マリエル
「ところで、Nikuqさんも、
気付いているのではありませんか?
私たちの部隊の士気が低いことに・・・・・・。
ここクラウドトップは、僻地中の僻地です。
これまで一度も、ドラゴン族が現れたことはありませんから、
武勲の立てようもありません。
自慢の「プロテクトゥール号」も故障してばかりで、
皇都が襲われようとも、まともに戦えないでしょう。
つまり、ここは「左遷の地」なんです。
教皇庁からは、戦果を期待されていませんし、
出世の望みもないとあって、兵のやる気は下がる一方・・・・・・。
Nikuqさん。
どうか、見張りに立っている兵たちを見回り、
サボっているようなら、「活を入れ」てくれませんか?」