人形飾りとプリンセスデー

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人形飾りとプリンセスデー - (2015/03/04 (水) 02:05:30) の編集履歴(バックアップ)


人形飾りとプリンセスデー

  • 依頼主 :上品な使用人(ウルダハ:ナル回廊 X9-Y9)
  • 受注条件:レベル15~
  • 概要  :ウルダハの上品な使用人は、冒険者に頼みたいことがあるようだ。

上品な使用人
「冒険者様、少々お時間をよろしいでしょうか?
 どうか、我が主の窮状をお救いいただきたいのです!
 今ウルダハは、すべての女性のための祝祭・・・・・・
 「プリンセスデー」一色に染まっております。
 そのため、主もお嬢様のため、ある計画を立てました。
 しかし、この計画というのが少々難物でして・・・・・・。
 詳しい話は、エメラルドアベニューにおります我が家の主人、
 「ナナパシ」様にお尋ねください・・・・・・よろしくお願いします!」
上品な使用人
「計画の詳しい話につきましては、
 エメラルドアベニューにおります主人、
 「ナナパシ」にお尋ねください・・・・・・よろしくお願いします!」
ナナパシと話す
ニニモ
「お父様・・・・・・そうではないのです・・・・・・。
 はあ、私はなんで面と向かって話せないのでしょう・・・・・・。」
ナナパシ
「どうだい、ニニモ! これが当時の「人形飾り」だ!
 まだ未完成ではあるが、すぐに仕上がるだろう。
 そのときを、楽しみに待っていなさい!」
ニニモ
「い、いえ、お父様・・・・・・。
 私は「人形飾り」を作っていただきたいのではなくて、
 その・・・・・・何度も言っていますとおり、お手伝いを・・・・・・。」
ナナパシ
「ニニモは、本当に優しい子だな。
 だが、手伝いなど不要だ。
 すべてパパに任せて、お前は待っていなさい。」
ニニモ
「あ、いえ、その・・・・・・。
 はい、わかりましたわ・・・・・・お父様。
 完成を楽しみにしていますわね・・・・・・。」
ナナパシ
「ど、どうしよう!
 娘の前で、見栄を張りすぎてしまったー!!
 ・・・・・・・・・・・・ん、私になにか用かね?
 なんと、我が家の使用人に頼まれて・・・・・・っ!
 ありがとう、冒険者殿!!
 どうか、この愚かで見栄っぱりな父親を助けてくれーっ!!
 あ、ああ・・・・・・驚かせてすまない、冒険者殿。
 事情を説明したいが・・・・・・ここでは目立つな、場所を移そう。
 「クイックサンド」の近くで待っているぞ。」
ナナパシと再度話す
ナナパシ
「来てくれたか、冒険者殿。
 改めて、事情を説明させていただこう。
 古くより「プリンセスデー」といえば、
 祝祭の発端となった「エドヴィア姫」の人形を飾るのが慣わし。
 だが、この風習に対し、我が娘ニニモはこう言った・・・・・・。
 ソーン朝時代に作られていたという、等身大の「人形飾り」を、
 現代でも、作ることはできますか・・・・・・とな。
 実を言うと、ワシはいままで仕事一筋で、
 娘をかまってやることなど、ほとんどなかった。
 そんな父に、娘が初めて「おねだり」をしたのだ・・・・・・。
 これは、親子の距離を縮めるよい機会だ。
 ねだられたのが「エドヴィア姫」の「人形飾り」というも、
 あやかるという意味で、都合がいい。
 話によれば、「エドヴィア姫」も父親と不仲だったそうだ。
 しかし、「プリンセスデー」の発端となる事件以降、
 父親との距離が縮まり、とても仲のよい親子になったという。
 そういう意味でも、娘に応えたい。
 だから、ワシは「人形飾り」を、現代に蘇らせることにしたのだ!
 ・・・・・・しかし、これが想像以上に難航していてな。
 なにせ、ソーン朝時代といえば、300年も昔のこと・・・・・・。
 当時の人形は、現物どころか資料もロクに残っておらん。
 衣装や小道具の類いなら、いくらでも用意できようが、
 それですら素体や資料がなければ、話にならんからな。
 ・・・・・・なんとか途中までは作りあげたが、
 それでも、完成には程遠く・・・・・・。
 お願いだ、冒険者殿! 娘のために手を貸してくれないか!?
 具体的な話は、この「ソーン朝時代の地図」を持って、
 隣の「生真面目なメイド」から聞いてほしい。
 暇な時だけでもいいので、どうかよろしくお願いする!!」
  ソーン朝時代の地図:ソーン朝時代の古ぼけた地図。奇妙な図形で記されている。
            アクション「ディサイファー」により、解読できる