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ミリタリーウェア用語集 - (2015/02/22 (日) 11:01:45) のソース
Q:M-65パーカの右胸についているネームテープみたいなのはなんという名前か? A:そのままずばり、ネームテープ(by MASH)。ネームテープベース(by LA BOY)。どちらでも通じる。 Q:M-65フィールドジャケットやM-51パーカの肩についてるやつはなんという名前か。 A:ショルダー・ループ(肩章:けんしょう)。エポレットも可。 Q:M-65フィールドジャケットの襟についているベルクロのストラップはなんという名前か。 A:チン・ストラップ Q:M-65フィールドジャケットの袖の内側に織り込まれている三角のフラップ部分はなんという名前か。 A:ハンドガード。防寒と火などから手を保護するためのものらしい。 Q:M-65フィールドジャケットとかの背中の腕の付け根部分に付いているマチはなんという名前か。 A:アクションプリーツ。またはバイスイング。腕が動かしやすくなる効果がある。 Q:腰やすその部分についているひもはなんという名前か。 A:ドローストリング。ドローコード。 Q:靴紐やドローコードの両端についている、プラスチックの小さな覆いはなんという名前か。 A:アグレット。(AgletまたはAiglet)と言います.アグレットのおかげで,紐がほつれるのを防げるほか、ひもが穴に通しやすくなる。 Q:ジッパーについている紐(ひも)はなんという名前か。 A:引き紐(ひも)。もしくは引き手紐(ひも) Q:名前の書いてある細長い布はなんという名前か。 A:ネームテープ。 Q:M-65フィールドジャケットはナイロン50%・コットン50%の素材で特別な名前があるというがそれは何か。 A:NYCO(ナイコ)。ナイロン・コットンなので頭文字をとってナイコ。 Q:ポケットの入口のフタになっている部分または布はなんという名前か。 A:フラップ。 Q:フラップが付いているポケットはなんという名前か。 A:フラップポケット。 Q:左腕についている外ポケットはなんという名前か。 A:シガレットポケット。タバコだけじゃなく小物入れとしても使う。ユーティリティーポケットとも。 Q:M-65パンツのサイドポケット内側にあるひもはなんというか。 A:ストラップ。 アジャスターテープ。 Q:BDUパンツとかのお尻についている当て布の名前は? A:モンキーパッチ。 Q:フィールドジャケット・フィールドパーカ・フライトジャケットの外側の生地をなんと呼ぶか。材質。 A:シェル。アウターシェルも可。材質は革、コットン、ナイロン、ナイロン・レーヨン混紡、ナイロン・コットン混紡など。 Q:コントラクトナンバー(場合によりメーカー名も)マジックかなんかで消されているがこれは何? A:※従来より米軍の実物衣料においてナンバー(場合によりメーカー名も)が消され市場に出てきた物を、 ミリタリーウェア業界では“消し”,“消し品”と呼ぶ。 その“消し”入ったものの多くは米軍よりコントラクトを受けた納入メーカーが製造時において 納入数量より多く製造した物を米軍当局に対しての仁義として、 コントラクトナンバー(場合によりメーカー名も)を消して市場に出される。 ラベル上よりコントラクトナンバーが消されている以外は全て納入品と同じMIL-SPECで製造されている事から、 海外、国内問わずミリタリーウェア業界では実物品扱いとする事となっている。(by mash) 消し品例(消しが入っている) &ref(keshihin.jpg) ■MIL SPEC(Military Specification) 米国防省の厳格で厳しい技術が要求される「米軍仕様書」 MIL規格(Military Standard)とも呼ばれています。 表記方法が決められており、米国国防総省が調達する全ての物品の仕様・規格が規定されている。 軍隊が使用する物品の仕様・規格なので民生品より厳格で厳しい要求内容となっている。 ■コントラクトナンバー(Contract Number) アルファベットと数字の13桁の契約番号。 米国防省が軍需品調達時の契約に付与される発注契約番号。 年代によりSPO、DSA、DLA、DAAN等、契約機関により変化しています。 最初の6桁(アルファベットと数字)は契約機関、続く2桁は会計年度の下2桁、次の1桁はその契約種類、最後の4桁は通し番号となる。(例)DLA100-89-C-0573 ■DSA(Defense Service Agency)読み:ディー・エス・エー 国防補給庁予算 ■DSCP(DEFENCE SUPPLY CENTER PHILADELPHIAの略) フィラデルフィア米軍供給センタ ■DLA(Defense Logistical Agency)読み:ディー・エル・エー 国防兵站庁予算 ■U.S.M.C.(United States Marine Corps)読み:ユー・エス・エム・シー 米国海兵隊(United States Marine Corps)の略で、通称マリーン(Marines)。 特徴は、陸・海・空の三軍と違って議会承認を必要としない海外緊急展開部隊。 大統領の命令のみで、世界中に陸海空の作戦展開を迅速に出来る即応精鋭部隊。 ■MARPAT(Marines Corps Pattern)読み:マーパット 海兵隊迷彩で、俗にデジタル迷彩とも呼ばれています。 MARPAT(マーパット)迷彩には「ウッドランド」と「デザート」の2種類が有る。 正式名称のMARPAT(Marines Corps Pattern)には「デザート」「ウッドランド」の2種類。 ★DESERT MARPAT CAMOUFLAGE ★WOODLAND MARPAT CAMOUFLAGE 本物のMCCUU(MARPAT迷彩)には、USMCマリンマークが必ず何処かに有る。 ■ECWCS(Extended Cold Weather Clothing System) ECWCSとは、Extended Cold Weather Clothing System(拡張式寒冷地被服システム)の略。 ECWCS(拡張式寒冷地被服システム)は、1980年代に米軍ナティック研究・開発・技術センター (the U.S. Army Natick Research, Development and Engineering Center)により開発された、 寒冷地での全天候用保護衣類システムで、約20種類の個人用衣類・手袋・帽子に フットウェアとパーカー・ズボンの組み合わせと、防水・防風・透湿素材(ゴアテックス等)を採用し、 防水・防風・透湿・軽量・行動性が改善された全天候用保護衣類システム。 ■BDU(Battle Dress Uniform)読み:ビー・ディー・ユー 1980年頃から使用されている緑を基調とした戦闘服(ジャングルファティーグ)とウッドランド、3Cデザート、6Cデザートパターンの戦闘服。 ■ファティーグ ジャングルファティーグ(jungle fatigues)はベトナム戦争時代の野戦服で、米兵からはファティーグ(fattiguus)やファティキーズ(fatikees)と呼ばれてました。 ■ウッドランド迷彩服 ベトナム戦争後、米軍で陸・海・空軍と海兵隊が採用した一般的な迷彩パターン。針葉樹林帯の森林迷彩パターンの戦闘服、ウッドランド(Wood Land)迷彩服。 ■ACU(Army Combat Uniform)読み:えー・シー・ユー 2003年に試作されたCCU(Close Combat Uniform)を基調としたデザイン。 アメリカ陸軍が2005年4月から配備を開始した新しいタイプの迷彩服。 米国陸軍新迷彩ATC(All Terrain Camouflage)を採用したACU(Army Combat Uniform)は、 全地域的迷彩で森林・砂漠・雪・都市・夜間、全てにおいて対応可能なように計算された最新迷彩戦闘服。 今までの濃い色系は移動すると残像として目に残りやすいので、グレー色系で残像として目に残りにくくしてあるのが特徴。 ただし、アフガニスタンの風景には合わなかった模様。 ■6Cデザート迷彩服 カーキを基調とし合計6色を使った乾燥・砂漠地帯用のカモフラージュパターンの6C(6 Color)迷彩服。 アメリカの砂漠をモチーフにしたため中東の砂漠でえらく目だって大変だった。 ■3Cデザート迷彩服 6Cデザートの濃い色は目立つので3色に改良した乾燥・砂漠地帯用のカモフラージュパターンの3C(3 Color)迷彩服。 ■M-65フィッシュテールパーカー モッズパーカと呼ばれたM51パーカーの後型モデル。 全体に太めで、ジッパーは真鍮製、ウエストと裾はドローコードにて調整、袖はボタンで調整できます。 ライナーとフードはボタン止め、フードはM65/M51共用で、フェイス周りに針金内臓です。 本体シェルとライナー、フードは別に取り外し可能ですから、組み合わせて年間を通して着用できる。