スポーツ行進曲

「スポーツ行進曲」は1953年、黛敏郎が作曲した管弦楽のための行進曲である。現在では吹奏楽用に編曲されたものが広く演奏される。

日本テレビの開局にともない同局の委嘱によって作曲され、NTVのスポーツ番組のテーマ曲として使用されていた。

この行進曲は通称「日本テレビスポーツのテーマ」といい、プロレスはもちろんの事、プロ野球中継やゴルフ、オリンピックやボクシング、スポーツ番組などスポーツ全般に広く使われた。なお日テレでのタイトルは「NTVスポーツのテーマ」と表記されることが多かった。
またテレビ以外としてはプロレスラー・ジャイアント馬場の「王者の魂」以前の入場曲、もしくは輪島大士のプロレスラー時代の入場曲としても知られる。全日本プロレスにおいてはバトルロイヤル形式の試合時の入場にも使われたことがある。

またバージョンが非常に豊富だったが1984年に統一し2000年代頃からはCD音源の1つを加えて2種類に増えた。

主なテレビ局での使用例

この音楽は前述のとおり非常にインパクトが強く他局で使用されたことも少なくない。具体例として挙げる。

日本テレビ

1990年代初期まではプロ野球、スポーツニュース、ゴルフ、プロレス、ボクシングなどに使われたがこの頃から独自音楽を使用する所が増え始め
2000年のプロレス中継を最後に地上波から姿を消した(恐らくフジテレビがバラエティ番組に使用されて変な方向へ行ってしまったとか)。
現在はプロレスやスポーツ全般の時に流れる程度で本来の使用目的とはかけ離れている状態。しかし2007年の復刻ナイターでは17年ぶりに原曲が使われた。
レギュラーとしてはCSの巨人練習中「直生」とプロレスクラシックなどに使われている。

テレビ朝日

使用例は非常に少ない。これは自社が独自のテーマを使用しているためらしい。

TBS

8時だヨ!全員集合!にてプロレスコントの時に使われた。ただし生演奏である。

フジテレビ

民放4局より使用例が非常に多い(日本テレビが地上波で使用できなくなった元凶)。
主にプロレスネタで使用されるがはねるのトびらでは家庭内プロレスでの実況BGMや殴る蹴るなどの喧嘩に発展した際のBGM、
スポーツネタまで使われているためあたかも自社のスポーツテーマであるかのように使われている。
めちゃイケではタイガーマスクのBGMや千原ジュニアの千原のBGM(ガリタ食堂にて使用。チャレンジ前のパンツがジャイアント馬場を連想させたから使われた)
に使われた。はねるのトびらを最後に使用頻度は大きく減少した。

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最終更新:2013年01月12日 20:02