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Jahshaka: Tutorials for Beginners
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Tutorials for Beginners
訳者注記
英語版チュートリアル執筆当時に比べ、かなりインターフェイスが変わっているみたいです。AXISタブがCONTROLSタブへ、OBJECTタブへLAYERSタブへ改称され、EFFECTSタブが消滅(EFFECTSモジュールに統合か?)、TransparencyスライダがCONTROLSタブへ移動、などが大きな変化。
実際の作業を進めながら、変更点と思われるところはガシガシ変更しています。ので、もしかしたらどこかにミスがあるかもしれません。
実際の作業を進めながら、変更点と思われるところはガシガシ変更しています。ので、もしかしたらどこかにミスがあるかもしれません。
THE DESKTOP
Jahshakaを起動すると、カラッポのDesktopにいるはずだ。DesktopはLinuxとかWindowsのデスクトップと同じようなもので、ここで全てのメディアを管理する。
まずはデスクトップにいくつかのクリップを読み込もう。Mediaフォルダの中のファイル、これを使って説明を始める。
1. カラッポのDesktopの下にある「Load」ボタンをクリックする
2. 「media」フォルダをクリックし、続けて「images」フォルダをクリックする
3. beck.bmpをダブルクリック、もしくはクリックして右下の「Load」
2. 「media」フォルダをクリックし、続けて「images」フォルダをクリックする
3. beck.bmpをダブルクリック、もしくはクリックして右下の「Load」
Beck(訳注:なんかSFっぽいイカれた衣装を着たガイジン)がDesktopにいるはずだ。マウスで掴んで動かす事が出来る。もう少しクリップを読み込みたいからどけておこう。
次のクリップに対し、同じ事を繰り返して欲しい。
- earthtex.bmp
- espn.bmp
- espninterface.bmp
- font.png
espn.bmp を動かす時には注意。分かりにくいけど、周りの透明のエリアもクリックする事が出来る。
間違ったクリップを読み込んだ場合、それを選択してDesktop右下の Delete を押す。この操作では、ファイルそのものが消えるわけじゃない。ファイルはハードディスク上に残ったままで、好きな時にロードしなおす事が出来る。 Delete は単にJahshakaのDesktop上から消すだけだ。
間違ったクリップを読み込んだ場合、それを選択してDesktop右下の Delete を押す。この操作では、ファイルそのものが消えるわけじゃない。ファイルはハードディスク上に残ったままで、好きな時にロードしなおす事が出来る。 Delete は単にJahshakaのDesktop上から消すだけだ。
プレイヤー
THE PLAYER
おk、いくつかクリップをロードし終わったな。ロードしたクリップは、プレイヤーでちょっと見てみることも出来る。クリップを選択して、画面下の Play を押せばいい。Desktopに戻るには、左下の方のメニューにある Desktop をクリックすればいい。
アニメーション
ANIMATION
じゃあ次は簡単なアニメーションを作ってみよう。ESPN(訳注:TVチャンネル)上で流れるJahshakaの宣伝映像のアタマの部分っぽいものだ。
まずはAnimationモジュールに入る必要がある。左のメニューから Animation をクリック。これで Animation モジュールに入る事ができる。
空っぽのプレイヤーが出てきたはずだ。ここで scene を作成する。画面下の方で横に並んでるタブを見ると、今は SCENE タブにいるのが分かると思う。この先混乱したらこのタブをクリックする事で、いつでもいまの画面に戻る事ができる。
まずは最終フレームを3秒のところに設定しよう。画面下のENDFRAMEをドラッグし、数字が 00:03:00 になるまでマウスで左右にグリグリしてくれ(訳注:ボックスの中だけでなく、外にはみだしてグリグリする事も出来ます)。
さて、画面真ん中少し下あたりの、ダイヤモンド型(訳注:むしろホームベース型)の赤いスライダーを、左右に動かす事が出来る。これがシーンの中を移動する("scrub"する)方法だ。
んで、シーンをセーブしてみよう。SCENEタブのSaveボタンを押して、拡張子が.jsf(jahshaka scene fileの略)になるようにしてEnterだ。とりあえず「espn.jsf」という名前で保存したとして話を進めよう。
(訳注:大抵のソフトと同様拡張子は勝手にくっつけられるので、たとえば「espn」とだけ書いてenterすれば「espn.jsf」として保存されます)
(訳注:大抵のソフトと同様拡張子は勝手にくっつけられるので、たとえば「espn」とだけ書いてenterすれば「espn.jsf」として保存されます)
Desktopからイメージを持ってくる
GRABING IMAGES FROM THE DESKTOP
おk、盛り上がってまいりますた!画像をDesktopから持ってこよう!
最初に表示されるレイヤーは World という名前になっているのが分かると思う(訳注:画面左下の辺りです)。実際にこれを見るために、そのすぐ左のチェックボックスをクリックしてチェックしよう。空っぽのレイヤーを示す画像とともに、背景が明るくなったはずだ。新たにレイヤーを追加する時は、いつもこの状態から始める事になる。
さっき読み込んだBeckの画像を背景にしよう。Worldが選択された状態にして欲しい。Worldの文字をクリックし、背景が明るくなっていればオーケーだ。
画面の右のほうを見ると、Get Desktopってボタンがある。このボタンで、選択中のレイヤーに画像を配置することができる。
Worldを選択した状態で(つまり、Worldをクリックし、Worldがハイライトされた状態で)Get Desktopボタンをクリックしよう。
画面の大半がDesktopに切り替わったはずだ。でも、画面の下の方はAnimationモジュールのままのはずだ。つまり、あなたは実際にはまだAnimationモジュールにいる。ワケが分かんなくなったら、左のほうのAnimationボタンを押してもう一回最初からやり直そう。
クリップを読み込むには、まず読み込みたいクリップをクリックする。Beckの画像をクリックしてくれ。明るくなって、青い枠が出たはずだ。同時に、Get Desktopボタンボタンが赤くなって、文字もReturnに変わっていると思う。beckを選択したら、Returnを押そう。
Animationモジュールに戻ってきたはずだ。そしてきちんとBeckの画像が背景になっている。
レイヤーを追加する
ADDING LAYERS
うはwwwテラ簡単wwwwww どのモジュールでも、クリップはこうやって読み込む。
もうちょいレイヤーを追加しよう。Worldレイヤーのすぐ左に、AddLayerボタンがある。クリックするといくつか選択肢が出る。とりあえず普通のレイヤーを追加したいだけなので、Layerをクリック。背景の上に、小さい空っぽのレイヤーが現れたはずだ。
さっきBeckを持ってきたのと同じ事を繰り返そう。ただし、今回は新しいレイヤーを選択しておく。LAYERSボックスの中の、Layerを選択する。今度はearthtex.bmpを読み込もう。Get Desktopをクリックし、地球の画像を選んで、return。
戻ってきたら、地球の画像が読み込めてるはずだ。マウスでグリグリ動かす事が出来る。
オブジェクトと変形
OBJECTS AND TRANSLATION
この地球のレイヤーを、平たいレイヤーからボール状にして実際に地球に見えるようにしたい。ということで、まずはオブジェクトプロパティボックスへ移動しよう。SCENEタブの右にあるLAYERSタブをクリックだ。
いくつか選択肢があるが、Sphereを選ぼう。
おお、地球のレイヤーがちゃんと球になった!画面の右の方に縦に並ぶツールボタンで動かしたり回したりできる。上下左右を向いた矢印のボタンが移動で、その下の回る矢印が回転、一番下が拡大縮小だ。クリックしてから画面をマウスでグリグリすると動かす事ができる。
もっと正確にオブジェクトを動かしたいときはCONTROLSタブを使う。このタブには3つのスライダーが3組(と、Transparencyスライダー。これは今は無視)あって、平行移動Translation、回転Rotation、拡大Scaleの操作が、水平方向、垂直方向、奥行き方向の3軸に対して行なえる。
もしミスったら、スライダーの横の液晶風の数字ディスプレイをダブルクリックすると値を0に戻せる。LAYERSタブに移動してResetを押してもいい。
こういう時って気分的に、自分の国とかを見られるように地球を回したくない?俺はアフリカ大陸が見えるように回した。
3D TEXT
シーンにちょっと文字を追加しよう。文字は別レイヤーだ。AddLayerボタンを押して、3D TEXTを選択する。
この文字を画面中央、地球のちょっと前に置こう。操作はCONTROLタブで行なう。X Translationスライダを左に、Z Translationスライダを右に動かそう。XとYのScaleスライダをちょっと左に動かせば、大きさを少し小さくする事もできる。

シーンを構成する
SETTING UP THE SCENE
よし、シーンに他を追加しておこう。
あと2つレイヤーを追加する事にする。ひとつはESPNの枠(espninterface.bmp)、もうひとつは文字の画像(font.png)だ。レイヤーを追加して画像を読み込んだら、文字の画像のレイヤーのZ Translationを右に動かして、文字の画像を手前に持ってこよう。500でいったん止まるけど、液晶風の数字表示を右にドラッグするとここを超える事ができる。750くらいまで持っていこう。

おk、このシーンを動かし始める前に、ヤバイ事にならないように保存しておこう。SCENEタブをクリックし、SAVEボタンを押して上書きするファイル名(espn.jsf)をダブルクリックだ。
もしやっている事のスナップショットを撮りたくなったら、Get Desktopボタンの右上の方にあるPHOTOボタン(カメラのボタン)を押す。間違ってレンダリングボタン(ビデオカメラのボタン)を押してしまったら、もう一度押せばキャンセルできる。撮影したスナップショットを見るには、Desktopへ行く。画面の左上にあるはずだ。他の読み込んだ画像がある場合、それらをどかした一番下にある。
シーンを動かそう!
ANIMATING THE SCENE!
おk、シーンに命を吹き込もう。まずは、邪魔なレイヤーを隠しておく。Worldと、最初に追加したレイヤー(Worldレイヤーのすぐ上。地球のやつ)以外のチェックボックスをオフにしよう。
分かりやすくするため、このレイヤーに「earth」って名前をつけよう。このレイヤーを選択した状態にし、Nameボタンをクリックする。ポップアップした入力欄にearthって打ち込んでEnter。
さて、地球のレイヤーを動かそうか。このためには、まずアニメーションの最初のフレームにいる状態にする。画面中央下の、ビデオデッキみたいな再生コントロールの隣にあるスライダー(灰色の奴です)を、ずーっと左に動かす。数字が00:00:01になったはずだ。このスライダーを、以後scrubberと呼ぶ事にしよう。
(訳注:端っこの三角を押すと、1フレームずつ動きます。ドラッグで動かす時は、中央付近、数字の辺りをクリックしてください))
(訳注:端っこの三角を押すと、1フレームずつ動きます。ドラッグで動かす時は、中央付近、数字の辺りをクリックしてください))
地球を、シーン外の空間からズームインする感じにしよう。CONTROLSタブへ移動し、earthレイヤーのZ Translationをずーっと右に動かす。500で止まるけど…でもそんなの関係ねぇ!1,000まで持っていきたいので、横の数字を右にドラッグしよう。地球が画面から消えるはずだ。
(訳注:私の環境では、1,200強くらいまで持っていかないと消えません。数字は無視して、とりあえず消えるところまで動かしてください)
(訳注:私の環境では、1,200強くらいまで持っていかないと消えません。数字は無視して、とりあえず消えるところまで動かしてください)
キーフレームを設定する
SETTING KEYFRAMES
このキーフレーム(アニメーションの基準点)を記録しよう。Get Desktopボタンの左にある、キーボタン(鍵にプラスのアイコン)を押そう。
そうしたら今度は、scrubberを真ん中辺りまで動かす。ここでもうひとつキーフレームを設定しよう。Z Translationスライダをドラッグし、0に戻す。ついでにRotationの値もいじっておくと、地球が戻ってくる時に回転しながら戻って来るようになる。位置が決まったら、もう一度キーボタンを押す。
そしたら、scrubberを左から右に動かしてみるか、じゃなかったら再生ボタンを押してみよう。地球が飛んできて止まれば成功だ。
同じように、3D Textも飛んでこさせよう。ただし、地球より少し遅れて飛んで来させたい。やってみよう。
scrubberを左に動かし、再度地球を画面から消す。そしたら3D Textのチェックボックスをオンにする。さっき設定した通り、画面の真ん中辺りに文字が現れるはずだ。
地球にやったのと同じようにやろう。CONTROLSタブへ移動し、Z Translationを右へドラッグ、画面外へ消す。そうしたらキーボタンをクリック。
文字には、動き出すのをちょっと待ってもらいたい。登場する前の時点に、もうひとつキーフレームを設定しよう。scrubberを動かして、インジケータが1/3くらいの位置、時間表示が00:01:00になるようにする。そうしたらそのままキーボタンをもう一度押す。
もしなんか変なプップアップが出たら、それはバグだから気にしなくていい。scrubberを戻してからもう一回やってほしい。
そうしたら、scrubberを2/3くらい、00:02:00のところまで動かす。Z Translationスライダを左に動かして文字を出現させ、地球の前に来るようにしてからキーボタンを押す。
さて、scrubberを動かしてみよう。地球が飛んできて、それを追いかけるように文字が飛んでくれば成功だ。
もし失敗したら、キーフレームに移動してマイナスの方の鍵ボタンをクリックすればキーフレームを消去できるので、やり直そう。
よし、ESPNの枠をクリックして出現させよう。これも分かりやすいように名前をESPNに変更する。再生ボタンを押して、アニメーションの様子を見てみよう。ここでいったん保存しておいた方がいいかもしれない。
OK、ESPNにこれを売り込むには、まだちょっと弱いな。ちょっとイケてるグラフィックを追加しよう。残りのレイヤーをクリックして、名前をtextlayerに変更する。
scrubberが一番左にある事を確認し、CONTROLSタブへ移動。Z Translationを1,000くらいにして、X Translationを-50くらいにする。
エフェクト
EFFECTS
(訳注:以前は透明度はEFFECTSの一部だったようなのですが、いまはCONTROLSになったようです、なのでタイトルがちょっと羊頭狗肉)
(訳注:以前は透明度はEFFECTSの一部だったようなのですが、いまはCONTROLSになったようです、なのでタイトルがちょっと羊頭狗肉)
フェイドアウトさせようか。CONTROLSタブを見ると、Transparencyスライダがあるはずだ。35くらいにして、少しフェイドアウトさせよう。
このレイヤーを、アニメーションが進むにつれ左から右に移動させよう。まず00:00:01にキーフレームを設定する。そしたらscrubberをずーっと右に動かす。そしたらCONTROLSのX Translationを右のほうに動かして、左端が画面に出てしまわない程度に左に動かす。そしたらキーボタンを押してキーフレームを設定しよう。
できたら再生してみよう、これで完成だ!
レンダリング
RENDERING
ムービーを作るには、レンダリングをする必要がある。Jahshakaはハードウェアレンダリングに対応しているので、再生するのと同じくらいのスピードでレンダリングする事ができる。まあ、ハードディスクに書き込む分、少し遅くなるんだけど。スピードを速くするため、ファイルサイズの小さいjpegに設定を変更しよう。
シーンを保存したら、Desktopに移動しPreference(設定)ボタンを押す。Render Settingsってところに、Qualityのドロップダウンボックスがある。これをjpegにする。Animationモジュールに戻ったら、scrubberが一番左にある事を確認して、レンダリングボタン(画面右、ビデオカメラのアイコン)を押そう。
(ヒント:もしグラフィックカードがアンチエイリアシングをサポートしているのなら、グラフィックカードの設定ダイアログでフルシーンアンチエイリアシングを有効にする事で、より滑らかな映像が得られるようになる)
作った映像は、Desktopで見られるようになっている。Desktopへ移動し、再生ボタンを押してチェックしてみよう。
ENJOY!
AVIやmpegに変換するのは、下のメニューから行なう。
ね?簡単でしょう?他のモジュールのチュートリアルでまたお会いしましょう。