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Jahshaka: Editing using Jahshaka

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Editing using Jahshaka

http://www.jahshaka.org/content/view/71/42/
Editingモジュールの解説の邦訳。作業中。


はじめよう

Getting Started

Editingモジュールに入るには、Jahshakaのウィンドウの下方左手の「Editing」というボタンをクリックします。

設定

Configuring

Editingモジュールを使う前に、設定を変えておくことをお勧めします。画面下の「Settings」タブを開いてください。
ここでは、以下の設定を変更できます。

  • 規格 Normalisation
    • PALかNTSCかを選ぶ事が出来ます。一般論を言えば、素材の規格に合わせて選ぶのが良いでしょう。テレシネの(訳注:アニメや映画の映像ソース等)素材の場合、PALを使うべきでしょう。この項目は、素材となる映像を読み込む前にしか変更できません。
  • インターレース解除 Deinterlace
    • インターレース解除のための方法を選ぶ事が出来ます。CPUへの負荷と画質が高い順に並んでいます。この設定項目は、プログレッシブな素材に対しては影響しません。
  • 解像度の変更 Rescaling
    • 解像度を変える方法を選ぶ事が出来ます。CPUへの負荷が高い順に並んでいます。「No scaling(変更しない)」に注意してください。この項目の使用はお勧めできません。また、解像度を変更する場合があるときには(変更しないという)設定は無視されます。
  • 解像度 Resolution
    • プロジェクトの解像度を指定します。編集時にはこの項目を下げておき、CPUへの負荷を落としておくのが大抵の場合有効でしょう。
  • アスペクト比 Aspect Ratio
    • アスペクト比を選択します。素材と合わせるのをお勧めします。
  • 音声のリサンプリング
    • 44.1khz でも 48khz でもおk。

残りの2項目はプロジェクト自体には関係しませんが、一応ちょっと見ときましょう。

  • オーディオドライバー Audio Driver
    • Linuxにはオーディオドライバー多すぎ。一部しかサポートできてません。システムに合ったものを選んでください。
  • プレビューオーディオPreview Audio
    • プレビューの方法を選ぶ事が出来ます。
with audio and frame dropping
音声は滑らかだけど映像がコマ落ち
with audio
途切れ途切れの音声になるけど全フレームを表示
without audio
音声抜きで全フレームを表示

選んだ時点で設定項目は自動的に保存されます。普通にソフトを終了させてもう一度起動したときは、前回設定したものが使われます。設定項目のうち最初のグループのものはプロジェクトと一緒に保存され、Jahshakaでプロジェクトを読み込んだ際には自動で適用されます。

メディアへの対応

Media Support

設定を終えたら(いや、いつでも設定に戻っていいんだけど)、いくつかメディアを読み込んでみましょう。

Jahshakaは色んな種類の動画フォーマットに対応していますが、コンピュータにインストールされているものしか利用できません。大抵は、生DVやAVI(ver.1やver.2)、QuickTimeなんかがいいフォーマットでしょう。他のフォーマット、例えばDivX(AVIコンテナに格納されたmp3サウンドトラックを含むmpeg4)、MJPEGなどのサポート状況はマチマチです。

音声フォーマットはmp3、mp2、wav、oggに対応しています。

画像は、png、jpeg、bmp、tgaとか、他にも多分色々読み込めます。

他のモジュールでレンダリングされた画像やアニメーションなどもクリップとして読み込むことが出来ます。


メディアの読み込み

Loading Media

メディアをプロジェクトに読み込むには2つの方法があります。
ひとつは、Get Desktopボタンを使う方法。ボタンを押すと、プレビューの代わりにJahshakaのデスクトップが現れます。
Desktopにメディアを読み込むには、プレビューのどこでもいいから右クリックして「Load」を選びます。ファイル選択ダイアログが現れたら、Shiftキーを押しながらクリックする事でいくつでも同時にファイルを読み込めます。
メディアを選択したらReturnボタンを押します。操作をキャンセルしたい時は、画面左下のEditingボタンを押します。

もうひとつの方法は、Editingモジュール内で行なう方法です。この場合、プレビューの左端に隠れているメディアトレイを引っ張り出す必要があります。
こちらも同じように、トレイ内で右クリックをして「Load」を選択する事でファイルを読み込むことが出来ます。

プロジェクトへのメディアの追加

Adding Media to the Project

トレイから欲しいアイテムを選んで、プレビューの上にドラッグします。
プロジェクトの第一トラックに複数のクリップを読み込む場合、これを何度か繰り返します(トラックとエフェクトについては後ほどご説明します)。

再生とナビゲート

Playing and Navigating

現在のプロジェクトの再生とナビゲートをするには、多くの方法があります。
  • トランスポート・バー Transport Bar
    • プレビューの下にある、伝統的なビデオデッキっぽいボタンです。
  • キーボード操作 Keyboard Control
    • J,K,Lでそれぞれ巻き戻し、停止、再生ができます。CtrlとAltを押しながらだと、速度を変える事が出来ます。カーソルキーの左と右でも映像を移動する事が出来ます(こちらも、CtrlとAltを使う事が出来ます。
  • ScrubバーとLCD Scrub Bar and LCD
    • トランスポート・バーの右にある、水平のスライダーです。これを使う事で、動画の中を素早く動く事が出来ます。クリックをしてもいいし、LCD表示(数字の部分)をドラッグして動く事も出来ます。
  • LCD Calculator
    • LCD表示を右クリックすると電卓が起動します。特定の時間に移動するのに役立ちます(1秒=PALの25フレーム=NTSCの29.97フレーム)

トリミング、分割、消去

Trimming, Splitting and Deleting

Editingモジュールの、一番ありがちな用途は、ビデオクリップ内の不要な場面をカットする事でしょう。
これを行なう方法は、Prijectタブ内にあります。

  • LCD Trimming
    • In、Out、Lengthと書かれた3つのLCD表示があります。InとOutは2つで1組で、前に述べたScrubバーと同じように使います。クリックあるいはドラッグで値を変更するか、あるいは右クリックで電卓を呼び出します。ダブルクリックすると、元の値に戻す事ができます。
  • キーボードによるトリミング Keyboard Trimming
    • IキーとOキーで、カット範囲のInとOutのポイントを設定する事ができます。
  • 分割 Splitting
    • Sキーを押すことで、現在のポイントでカットを分割する事ができます。
  • 削除
    • Deleteキーを押すと、現在のカットを削除します。Ctrlキーを押しながらDeleteを押すと、現在のカットを空白に置き換えます。

マルチトラック

Project Multitrack

Projectページのプロジェクト・マルチトラックは、作業中のプロジェクトの編集と概要確認に使います。トラックは通常の場合、上から下に順に処理されます。最初のトラック(T1、と名前が付いている)は背景で、より大きな番号のトラックがその上に合成されていきます。

マルチトラックは、現在アクティブなトラックとカットの色を変えて表示します。

マルチトラックの編集の大部分は、クリックしてアクティブなカットを選択肢、位置を変えることで行ないます。クリックしドラッグすると、クリップは同じトラックの中で移動します。

表示中の位置を変えずに編集するトラックを変更するには、トラックのラベルをクリックするか、上下のカーソルキーを使います。

全てのアイテムは、空白部分も含め、先ほど説明した方法でトリミングする事ができます。

トラックの追加、削除、あるいはトラックの上下への移動などのトラック操作は、Tracksボタンで行ないます。

横のトレイのプレビューからメディアがプロジェクトにドロップされた時や、Get Desktopボタンによって新たなメディアが読み込まれたとき、どのようにメディアが追加されるかは、選択中のモードにより決まります。

Zoomコントロールで、マルチトラック・ビューにズームインしたりズームアウトしたりする事ができます。

トラックが互いに独立である事に注意してください。あるトラックへの変更が、その上や下のトラックに影響を与えることはありません。それと、混乱するかもしれませんが、マルチトラックは常にプロジェクト自身の長さに合うように大きさが揃えられます。

カットへのエフェクト

Cut Effects

エフェクトは、メディアと同じように追加する事ができます。たくさんの.jfxファイルがTBDディレクトリにあると思います。
一般的に、これらのエフェクトを追加した場合、エフェクトは現在選択中のカットに適用されます。エフェクトの多くは、CUTタブで設定を変更可能です。
エフェクトは表の下、右のほうにあるOffボタンとRemoveボタンで無効にしたり、取り除いたりできます。
また、エフェクトはIキーやOキーでトリミングする事ができます。

トラックへのエフェクト

Track Effects


Associated to every track are compositing and mixing effects - these allow control over how a lower track is combined with the image and audio resulting from the tracks above.

There is a special case relating to the composite which allows you to (relatively) simply specify where the compositing will occur. To use this, select the (lower) track in the Project page, then change to the Track page and select the composite effect. Finally, click on the preview and drag your mouse:



As with cut effects, track effects can be turned off and removed.

Contents
Saving and Loading

The current project can be saved via the Settings page. Projects can be saved either directly to a directory of your choice, or stored transiently on the desktop.

Note that if you reload a project from the desktop into an empty project, you will see the multitrack and effects as you did when you saved it. If the project is non-empty, the reloaded project is treated as a normal cut.

Contents
Undo and Redo

The convential Ctrl-Z and Ctrl-R key bindings are used (... at least, that's the convention on Linux :-)).

Contents
Rendering

In the current version, there is no specific render functionality provided in the application. This will be introduced in RC2.

However, projects saved can be loaded directly in the Animation and Effects modules from the desktop (use the Store on Desktop functionality provided in the Settings page for this).

訳注

「editor」は全部「Editingモジュール」に統一しました。
原文の方がSSが豊富で分かりやすいかも。
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