺されるの」 友「だから新ジャンルってなんだよ!」 >>62 プァンプァンプァンプァン… 女「マズい警察だ、早く新ジャンルを習得して!」 友「新ジャンルって何だよ、どうやるんだよ」 警官A「君、ジャンル免許は?ないよね?じゃあ殺すしかないよね」 友「!!」 女「ちょっと待ってください、彼はこの世界の人間じゃなくて」 警官A「君はなんだい?むやみやたら保護すると君にも罪が着せられるよ?」 警官B「やっべ俺もう殺してえよ」パンッ 女「ああっ!」 友「おい!大丈夫か!?」 女「このぉ………!」 ジャンルライドゥ… トウシノウリョク! 透視女「ノーパンで職務質問してんじゃないよ!通報するよ!!」 警官A「何故バレた!?」 警官B「ヤバいよ兄貴!」 友「変…身しやがった……」 警官A「くそっ引き揚げだ!」 警官B「お前ら次会ったら即犯してやるからな!!」 ジャンルライドゥ… 解除 女「はぁ…はぁ…」 友「すげぇ…」 女「関心してないで手を貸してよ」 友「新ジャンルって何か分からんがすげぇな、俺もやってみたいぜ」 女「この世界に来れたんだもの、きっとなれるわ」 >>70 男(俺の住む街と何ら変わらない世界、しかし違和感がどうも拭い切れない 友の失踪と委員長の存在、これは女と関係するのか?) 委員長「男くん!さっきから元気ないね、そんなに友君が心配?」 男「あ、いやあいつは大丈夫だろう、バカだし。それより委員長………クラスメイトの女って知らない?」 委員長「おんな?」ピク 男(ん?) 委員長「おんなぁあああああ!!!????」ビリビリビリ 男「うわぁっ!」 委員長「あなた女側の人間だったのね!迂闊だったわ!!」 男「ちょっと待てよ!女側って何だよ!それに女の事知ってるのか!?」 委員長「知ってるも何も………殺したい候補No.1よ!!!!」 ジャンルライドゥ… サツジンキ!! >>73 男「なんだその姿は………」 殺人鬼「フー…もう少し泳がせて殺そうと思ったけど、女の名前が出るとは………」 男「お前委員長じゃないのか!?」 殺人鬼「委員長?あー確かに体は委員長って奴のを貰ったさ、中身は喰っちまったけどな」 男「喰うって……え??」 殺人鬼「最近違う世界から新ジャンルを知らない人間が落ちて来るんだよね 別に放っておいても良いんだけど やっぱ殺す方が楽しいし、お金も貰えるし」 男「新ジャンルってなんだよ、女側って何なんだよ!!委員長を返せよ!!!!」 殺人鬼「今から死ぬお前にそんな事を知る意味はない」シュッ ?「伏せろ!!」 ガキィン! 殺人鬼「なっ!お前は!」 男「お前は!」 女「お前は私が倒す」 ジャンルライドゥ… クール!! >>82 クール「そろそろ決着をつけようじゃないか殺人 男「おんなぁ!!」 kぃ!?」 男「心配したぞおんなぁ!!どこ行ってたんだよ!!」 クール「なんだい君は?すまないが退いてくれないか?」 男「本当に心配したんだぜ!友達みんなお前の事忘れるし」 クール「すまないが何の事だ?」 男「何言ってんだよ!忘れたのか俺の事」 殺人鬼「ごちゃごちゃうるせー!!!」 クール「退け!……セットオン、クールヴァスター!」ドルルルルルル!!! 殺人鬼「ガッ、バカなぁ!………くそったれぇ!」パキーン… ジャンルライドゥ… 解除 女「本部、新ジャンル殺人鬼、削除しました」 男「女すげぇなそのコスプレ」 >>87 女「さっきから君はなんなんだ?ゲリラか?それとも政府からの亡命者か?」 男「ゲリラ?政府?何言ってんだお前」 女「新ジャンル能力は?早く変身しろ、また襲われるぞ」 男「ちょっと待ってくれ!何の話をしてるんだ!!」 女「まさか、新ジャンルを持ってないと言うのか!!??」 男「なんの話なんだよ」 女「さっき君を襲ったのは政府公認の新ジャンル軍団だ、我々ゲリラが長年戦いを挑んでいる敵だ」 男「ゲリラ?」 女「私たちの事だ、この土地は100年前までは我々の物だった。しかし政府が治安維持などつまらぬ言葉を掲げ土地を支配しだした。暴力的な力と共に……」 女「政府が生み出す力を長年研究し、ようやく対等に戦える力を授かる事に成功した それが新ジャンル、私たちの希望だ」 >>92 女「という事は君、違う世界からやって来たのか」 男「ああ、どうやらそうらしい。一緒に来た友達ともはぐれるし委員長は死んじまうし………」 女「すまない、私たちがもっとパトロールを強化していればそんな事には……」 男「いや女さんのせいじゃないよ!」 女「そうか、優しいな君は………」 女「さっきから気になっていたのだが、君の言う女というのは本当に私そっくりなのか?」 男「そっくりというか、そのまんまというか………」 女「そうか……この世界で生きていて18年、私に似た顔は観た事がない」 男「そうですか………」 女「そんな悄気た顔をするな、きっと見つかるさ。とりあえず本部に来い、ご飯をご馳走しよう」 >>96 女「ただいま帰りました」 本部長「ご苦労、女………そちらの方は?」 女「はい、平行世界から迷い込んだ人間です。」 本部長「その眼を見る限り、嘘ではないようだな。18年前B地区で平行世界から人間が降りてきたという報告があった、最近では………」 女「そんな昔にも!?」 男「あの、さっき殺人鬼が言ってたんです、『最近違う世界から新ジャンルを知らない人間が落ちて来る』と 最近落ちたのはいつだったか分かりませんか??」 本部長「最近はだなぁ………ちょうど二週間前だな」 男(女が消えた日と重なるのか………) >>100 友「ジャンルライドゥ…ハイスペックロリ!!!」 女「口で言ってもダメ、心の中でもっとも自分に近い物を考えるの」 友「難しいよ新ジャンル~」 女「覚えなきゃまた襲われるよ」 友「しっかし12歳で親元から引き離して強制的に新ジャンル覚えさせられるなんて可哀相な世界だな」 女「覚えなきゃ殺されるから………私の友達も3人死んだわ」 友「悪い、そんなつもりで言ったんじゃねえんだ」 女「あなたは違う世界の人だもの知らなくて当然よ」 友「俺、で良かったら友達になるぞ」 女「え?」 友「タイプじゃないかな?」 女「いいよ、友達」