兄妹の舞

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兄妹の舞 - (2015/11/16 (月) 20:35:02) の編集履歴(バックアップ)


兄妹の舞

  • 依頼主 :リヌバリ(アバラシア雲海 X6-Y14)
  • 受注条件:レベルアジャスト50~
  • 概要  :ナッキ島のリヌバリは、どうやら急いでいるようだ。

リヌバリ
「Nikuqさん、Nikuqさん!
 兄の「群雲のリヌバヌ」を救出する、絶好の機会がやってきました!
 「大らかなズンド」の者が、重大な情報を教えてくれたのです。
 兄を風さらしの刑に処すために、
 その身柄を「クロムレック」のカゴへと移すことになったと、
 ブンドの者に聞いたのだとか!
 今こそ、今こそ、救出のとき!
 こうしてはいられません、疾風の如く向かいましょう!」
クロムレックのリヌバリと合流
リヌバリ
「ダメよ、ダメよ!
 私の舞が効かないわ!」
群雲のリヌバヌ
「なんだ、なんだ、上から我が妹の声が聴こえるぞ!」
(ランガイ・ブンド
「おのれ、おのれ、ヒトが味方とは!」)
クロムレックのリヌバリと話す
リヌバリ
「本当に、本当に、危ないところでした。
 どうやら、兄の処刑は、
 私たちを誘き寄せるための罠だったようですね・・・・・・。
 さすがに、さすがに、私ひとりの「太陽の舞」では、
 戦いの覚悟を決めたブンドの兵を、追い返せませんでした。
 助かったのは貴方のお陰・・・・・・ありがとう、ありがとう。
 兄は、この下のカゴの中に捕らわれているようです。
 ただ、いくら華奢な私でも、この頼りないカゴでは、
 バヌバヌ族ふたりの重みに耐えられないかも・・・・・・。
 Nikuqさん、お願いです。
 この「古びたサヌワホルン」を、
 カゴの中にいる「群雲のリヌバヌ」に渡してきてほしいのです。
 そうすれば、兄はサヌワに乗って脱出することができるはず。
 どうか、どうか、よろしくお願いします。」
群雲のリヌバヌに古びたサヌワホルンを渡す
群雲のリヌバヌ
「なんと、なんと・・・・・・!
 我が妹の声が聴こえ、争う音が響き、ヒトが現れるとは・・・・・・
 いったい、何ごとだというのか!?
 まさか、まさか、猛々しきヒトが我々の味方とは・・・・・・。
 かたじけない、かたじけない。
 ・・・・・・なに、俺に渡すものがあるだと?」
(古びたサヌワホルンを渡す)
群雲のリヌバヌ
「・・・・・・おお、このホルンは!
 これがあれば、我がサヌワを呼び寄せることができる。
 さっそく、さっそく、妹と合流しようではないか!」
群雲のリヌバヌ
「リヌバリ、無事かっ!」
リヌバリ
「・・・・・・兄様っ!」
群雲のリヌバヌ
「クッ・・・・・・ブンドの雑兵どもが来ているとは!」
リヌバリ
「やった、やった!
 風に舞い散る羽根のように、逃げて行ったわ!
 「太陽の舞」は、部族の連帯と力強さを示すもの・・・・・・。
 ひとりで舞うよりも、息の合ったふたりで舞う方が、
 何倍もの力を体現できるのよ!」
群雲のリヌバヌ
「猛々しきヒトよ。
 助けてくれたこと、夜空に輝く星の数ほど感謝する。
 妹よ、妹よ、心配していたが、達者なようでなによりだ。
 今まで「冷酷なるブンド」に見つかることなく、
 どこに潜んでいたというのだ?」
リヌバリ
「すべて、すべて、こちらのNikuqさんのお陰なの。
 「大らかなズンド」との仲を取り持ってもらい、
 小さな浮島ひとつを貰い受けることができたの。」
群雲のリヌバヌ
「なるほど、なるほど、ズンドの領地なら、
 「冷酷なるブンド」の兵どもも、そうは近づくまい。
 しかし、まさかあの「大らかなズンド」とはな・・・・・・。」
リヌバリ
「兄様、村の皆が、ダルメルのように首を長くして待ってるの。
 まずはズンドの長老さまに、ご挨拶に行きましょう。
 そうしたら、新しい村・・・・・・「オク・グンド・ナッキ」を紹介するわ!」
ソヌバヌと話す
群雲のリヌバヌ
「ご無沙汰しております「大らかなズンド」の長老ソヌバヌさま。
 「鮮やかなグンド」の長老ウヌバヌの息子、リヌバヌです。」
ソヌバヌ
「おお、リヌバヌ! ウヌバヌの息子よ!
 グンドは多難であったが、無事でなにより、なにより。
 大地に根付きし若木の如く、ゆっくりと村を再建するといい。」
群雲のリヌバヌ
「・・・・・・ズンドは、雲ひとつない快晴のように穏やかですね。
 「冷酷なるブンド」への貢物で買った平和ですか。
 大いに、けっこう、けっこう。」
サヌバヌ
「待たれよ、待たれよ!
 長老さまに向かって、無礼であるぞ!!」
ソヌバヌ
「よいのだ、よいのだ。
 ブンドと対立し、村を滅ぼされたグンドからすれば、
 我らズンドの振る舞いは、それは、それは、面白くなかろう。」
群雲のリヌバヌ
「まさか、まさか、「臆病なるズンド」に救われるとは・・・・・・
 日照雨のように、すっきりしない気持ちです。」
サヌバヌ
「おっ、臆病だとっ!?
 取り消すだぁよ、取り消すだぁよ!!」
リヌバリ
「兄様、いい加減にしてっ!!
 貴重な浮島をくれたのも、ブンドから匿ってくれてるのも、
 みんな、みんな、「大らかなズンド」のお陰なんだから!
 長老さまに謝って!」
群雲のリヌバヌ
「なんと、なんと、我が妹に叱責されるとは・・・・・・。
 しばらく見ぬうちに、逞しくなったもんだ。
 ・・・・・・長老さま、言葉が過ぎました。
 どうか、どうか、ご無礼をお許しください。」
ソヌバヌ
「ほっほっほ、まあよい、まあよい。
 我らズンドと「鮮やかなグンド」・・・・・・
 かつてのように、仲良くしようではないか。」
サヌバヌ
「しかし、しかし、長老さま。
 このままでは、「冷酷なるブンド」に見つかるのも時間の問題。
 その時は、どうするおつもりなのですか?」
ソヌバヌ
「その時は、その時は・・・・・・
 村民の判断にゆだねるしかなかろう。」
ソヌバヌ
「それにしても、それにしても、
 群雲のリヌバヌは、亡きウヌバヌの生き写しのようです。」
サヌバヌ
「群雲のリヌバヌか・・・・・・。
 まったく、まったく、無礼な男だぁよ。」
リヌバリと話す
群雲のリヌバヌ
「ここが、ここが、我がグンドの新たな村か。
 「大らかなズンド」の世話になるのは悔しいが、
 お主と我が妹の努力の賜物、無駄にはせぬぞ。」
リヌバリ
「Nikuqさん!
 お陰さまで、兄を長老として迎えることができ、
 「オク・グンド・ナッキ」も、村としての体裁が整いました。
 ・・・・・・ふう~、私の荷も降りて一安心。
 これからは、爪やクチバシを磨いたり、
 羽根の手入れなんかして、のんびり過ごしたいのだけど・・・・・・。
 兄がズンドのことをよく思ってないことが、
 とても、とても、気がかりなのです。
 おそらく、ほかの皆も「大らかなズンド」が、
 「冷酷なるブンド」に抵抗しないことには、
 不満を感じているでしょう。
 その気持ちは、わからないでもないですが、
 貢物を贈りながらも独立を保ち続けたズンドがいたからこそ、
 私たちグンドは再建できるのです。
 兄が来たことは嬉しいですが、
 グンドとズンドの仲に亀裂が入らないようにしたい・・・・・・。
 私は、両氏族の仲を取り持っていこうと思います。
 どうか、どうか、これからもよろしくお願いしますね。」
「群雲のリヌバヌ」が長老に着任し、
「オク・グンド・ナッキ」に「長老の家」が完成しました!
  古びたサヌワホルン:サヌワを呼ぶための古びた小さな角笛