堀井雄二がデザインし、1983年にエニックスから発売された、家庭用パソコンのアドベンチャーゲーム。
1985年にファミリーコンピュータ版が発売され、現在は携帯電話アプリ版が配信されている。
現代日本を舞台にした物語で、
金融会社「ローンヤマキン」の社長山川耕造の突然の自殺に不審感を抱いた刑事(通称:ボス)が、
部下(通称:
ヤス)と共に他殺の可能性を調べようとするというもの。しかし現場は完全な密室であった。
いわゆる
ミステリーである。
発売当時このゲームは大流行したらしく、現在でも本作品の犯人の名前を明かすことは、
やってはいけないネタバレの代名詞とされている。
故に、ここでは犯人の名前を記すようなことはしない。
しかし、犯人の名前だけがあまりにも有名すぎて、犯人を暴くまでの経緯や密室殺人のトリックについて知っている人は果たしてどれほどいることやら。
堀井雄二がこの作品を作った背景の一つに、いずれは自分が作りたいRPGを遊んでもらう為、
まずは、ユーザーにテキストを読むゲームで慣れてもらおうという目的があった。
そして完成したRPGが、有名な
ドラゴンクエストである。
最終更新:2008年09月27日 03:25