サンソン大牙士
「これは、いいところに・・・・・・!
史学者のシルヴィエルさんは、遺跡の調査を終えて、
まもなく、帰還する予定だそうです。」
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「だ、誰か、助けてくれる人はいないのか・・・・・・!」
慌てた様子の傭兵
「あ、あんたら頼む、助けてくれないか!
遺跡の発掘調査に向かったんだが、
グナース族の連中に、仲間が捕まってしまったんだ!」
サンソン大牙士
「なっ・・・・・・!
おい、その発掘調査とやらをしていたのは、
シルヴィエルという名の史学者ではないだろうな?」
慌てた様子の傭兵
「そ、そうだ・・・・・・私はシルヴィエルさんに雇われた護衛だ。
テイルフェザーの猟師たちに、助けを求めに来たんだが、
誰も手を貸してくれなくてな・・・・・・。」
ギドゥロ
「そいつは、粋じゃねぇなぁ・・・・・・。
なんで、ここの連中は困ってるヤツに手を貸さねぇんだ?」
慌てた様子の傭兵
「グナース族の領地に入るのは自殺行為・・・・・・。
彼らの忠告を、結果として私たちは無視してしまった。
自業自得ってわけだ・・・・・・。」
ギドゥロ
「・・・・・・Nikuq、お前はどうなんだ。
目の前で、助けを求めてる奴がいる・・・・・・。
お前も、ここの連中みてぇに見捨てるのか!?」
(調査隊を見捨てる?)(そんなことはできない!)(助けに行こう)ギドゥロ
「・・・・・・へへっ、Nikuq、やっぱり粋だな。
お前が手ぇ貸してくれるんなら、百人力だぜ!
おい、ここの連中に、俺たちが救助に行くって伝えな。
臆病風に吹かれてるのかも知れねぇが・・・・・・
「その決断は、粋じゃねぇぜ」ってな!」
サンソン大牙士
「もちろん、俺も行くぞ・・・・・・!
奴らの領地「グナースの塚」の入口で様子を窺おう。」