パパナ
「うう・・・・・・はやくノルマをこなさないと・・・・・・。
絶対、グ・ジュサナ姐さんを自由にするんだ・・・・・・!
・・・・・・おっと、お客さんかい?
古文書を探しにきたなら、姐さんじゃなくて私が相手をするよ。
私はパパナ・・・・・・グ・ジュサナ姐さんの元舎弟さ!
旅の途中、数年ぶりにここで姐さんと再会してね。
まったく、あの姐さんがコキ使われてるなんて、驚いたよ。
どうも姐さんは、ロウェナとかいう年増女に、
とんでもない金額の借金をしているらしくてね・・・・・・。
その返済のために、下働きをしてるっていうんだ。
・・・・・・私は、姐さんにいろいろ恩がある。
だから、ロウェナとかいう金の亡者に頭さげて、
姐さんがやってる、古文書の管理を手伝うことにしたのさ!
で、どんな用なんだい?
・・・・・・大昔の英雄が愛用した武器についての古文書が欲しいって?
そういえば、武器の絵が描いてある古文書があったような・・・・・・。
おっと、もちろん無償で譲るわけにはいかないよ!
そうだね・・・・・・物々交換でどうだい?
「大炎獣の心核」と「霊峰の泉水」を持ってきな!
それから、高地ラノシアの石緑湖の湖底で獲れるっていう、
「ブロンズクリスタル」もね。
湖近隣の商人なら扱ってるだろうから、尋ねて回るんだよ!」
パパナ
「アンタ、何の用だい。
まさか、グ・ジュサナ姐さんに
ちょっかいだそうってんじゃないだろうね!?」
パパナ
「どうだい・・・・・・?「大炎獣の心核」、「霊峰の泉水」・・・・・・
それに「ブロンズクリスタル」は見つかったかい?」
(大炎獣の心核と霊峰の泉水、ブロンズクリスタルを渡す)
パパナ
「どれどれ、ふ~ん・・・・・・あぁ、ダメだねぇこれ。
ほら、「大炎獣の心核」はちょっと端っこが欠けてるじゃない。
「霊峰の泉水」も、髪の毛が入っちまってるしぃ~。
言いがかりのつもりはないんだけどさぁ~、
これじゃあ、価値ある古文書とは交換できないねぇ~。
・・・・・・あ、私は優しいから、ほかの交換物で妥協してもいいけど?
そうだねぇ・・・・・・例えば、
「ゼーメル要塞」で取れる「バトラールの角」と、
「ブレイフロクスの野営地」で取れる「VI号ゴブリ鋼板」だね!
なぁに、たったのふたつだから簡単だろう?
・・・・・・珍品だから、稀にしか手に入らない品だけどね、ククク。
だからこそ、どちらもマニア垂涎の逸品だ!
持ってこれりゃあ、古文書を譲ってやってもいいよ!」
パパナ
「さぁ、どんな按排だい?
「バトラールの角」と「VI号ゴブリ鋼板」の用意はできたかい?」
(バトラールの角とVI号ゴブリ鋼板を渡す)
パパナ
「・・・・・・んぐぐ、た、たしかに。
この「ブツ」は非の打ち所がないけど・・・・・・。
で、でも・・・・・・ちょっと時間がかかりすぎたみたいだねぇ?
実はアンタを待っている間に、武器についての古文書が、
とある好事家の目に留まっちまってねぇ。
そいつが、いくら払ってでも欲しいって言うのさぁ~。
でも、私って義理堅いほうだろう?
だから、アンタがさらに「ブツ」を納めるっていうなら、
好事家の誘いを断ろうかな、って思ってるんだよねぇ~。
そうだねぇ、例えば・・・・・・
「ハラタリ修練所」で取れる「ナラシンハの皮膜」と、
「スノークローク大氷壁」で取れる「フェンリルの牙」だね。
どっちも、なっかなか手に入らない品物だから、
市場に全く出まわらねえ希少品でねぇ。
・・・・・・でも、アンタなら取ってきてくれるだろう?
ほーら、私の気が変わらないうちに、
急いで探してきなっ!」