セェウ
「フスィーッ・・・・・・「海蛇の舌」の連中が、
サプサ産卵地の港に、捕虜を集めているらしい。
水神「リヴァイアサン」様に捧げ、テンパードにするのだろう。
フスィーッ・・・・・・いくら御神のためとはいえ、
意思なき者を強制し、テンパードと成すことは、
正しき信仰とは思えん・・・・・・。
サプサ産卵地にいる「捕虜らしき兵卒」に声をかけ、
まだテンパードとなっていないようなら、
逃亡の手助けをしてやってくれないか。
もしテンパードだった場合は、襲い掛かってくるだろう。
そのときは自分の身を守るため、倒すしかないな。」
捕虜らしき兵卒
「おお、アンタも正気か!?
任務中に拉致されて、逃げる機会をうかがってたんだ。
・・・・・・なに、助けてくれるのか、ありがとよ!」
(リヴァイアサン・テンパード
「水神さまとひとつに・・・!」
「水神さま・・・お力をっ!」
「ああ・・・水神さま・・・!」)
セェウ
「フスィーッ・・・・・・よくやってくれた。
同じ、水神「リヴァイアサン」様を信仰するとはいえ、
「海蛇の舌」とは理解し合えないところも多くてな。
かつてはヒトの間でも、
海を畏れ敬う、水神信仰があったという。
「海蛇の舌」も、元はそういった者も多かったとか・・・・・・。
だが、今や無理に祝福を与え、
信仰なき者すらテンパードと成す始末だ。
これでは争いが深まるばかりだぜ、フスィーッ!」