リヌバリ
「Nikuqさん!
耕人のラヌバリと、釣師のエヌバヌが来てから、
「大らかなズンド」との距離が縮まってきているんですよ!
それというのも、それというのも、
ラヌバリは「オク・ズンド」の草花の手入れを手伝い、
エヌバヌはヌシを釣り上げ、大いに尊敬を集めているのです。
・・・・・・それに比べて、私はまだ何もできていません。
得意の「太陽の舞」も、実戦で踊れないなら意味も無い・・・・・・。
ああ、まるでウィセントに踏まれたような、惨めな気持ち。
でも、でも、悩んでばかりはいられません!
ラヌバリが仲良くなったズンドの者から、
耳よりな情報を聞いてきたのです。
貢ぎ物を納めに「ブンド・オク・ベンド」へ赴いたとき、
小突き回されているグンドの男を見たのだとか。
その者はしきりに「暴力反対!」と叫んでいたといいます。
これは、これは、私の幼馴染「大工のギヌバヌ」の口癖・・・・・・。
私は、どうにか彼を助けて、この村に招きたいのです。
Nikuqさん、今回も私といっしょに、
「ブンド・オク・ベンド」前まで来てくださいませんか?
貴方が力を貸してくだされば、幼馴染を助けられるはずです!」