開発者からのメッセージ

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開発者からのメッセージ - (2014/09/02 (火) 22:06:21) の編集履歴(バックアップ)


開発者からのメッセージ


開発スッタフからみなさまへ、1周年を記念したメッセージをお届けします!
メッセージは毎日更新予定です!

+ 松田 洋祐(マツダ ヨウスケ):ヘッドショットおじさん
松田 洋祐(マツダ ヨウスケ):ヘッドショットおじさん

FFXIVがサービス開始してから、はや1年がたちました。おかげさまで世界中の皆様から大変なご評価をいただき、こうして無事1周年を迎えることができま
した。これもひとえにプレイヤーの皆さんの日頃のご愛顧のおかげと感謝申し上げます。

FFXIVはスクウェア・エニックスの総力を結集した世界最高峰のMMORPGです。末永く皆様に楽しんでいただけるよう努めてまいります。これからもFFXIV
をよろしくお願い申し上げます。

+ 和田 洋一(ワダ ヨウイチ):ハウジングおじさん
和田 洋一(ワダ ヨウイチ):ハウジングおじさん

平素よりFFXIVをプレイしていただき、誠にありがとうございます。

私にとっては、根性版(改修以前の旧FFXIVの事を社内ではこう呼んでいました)から新生版(現FFXIV)への橋渡しである「時代の終焉」が、最も想い出
深いですね。2010年のドン底から、お客様の信頼回復のために、チーム一丸となって必死の思いで這いあがる努力をしていました。ようやく我々のFFXIVを
再度届けられるという区切りのトレーラーでした。気持ちの上で過去の区切りがつき、また、FFXIVがきちんとファイナルファンタジーになった事が確認で
きて、心が震えたのを覚えています。

皆さんにご愛顧いただいた事で、ようやくスタートに戻れました。これからも応援よろしくお願いいたします。

+ 橋本 真司(ハシモト シンジ):ファイナルファンタジー ブランドマネージャー
橋本 真司(ハシモト シンジ):ファイナルファンタジー ブランドマネージャー

旧FFXIVの時代より応援いただきまして大変感謝しています。

新規立ち上げを拝見して、大きく飛躍した世界観が大変興奮しております。特にトレーラー「混沌の渦動」、「時代の終焉」を見たときの驚きは忘れません。毎
回FFの制作は、大変な生みの苦しみの上でなりたっております。

新生FFXIVが世界の皆様方に愛されることを切に望む次第です。

+ 髙井 浩(タカイ ヒロシ):アシスタントディレクター
髙井 浩(タカイ ヒロシ):アシスタントディレクター
「ありがとうございます!」

ファイナルファンタジーXIVを今まで支えてくださったプレイヤーの皆さんには感謝の一言に尽きま
す。 新生するまでもあっという間でしたが、運営開始後の1年は輪をかけてあっという間でした。
サービス開始時の騒動が1年前というのが信じられません。そして自分も1年、年を取ったのかと思う
とゾッとしてます(笑) 1周年を迎えられた安堵感もありますが、スタッフ一同は2年目に向けて
日々作業中です。てんやわんやです。 これからもプレイヤーの皆さんに存分に楽しんでいただけるよ
う頑張っていきますのでよろしくお願いします!

+ 髙橋 和哉(タカハシ カズヤ):キャラアートリーダー
髙橋 和哉(タカハシ カズヤ):キャラアートリーダー

  • FFXIVに関する思い出
旧FFXIVではリムサ・ロミンサやウルダハ、ムービーなどのコンセプトアートをしていました。吉田がプロデューサーになってからはキャラ周りをメインに
担当しています。新生すると決まった時、プロデューサー/ディレクターの吉田からアートへの最初の要望は「今までの制約を気にせずに、目標となる装備を
入れてほしい」だったと覚えています。これは非常に大きな転機でした。そうして出来上がったのがFFXIVのジョブ専用(AF)装備達です。担当は数点でし
たが、その当時は、「今までの流れからは違うデザインが受け入れてもらえるだろうか」、「竜騎士専用装備はやりすぎたかもしれない」と思いながら描い
ていたのを覚えています。結果として、新生FFXIVの指針といってもよいものが出来上がり、今へと続いています。

  • FFXIVで特に思い入れのある部分
背景ではやはり、リムサ・ロミンサとウルダハが好きです。ウルダハは自分で外観のラフCGモデルを作ったりしています。荒野にたたずむ交易都市はいいで
すね。新生ではストライカー装備、オスッテ辺りでしょうか。オスッテはコスプレされた方がいて、嬉しかったです。ナナモは最初、子供の設定でした。服
が大きく誇張されていたり、靴音が可愛いのはその名残です。

  • これからの新生FFXIVについて
当時から比べてスタッフも増え、これからも新旧の良さを持ったいろいろなアイディアの装備が出てくると思います。どうか末長くお楽しみいただければ幸
いです。

+ 馬場 敬一(ババ ケイイチ):キャラリーダー
馬場 敬一(ババ ケイイチ):キャラリーダー

  • 新生FFXIV 1周年を迎えて
あっという間でしたね。

  • 制作時の印象深い思い出
一番印象に残っているのは、忘れもしない2010年12月2日の大集会です。旧FFXIVが大変な状態になっていて、誰もが最悪な未来を考えていたとき、シル
バーアクセサリーを身に付けた一見チャラチャラしている男が現れ、「これから、自分がディレクターとプロデューサーを兼任します。」と言ったのです。
あれから起こった事は、光の速さだったのでよく覚えていません。

  • FFXIVのキャラで特に思い入れのある部分
FFXIVのキャラはどれも思い入れがあるのですが、特別なものをピックアップします。

・ミコッテの裸体
自分が作ったので思い入れがあります。あばら骨やおしりの形など、非常にこだわって作ってます。フィギュアも途中まで作っていましたけど、旧FFXIVの
ドタバタで中止になってしまいました。1/8スケールで、汎用的なドール用衣装で着せ替えができる予定でした。非常に良い出来だったので、発売したかっ
たです・・・。

・ミニオン
実は私、かの「ミニオン同盟」の一員なのですが、これほどまで開発者がこだわって作っているものはなかなかありません。プログラマが勝手に犬猫属性を
実装したり、クッションが次のパッチでふくらむようになっていたり、たかがヒマつぶしモーション一つで掴み合いのケンカになったり・・・。大げさかも
しれませんが、いにしえのゲーム開発者が持っていた熱いパッションがここに息づいている感じがします。

・コテージ
新生FFXIVではBGに何気なく置かれている「コテージ」。あれは旧FFXIVで登場予定だったものの残骸で、ミニ移動拠点かつ、着せ替え出来る建物になるは
ずだったものです。新生FFXIVのプログラマーには、キャラ班で建物を作るんじゃねぇ!と怒られましたが、やりたかったですね。FFなのだから、「コテー
ジ」だけではなく、「テント」もあってもいいと思うのです。

  • これからの新生FFXIV
プレイヤーの皆さんの要望を取り入れつつ、開発者自身も「面白い!」と思えるものをガンガン実装していきますので、ご期待ください!

+ 前廣 和豊(マエヒロ カズトヨ):メインシナリオライター
前廣 和豊(マエヒロ カズトヨ):メインシナリオライター
皆さん、こんにちは。ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア メインシナリオライター、前廣
です。はやいもので、ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアのサービスが開始されて1周年。
ここまで無事に続けてくることができたのは、ひとえに皆さんにお引き立ていただいた賜物と、心よ
り感謝しております。

思い返せば、私がこのプロジェクトに配属されたとき、「新生エオルゼア」にはラフプロットと呼ば
れる、メモ書き程度のストーリーしか存在していませんでした。慌てて膨大な設定資料を読み込み、
「旧FFXIV」で曖昧なままにされていた設定を補完したり、新たに設定やキャラクターを追加したり
と、「新生エオルゼア」としてのストーリー構築に明け暮れた日々が、まるで昨日のことのように思
い出されます。私の年代が「FF」と聞いて思い浮かべるのは、世界に満ちるクリスタルと、それを巡
る主人公のストーリー。

今回、「新生エオルゼア」のストーリーを構築するにあたり、「新生エオルゼア」が「FF」たるため
に、「ふたつの中心」を作りました。ひとつは「クリスタル」。残念ながら、ここ近年のタイトルで
はあまり注視されていませんでしたが、だからこそ、「FFの世界を現在の技術で表現する」という
「FFXIV」のコンセプトに基づき、クリスタルを巡るストーリーを中心軸としました。もうひとつは
「主人公=プレイヤー」であること。RPGにおける主人公は、プレイヤーが操作する自身のアバター
です。そのためRPGのストーリーは主人公が歴史の傍観者にならず、必ずストーリーの中心に居なけ
ればなりません。主人公が居るからストーリーが成り立ち、主人公が居るからNPCも輝くことができます。プレイヤーの皆さんに、少しでも自身の体験とし
て感じていただけるよう、主人公を中心にストーリーを構築しました。私どもの思う「FF」が、この「ふたつの中心」によって、より良く皆さまにお伝えで
きていれば幸いです。

「新生エオルゼア」のストーリーは、これから先も展開を見せていきます。ウルダハを中心に、イシュガルド方面に広がりを見せる「メインストーリー」。
さらなる事件に発展する「ヒルディブランド」。第七霊災の真実が描かれる「大迷宮バハムート」。古代アラグ帝国の一端に触れる「クリスタルタワー」。
さまざまなNPCの素顔を見ることができる「配達士」などなど・・・。そして、その先・・・・・・。拡張ディスクからは、いよいよ「新しいFFXIV」のス
トーリーも始まります。

「FFXIV」は生きている世界です。冒険者である主人公=プレイヤーの皆さんの活躍が世界を作り、世界を変えていきます。私どもスタッフ一同は、引き続
き、その生きたエオルゼアを描けるように努めてまいります。今後とも、ファイナルファンタジーXIVを、よろしくお願いいたします。

+ 今村 真樹(イマムラ マサキ):カットシーンリーダー
今村 真樹(イマムラ マサキ):カットシーンリーダー

新生FFXIVが開始してから、もう1周年なんですね!はやいです!このスピード感を感じれるのも、ひとえにプレイヤーの皆さんに遊んで頂き、日頃よりご
愛顧を賜り頂いているお陰でございます。ただ、ただ感謝です。ここに来るまで本当に色々なことがありました。

旧FFXIVから新生FFXIVへと移行する時期、カットシーンというのは、どうしてもすべての制作工程の後方に位置するものであります。なのでプロデュー
サー/ディレクターの吉田が新体制を率いて新しいゲームエンジンを作るとき、先ずはゲームの根幹を設計するため、我々は作りたくても後回しにならざるを
得ません。非常にやきもきしながら今やれることをやり続け、旧FFXIV幕引きや、新生FFXIVで使われると思われる事をひたすら準備し続ける日々を過ご
し、そして、いざ新生ゲームエンジンでカットシーンを制作する時も、その時は捨てざるを得ず、日の目を見なかったイベントも多数存在しています。そん
なへこたれそうな道も、スタッフ一同踏ん張って試行錯誤を重ね、このFFXIVというゲームを遊んでくれるプレイヤーに、このFFXIVという世界に生きる
キャラクター達を、少しでも鮮烈に思い出に残せたらという気持ちで演出しています。

皆さん、お気に入りのNPCやカットシーンなどは出来たでしょうか?何気ないシーン内にも、よぉーく見ると、制作者の遊び心が反映されていますので、そ
こはちょっとスキップを止めて頂ける余裕があるのであれば、お付き合いください。そして、ぜひ宿屋からの「愛用の紀行録」で過去旅したキャラクター達
の姿とともに、または一風変わった装備で、もう一度カットシーンを眺めてもらえれば幸いです。様々な個所からプレイヤーの皆さんのお声を頂き、日々反
省しつつ、または糧にしつつ、これからも皆様に末永く遊んでもらえるよう、FFXIVの世界に生きるキャラクター達やその物語を通しての冒険というもの
に、彩を加えていけたらなと思います。FFXIVの世界にこれからもぜひご期待下さい!

+ 河本 信昭(コウモト ノブアキ):リードプランナー
河本 信昭(コウモト ノブアキ):リードプランナー
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア、1周年となりました。おめでとうございます!そし
て、ありがとうございます!リードプランナーの河本信昭です。

新生FFXIVを作り上げたスタッフの中には、旧FFXIVでの悔しさを自分の手で晴らそうと心に決めて
残ってくれた仲間たちと、FFXIVを立て直すために加わってくれた仲間がいます。僕は、プレイヤー
の皆さんへの責任とともに、仲間たちへの責任として、少しでも彼らが、彼女たちがどうすれば自分
の力を発揮できるか、どういう流れで仕事がまわればいいのか、常に考え、悩んでいました。時にそ
れがうまくいかずん自分の力不足を嘆く日々もありました。しかし、αテスト、βテスト、リリースと
進むにつれて、仲間たちはみんなプレイヤーの皆さんの声を目の当たりにし、確実に成長していま
す。

FFXIや旧FFXIVでももちろんあったことではありますが、新生FFXIVでは特に「プレイヤーの皆さん
の声による、超える力」が強く感じられます。皆さんの声に、励まされ、仲間たちは少しでもいいも
のをと考え、努力しています。F.A.T.E. in SENDAIでは、皆さんに「FFXIの頃からプレイしていま
す」、「がんばってください」と多くの声をかけていただきました。これは僕だけではなく、その後
ろにいる多くの仲間たちにもかけていただいた言葉だと思っています。必ずその期待に応え、より素
晴らしい冒険にあふれるエオルゼアを作り出していきたいと考えます。

本当にありがとうございます!そしてまずは2周年に向けて、我々にこれからも「超える力」を届けてください。よろしくお願いいたします!