OP-CL・TBSテレビ

ラテ兼営局時代(1955年~2001年9月)


朝のアニメーション(オープニング) - 1960年代-(使用時期詳細不明)

銀河系から太陽のアニメーションに変わり、街・樹木のイラスト、樹木の写真、鳥、羅針盤に「6」と描かれたイラストがそれぞれオーバーラップし、最後に当時のTBSラジオ・テレビ局舎(1964年のTBS会館完成後)のイラストがズームアウトするもの。アナウンスは一切なし。

夕日のアニメーション(クロージング) - 1960年代-(使用時期詳細不明)

太陽をイメージしたアニメーションと実写の夕日の映像に、当時のTBSラジオ・テレビ局舎(1964年のTBS会館完成後)の模型がオーバーラップし、夕日の映像をバックに、局名・周波数(当時はメガサイクル)・出力の表示が手前から奥へスクロールで流れ、男性アナウンサーによる「TBS、第6チャンネル。JOKR-TV」のナレーションが被さる。映像自体は、モノクロ映像であった。
この映像に使用していたBGMは、後のガラス棒でも引き続き使用された。

「ガラス棒」 90秒バージョン(ナレーション:藤田恒美アナウンサー→女性アナウンサー) - 1973年-1987年9月

無数のガラス棒が上下左右に移動し、チャンネル番号の「6」のガラス棒を表示する映像。カラー化に伴い、映像自体もカラフルな物となっている。なお、オープニング、クロージングで映像が異なる。
この頃、ラジオ(当時はTBS本体がラジオ・テレビを併営していた)の終夜放送が行われるようになっていたので、最終番組終了後にラジオの深夜番組についての告知スポットを放送し、その後ブルーバック(その後夜景をイメージしたイラストに変更)の字幕で「ラジオは窓際に置いたほうがよく聞こえます。夜も更けました。音量は控えめに…」を表示してからガラス棒の映像に入った。
このガラス棒映像は筆記体ロゴが変更になるまで長らく使われた。
なお60秒バージョンはオープニング・エンディング共にあったが、30秒バージョン制作時に廃止された。

30秒バージョン(ナレーション:女性アナウンサー) - 1973年10月-1991年9月29日

クロージング映像において、後半の局名・周波数・チャンネルが表示されるシーンまでの部分がカットされたもの。
1987年10月の24時間放送開始後は、このバージョンがジャンクション扱いで放映されるようになった。


ミクロコスモスバーション(ナレーション:林美雄アナウンサー) - 1991年9月30日-1994年3月27日

筆記体ロゴがミクロコスモスに変更されたことから全面的に改められた。CGで万華鏡のような背景の中に太陽系の惑星が次々と出てくる映像。この代からステレオ化され、音声多重放送のコールサインも告げられる。また、テロップ・ナレーションから「東京放送」の名称が消えた。オープニング・クロージングは共通。周波数情報などのテロップは順に出てきて奥に小さく消えてゆく。60秒。

地球バージョン(ナレーション:林美雄アナウンサー) - 1994年3月28日-2000年3月

CGで地球を映しながら、英語で書かれた周波数情報、コールサインを地球に沿う形で流してゆくもの。ミクロコスモスが短期間で終了したため、TBSロゴおよび映像が変わった後も、BGMはそのまま使用され、ナレーション、共通のオープニング・クロージング、60秒も変更なし。

新社屋完成記念特別バージョン(ナレーション:鈴木順アナウンサー) - 1994年10月3日

TBSの赤坂での新社屋が完成したことによる特別バージョン。5時25分、新社屋の空撮とともに鈴木順アナによる生放送での技術情報の後(文章は上記の林美雄バージョンと同一だが、音声出力を言い間違えるミスを起こしている)、当時アジア大会が開催されていた広島から磯崎社長の挨拶などが生中継された。

獏と子供KRバージョン(ナレーション:ケイ・グラント) - 2000年4月-2001年9月

「ジ〜ン」の制定により、全面的に変更となったもの。アニメーションを使い、従来の映像に比べると柔らかい印象になった。なお、「東京放送」の名称は出ないが、「Tokyo Broadcasting System」の英語名称がナレーション・映像に使われている。このバージョンより周波数・出力情報と音声多重放送コールサインの告知が廃止になった。


TBSテレビ時代(2001年10月~)


獏と子供RXバージョン(ナレーション:林美雄アナウンサー) - 2001年10月-2003年3月

TBSラジオ分社化に伴い、コールサインが「JORX-TV」となったための変更。尚、ナレーションの林アナは2002年7月に亡くなったが、2003年春の変更まで追悼の意味も込めてこのバージョンが使用された。

ショートバージョン(ナレーション:吉川美代子アナウンサー) - 2003年4月-2009年12月

他局同様、放送終了後はフィラー化したため、オープニング・クロージングも簡略化される傾向が強い。このバージョンもその例に漏れない。なお、デジタル放送用もほぼ同じだが、アナログで「Tokyo Broadcasting System」とコールする部分は、「東京放送です」とアナウンスし、ガラス棒バージョン終了以来久々に「東京放送」の名称が使われるようになった。アナログのみ最後に制作当時のキャッチフレーズ「この窓は、キミのもの。TBS」と表示される。
2009年4月1日に旧TBS(株式会社東京放送)が持株会社「東京放送ホールディングス(TBSHD)」になり、テレビジョン放送免許を子会社の株式会社TBSテレビが保有することになったが、同年末まで訂正もせずに従来のジャンクションが使われていた。

コマ撮りバージョン (ナレーション:-2015年3月 田中みな実アナウンサー→2015年4月- 江藤愛アナウンサー)2010年1月-2020 年3月

コールサイン等の字幕以外は、アナログ・デジタル共通(アナログではレターボックス放送)。前作と同じく15秒のバージョンとなっている。コマ撮りで撮影されており、全部で150コマ、1枚あたり10分の1秒程度映し出される。手に持っている紙(全部で150枚)の絵や背景(赤坂通りから赤坂五丁目交番前交差点を左折し三分坂を登り、TBS放送センターに至る)がコマごとに少しずつ変化し、最後はTBS放送センターの前で紙の絵が「TBS」のロゴに変わる。BGMは管弦楽の音楽を使用。アナウンスは女性の声で「JORX-(D)TV、TBS(デジタル)テレビジョン」とシンプルだ。

青ロゴバージョン(ナレーション:女性アナウンサー)

前作と同じ15秒バージョンとなっている。白バックから絵の具のように「TBS」のロゴが染まっていく。BGMは「TVer」のTBS系列リアルタイム配信のオープニング、クロージングでも流れている。
アナウンスは前作と同じで「JORX-DTV TBSデジタルテレビジョン」とシンプルだ。

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最終更新:2022年08月31日 20:19