現行2003年12月1日-現在
※関東地方の場合。地方局は各放送局のデジタル化の進ちょく・内容により異なる) ハイビジョン制作。
オープニング
ランドサットから撮影した日本列島~君が代をBGMに「日章旗」(歌詞テロップ付き、無しのときもある。縦文字)~各放送局のID
クロージング
深夜放送休止(ないしは減力放送実施)のお知らせ~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~ランドサットから撮影した日本列島~各放送局のID(減力放送の場合IDが省略される場合もある)
なお通常は基点時間にインターミッション (テレビ番組)|インターミッション(当該項参照)の環境映像(日章旗の映像を含む)が放送され、国歌の放送はメンテナンスによる休止・減力放送前後に行われるのみである。「深夜放送休止のお知らせ」は各放送局で個別に制作されている。まず、「深夜放送休止のお知らせ」と書かれた静止画を表示し、続いて「深夜放送を休止させていただきます ~放送設備の点検・整備のため~ (地震などの緊急時は放送) 放送再開 午前(開始時刻)」と書かれた静止画を表示する(放送局により表現は若干異なる。)。これにアナウンスが入る。BGMは使っている放送局と使わない放送局にわかれている。
地域によってはジャンクション映像に載せて告知テロップのみの表示で済ませる場合もある(関東地方、北海道地方など)。
NHK大阪放送局では、近畿圏全域に一括して30秒間、一枚画で掲載する。その場合、画面上部に「放送休止のおことわり」とテロップを出し、その下に放送休止の対象地域・休止時間を掲載している(アナログ・デジタル別々に放送しているが、
2007年12月9日深夜=
12月10日|10日未明から2008年11月までの間はアナログ・デジタルを一括して掲載していた)。2008年12月より対象地域は「近畿地方の一部」<ref>全域で放送休止が生じる場合は表示を省略する場合、あるいは「休止地域 関西地方全域」と出す場合もある</ref>と表現されている。なお
減力放送となる場合については、「減力放送のお知らせ」という1枚画テロップを出した後、対象地域の減力放送の告知を流す。特に
大阪府や
奈良県は山間部等を除きほぼ全域で周辺府県の府県域放送を視聴可能だからである。デジタル統合後の2011年7月30日深夜以後の休止の場合も「深夜放送休止のお知らせ」の1枚画を出してから休止告知を行うようになった。
放送局管内の一部地域の放送休止または一部地方放送局ローカルの放送休止ではクロージング映像は流れないこともある。
各地の放送局のホームページにてテレビ、ラジオの放送休止・減力を行うスケジュールを掲載している局もある。大阪放送局の場合近畿圏全体の予定を掲載しているが、2009年12月より点検を行う中継局の掲載も始めた。
点検・整備が終了すると、放送開始時刻前に放送を再開する放送局もある。(オープニングは4:15直前に入るジャンクションの時間を利用して流す。)
2010年3月29日よりアナログはレターボックス16:9サイズで放送
1世代前 - 2001年~2003年11月
オープニング
地球の映像~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップ付き)~各放送局のID
クロージング
君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID
2001年からは、放送休止または減力放送後から始まる時は上記の映像が流れて、それ以外は日の丸とファンファーレ(24時間放送時のジャンクション参照)となった。それと同時に開始前の音楽とカラーバー・テストパターン等も廃止した。
クロージングは1997年からは日曜日のみ(メンテナンスタイムによる深夜放送休止の時も)、2000年以後はメンテナンスタイムに伴う放送休止(一部地域は
減力放送実施の場合も)の前に行われる程度となった。
2世代前 1970年代前半~2001年
オープニング(フィルム時代(1970年代前半-1985年3月))
青空を背景とした日章旗の後、青空を背景としたパラボラアンテナ(NHK菖蒲久喜ラジオ放送所のBSアナログ放送の放送衛星)の映像がこっちを向くとNHKが高速でズームインして下に「総合テレビジョン」を表示するもの。
オープニング(VTR時代(1985年4月-1995年3月))
OPは先ほどと同じだが、NHKがズームインするスピードがやや遅くなり、NHKの後に「総合テレビジョン」のロゴが左からワイプするものになった。なお文字には黒縁が付いている。
オープニング(現ロゴ時代(1995年4月-2001年))
先ほどと同じだが、NHKが表示される部分が現行ロゴの卵型になり、順番にN H Kのロゴが現れると「総合テレビジョン」のロゴがフェードインするもの。
詳細
BGMはオリジナル音楽 CD「懐かしのNHKテレビ主題曲集」にも収録されているが、最近まで流れたものではなく、アレンジ前〈作曲当初〉のものとなっている。また祝日の場合は開始時に君が代が演奏される(この時は1分間通して日章旗と歌詞テロップが写され、NHKロゴはなし)。
ちなみに「NHK BS1(NHK衛星第1テレビジョン)の1984年の試験放送開始初期のオープニングでも同じ映像フォーマットが使われていた。
なお、開始時の各放送局IDは放送開始7分前に表示され、その後テストパターンを経て上記の開始映像を放送し正式な放送開始となっていた。
エンディング(フィルム時代(1970年代~1985年3月)
OPと同じ青空に日章旗の後に粘土でできた地球儀が回転し日本列島の部分からNHKがゆっくりズームアップすると下に「総合テレビジョン」が表示されるもの。
なおNHKは白色だが、総合テレビジョンは黄色で音楽が鳴り終わると背景の映像がフェードアウトし黒い背景になる。
VTR時代(1985年4月~1995年3月)
映像は先ほどとほぼ変わらない(フィルムからVTRへ移行)が、ブルーバックに石井ゴシック体のテロップ(下記参照)~君が代をBGMに日章旗(歌詞テロップなし)~粘土で作られた地球儀の映像~各放送局のID。
VTR新ロゴ時代(1995年4月~2001年)
前述と同じだが、ブルーバックが藍色になりテロップも新規なものになった。文字には黒縁がついている。
詳細
2000年6月までは放送休止は全国一斉で行われていた(地域ごとの減力はあり)ので、休止当該日は終了時に「放送休止のお知らせ」の字幕→君が代の演奏・日章旗の映像→各局IDとなっていた。
局ロゴ表示は1995年3月までは旧ロゴの「
NHK」が画面中央からズームインとなり、フィルム映像時代はロゴが出た瞬間、「総合テレビジョン(黄色文字)」が出て来るものだったが、VTR映像に切り替わると、「総合テレビジョン」が左からめくる形で出てきた(NHKのロゴは若干離れている)。だがよく見るとNHKロゴが少しずつ左に寄ってきている状態だった。1995年4月より「NHK」ロゴが
三つのたまごへ改められ、1文字ずつ順に出てきて、「総合テレビジョン」がフェードインで表示する形態となった。
参考
フィルム時代はモノラルだったが、VTR映像に移行したものはステレオで流れている。
開局5年後(1958年頃~カラー放送開始以後)
いくつもの花が咲き、NHKと文字が出てくるもの。
4世代前 開局~開局5年後(1958年頃)
鳩→アンテナ→画面いっぱいに、NHK→周波数・出力テロップ。
24時間放送のジャンクション(1日の起点)
1日の基点(24時間放送開始当初は5:00→2004年4月から4:30→2005年10月から4:20→2008年4月から4:15)にはこれらの代わりとしての
局名告知|ジャンクションとして環境映像(24時間放送開始当初は富士山の四季を撮影されたもの、2004年8月以降は四季の自然をハイビジョンで撮影されたもの)を1分半以上写した後、日章旗(2004年以後はデジタル放送用に改めて撮影し直した物)を写している。
ここに出てくる日章旗は、出雲大社で国旗掲揚塔で使われているもので、畳74畳分もの大きさを誇り、日本一である。
当該時間帯に特設ニュースやスポーツ中継(メジャーリーグ中継やオリンピック中継など)が組まれている場合は後述にある「調整犬」「調整猫」とコールサインアナウンスを含めてジャンクション映像の放送は行われない。
参考
なお、かつて放送休止時間の長かった時代(1980年代前半頃の場合、23:15頃終了)は、
視聴者から寄せられたと思われる夜の写真(
夜祭などが多い 撮影者が表示されていた)を背景、
ギター系
弦楽器の
協奏曲(曲名不明 オリジナルか?)をBGMに「夜もふけました お休み前に 戸締り火の元を もう一度お確かめ下さい」というテロップが流れた。その後はフィルム撮影で、ブラックバックになった後に日章旗の映像をフェードインし、地球儀が日本付近に差し掛かり「NHK」の字幕が出た後、ブラックバックで地球儀の映像フェードアウト(ただし、NHKの文字はブラックバックでそのまま表示)した。
1989年度までは放送終了が日付をまたいで0:00を過ぎた場合には君が代・日章旗の放送がなく、NHKの女性アナウンサーがブルーバックに石井ゴシック体のテロップと共に「''NHK総合テレビジョンはこれで放送を終わらせて頂きます。どちら様もお休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。」というアナウンスがあった(担当・[[遠藤ふき子]]アナ)が、現在のロゴに変わってから「これでNHK総合テレビジョンの放送を終わります。お休みの前に火の元・戸締りをもう一度お確かめ下さい。''」と言うアナウンスとブルーバックに丸字角型ゴシック体(ナール)の知っテロに変わった。1990年度から1999年まで(1997年からは深夜放送休止または日曜日のみ)は、連日上記のアナウンスの後君が代・日章旗が放送された。
1995年の深夜放送拡大後
1996年からの深夜放送の時、年数回の集中メンテナンス(当時の放送休止は全国一斉だった)があったときは放送終了(中断前)のところで「放送休止のお知らせ」→「深夜放送を休止させていただきます(放送設備の点検・整備のため)」という字幕とナレーションが表示されていた。また24時間放送が開始されたころはこれに「放送再開 午前5時(→午前4時30分→午前4時20分)」という文言があった。
当初はバックは夜のNHKの局舎。その後自然の映像になった時期があったが、後年はブルーバックのみだった。
またオイルショックの影響による放送時間短縮の時代(1974年の一時期)には以下のようなアナウンスがあった。
(日中の休止前)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンの放送は4時半までお休みさせていただきます。ラジオ・FMは放送しています。ご了承下さい」
(日中の放送再開時)「お待たせいたしました。NHK総合テレビジョンの放送を再び始めます。この後4時半からは(再開直後の番組名)を放送します」
(放送終了時)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK総合テレビジョンは放送時間を短縮し、今日の放送はこれをもって終わらせていただきます。なおラジオ・FMは放送しています。明日の放送は午前6時からです。どちら様も火の元をお確かめになってお休み下さい」
識別信号|コールサインと局名を表示するパターン画像は、原則として全国統一フォーマットになっている。NHKのロゴが現在のものになった前後の時期には、地域の個性を活かした特徴的なパターンが数多く見られた(札幌局以外の道内各放送局ではアナログ放送のみ放送終了まで用いられていた)が、放送のデジタル化に伴って再び全国統一のフォーマットに戻った(地上デジタル放送に対応したマスターに切り替えし次第統一しているため、2007年9月までは放送局により現行タイプと旧タイプが混在していた。)。画像は、青の背景に銀河を模したと見られる模様が描かれており、その前面には上からコールサイン(例:JOAK-DTV)、NHKのロゴ、局名(例:東京デジタルテレビジョン)が表示される(札幌局以外の道内各放送局ではデジタル放送のみ見ることができる。)。表示では「総合」の文字は入らないが、アナウンスではアナログ・デジタルともに「総合」を含めている。以前は地方放送局によってはコールサインの呼び出しアナウンスで「総合」を含めなかったところもある。(例:東京、旭川など)
コールサインと局名を表示するパターン画像の表示と同時に行われるアナウンスは、「(呼出符号)」→「NHK+(設置場所の地名)+総合(デジタル)テレビジョン(です)。」(例:「JOAK-(D)TV、NHK東京総合(デジタル)テレビジョンです。」)で、アナウンサーはラジオ第1放送やFM放送と同じアナウンサーが担当する<ref>なお2003年の呼出名称と、識別信号のアナウンスが変更される以前は、「(設置場所の地名)+総合テレビジョン」→「(呼出符号)」であった(例:「東京総合テレビジョンです。JOAK-TV。」)。放送局によっては、「NHK(設置場所の地名)+総合テレビジョン」→「(呼出符号)」(例:「NHK旭川総合テレビジョンです。JOCG-TV。」)の場合もあった</ref>。
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2008年7月24日以降はオープニング・ジャンクション映像の前にアナログ放送ではアナログ放送終了に関する告知を放送していた(静止画のみでBGMあり。教育テレビも同様。火曜日~木曜日限定だが、緊急報道などその日の状況により告知が行われない場合もあった)。一方、デジタル放送では
NHK受信料の訪問集金廃止に関する告知を放送していた(2008年8月現在)。
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最終更新:2020年05月18日 17:11