アルフィノ
「よし、それでは出発しようか。
タタルが呼び寄せた「心強い助っ人」というのが、
どんな人物かはわからないが、あまり待たせるのも悪い。
確か「イディルシャイア」にいるヤ・シュトラが、
出迎えをしてくれているはずだったね。
まずは、彼女と落ち合おう。」
アルフィノ
「どうやら、例の「助っ人」の姿はないようだが・・・・・・。」
ヤ・シュトラ
「あら、来てくれたのね。
タタルから事情は聞いているわ。
ドラゴン族との対話は、順調だったのかしら?」
アルフィノ
「皇都への招待を受けてもらえた訳ではないが、
検討してもらえることにはなってね・・・・・・。
最初の対話としては上出来さ。
ところで、例の「助っ人」はどこだい?
姿が見えないようだが・・・・・・。」
ヤ・シュトラ
「少し、シャーレアンの街並みを見てくるそうよ。
そろそろ戻るはずだから、「表紙橋」まで迎えにいきましょう。」
アルフィノ
「「助っ人」というのは、誰のことなのか・・・・・・。
まさか妹・・・・・・ではないと思うが・・・・・・。」
ヤ・シュトラ
「解決すべき問題は、まさに山積み。
このタイミングでの協力者は、大歓迎といったところね。」