ラヤ・オ・センナ
「ごめんね、Nikuq。
なんとか装束に力を与えられないか、
ア・ルンといろいろ試してみたんだけど・・・・・・。」
ア・ルン・センナ
「・・・・・・残念なことに、いい方法が見つからなかったんだ。
ア・トワさまの力を借りなければ、
装束に力を宿らせるのは無理なんだよ。」
ラヤ・オ・センナ
「はぁ・・・・・・やっぱり、そうよねぇ。
どうしようか、Nikuq、ア・ルン?」
ア・ルン・センナ
「ラヤ・オ姉さま、悩んでる余裕はもうないよ。」
ラヤ・オ・センナ
「どういうこと?」
ア・ルン・センナ
「「長老の木」から、強い怒りの気配を
感じるようになったんだ。
いよいよ・・・・・・限界に達しつつあるんだと思う。」
ラヤ・オ・センナ
「そんな、じゃあ早く「鎮撫の儀」を・・・・・・あっ!
Nikuqの装束が、まだ・・・・・・!」
ア・ルン・センナ
「ここは「鎮めの装束」が欠けた状態で、
挑んでもらうしかないよ。
Nikuqならできると、賭けるしかない!」
ラヤ・オ・センナ
「・・・・・・あんた、それでいいの?
てっきり「角尊」だけでやるとか、
そういうことを言いだすのかと・・・・・・。」
ア・ルン・センナ
「・・・・・・前に助けられたときから、
僕はNikuqを認めてるよ。
立派な白魔道士だ、疑う余地なんてない。」
ラヤ・オ・センナ
「・・・・・・そうね。
だったらいいわ、「鎮撫の儀」を執り行うわよ!
「エバーシェイド」に急ぎましょう!」
ラヤ・オ・センナ
「どうしたの、Nikuq?
あんたの持ち場はこっちじゃないわよ!
早く、自分の持ち場に行きなさい!」
ア・ルン・センナ
「やるしかないんだ、Nikuq。
無茶な頼みをしてるのは、わかってるよ。
でも・・・・・・やらなきゃいけないんだ、持ち場について!」