彼女がいない世界

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彼女がいない世界 - (2016/02/26 (金) 02:03:18) の編集履歴(バックアップ)


彼女がいない世界

  • 依頼主 :記録屋バックリクス(低地ドラヴァニア X21-Y18)
  • 受注条件:レベル60~
  • 概要  :ショートストップ野営地の記録屋バックリクスは、冒険者の言動を不審がっている。

記録屋バックリクス
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 オマエら ミダースの「コア」潰すため 出ていった。
 オレ様見送ったの ついさっき・・・・・・。
 ・・・・・・なのにオマエら もう戻ってきた!
 そういや「ミーデ」も ヘンなコト言ってた・・・・・・。
 オマエらちょっと ハナシあってこい!」
ミーデと話す
ミーデ
「・・・・・・あなたも、何か変だと思ったのね?
 バックリクスの言い分だと、私たちが敵の抵抗を排除して、
 ミダースの「コア」を停止させるほどの時間は経っていない・・・・・・。」
ビッグス
「忘れモノでも取りに戻ったのか、だと?
 ヤツの感覚では、そんな短い時間のできごとなのか・・・・・・!?」
ウェッジ
「あっ、オイラも出入口の見張りに同じことを聞かれたッス!
 変ッス・・・・・・・・・・・・まるで、あの魔法障壁の内側に入ってから、
 時間がほとんど流れていないみたいッス・・・・・・。」
ミーデ
「・・・・・・・・・・・・「時間」か。」
ビッグス
「たしかにそうだ・・・・・・また「時間」にかかわる話だぜ!
 ほら、クイックシンクスの野郎も、未来を知ってるような態度で、
 コーデックスを奪っていっただろう!?」
ミーデ
「アレキサンダーの内部には、
 「階差機関」という巨大な演算装置が搭載されているの。
 単純な事象なら、予知や予測も可能だと思うけれど・・・・・・。」
ビッグス
「演算による未来予知か・・・・・・。
 しかし、いま起きている奇妙なできごととは、つながらないぞ?」
ウェッジ
「もしかして・・・・・・巨大な蛮神が顕現したせいで、
 魔法障壁の内部に、時空の歪みが生じてしまったッス?
 だとしたら、いろいろ変なことが起きても不思議はないッス。」
ミーデ
「・・・・・・障壁のなかで時間の乱れが生じていて、
 敵はその現象を利用して、未来を覗き見た・・・・・・とか?
 いえ、まさか・・・・・・時間が意図的に「操作」されてるってことは・・・・・・。
 敵が時計の針を巻き戻したり、進めたりするように、
 時間に「干渉」できるとしたら・・・・・・・・・・・・?
 少し先の未来を知って、私たちを翻弄することだって・・・・・・。」
ビッグス
「おい、仮にそうだったら、オレたちの手に負える話じゃないぜ!
 ・・・・・・ウェッジ、リンクシェルでシド親方を呼びだしてくれ!
 親方なら、解明の糸口ぐらいはつかんでくれそうだ。」
ウェッジ
「・・・・・・あっ、親方・・・・・・こちらウェッジ・・・・・・・・・・・・き、緊急事態ッス!
 えっと・・・・・・とにかく・・・・・・「時間」が大変なんッス・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・ち、違うッス・・・・・・「時間がない」って話じゃないッス~。」
ミーデ
「ほんの少し前まで、ここでラウンドロクスと、
 がらくたがどうとか、他愛のない話をしてたのに・・・・・・。
 どうして、こんなことになってしまったの・・・・・・?」
ビッグス
「「時間」の変調か・・・・・・何か、妙なことになってきやがったな。
 シド親方が、お前たちの考えすぎだって、
 笑い飛ばしてくれればいいんだが!」
ウェッジ
「・・・・・・シド親方が、こっちに向かってるそうッス!
 リンクパールの向こうで、ヤ・シュトラさんの声も聞こえたッス。
 おふたりが駆けつけるような、一大事じゃなきゃいいッスけど・・・・・・。」
指定地点で待機
シド
「・・・・・・わざわざ、来てやったぜ!
 ウェッジの話がさっぱり要領を得ないんで、
 直接、話を聞いたほうが早いと思ってな!」
ヤ・シュトラ
「私からも、行ったほうがいいと口添えしたの。
 また、何かが起きそうな・・・・・・妙な胸騒ぎがするのよ。」
シド
「ヤ・シュトラの予感が、的中したようだな!」
ヤ・シュトラ
「漂うエーテルの感触が、再起動の直前にそっくりだわ。
 あのときは、そう・・・・・・ここから急変が起きた・・・・・・。」
シド
「・・・・・・ヤ・シュトラ、測定器を。
 ・・・・・・何だこれは!?
 漏れだしたエーテルが、左右の「コア」に戻ってゆく・・・・・・
 まるで、時間の流れが逆転しちまったみたいだぜ!」
ヤ・シュトラ
「そんなまさか・・・・・・時間を逆流させるなんて・・・・・・。
 いえ・・・・・・あの蛮神の能力の、すべてが判明していない以上、
 可能性は否定できない・・・・・・。」
ミーデ
「・・・・・・やはり、悪いほうの推測があたったみたいね。
 アレキサンダーによって、あの障壁内の時間が干渉を受け、
 「コア」が停止したという事実が「なかったこと」にされつつある。」
ヤ・シュトラ
「あなたは、Nikuqの協力者ね?
 ・・・・・・「やはり」ということは、
 ほかにも「時間」の変調を示す現象に遭遇したのかしら?」
シド
「クソッ・・・・・・敵を侮ってたぜ!
 たとえ蛮神の「コア」が致命傷を受けても・・・・・・
 ヤツらは時計の針を戻すように、白紙に返せるってことだぞ!」
ウェッジ
「・・・・・・ず、ずるいッス!
 そんなデタラメな蛮神を、いったいどうやって止めるッス!?」
ミーデ
「流れた時を、白紙に・・・・・・。
 「彼」にそんな機能が・・・・・・?」
青の機工兵
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 「エニグマ・コーデックス」復元 成功確実!
 階差機関によると 予測誤差 プラスマイナス0.03%・・・・・・!」
万能のクイックシンクス
「コフォ・・・・・・コフォ・・・・・・
 違うな・・・・・・その事象は・・・・・・「定められし未来」のひとつ・・・・・・。
 失敗の確率は・・・・・・ゼロだ!
 聞け・・・・・・選良の民よ!
 最後のパーツは・・・・・・我が手に落ちた!
 敗北も雌伏も・・・・・・すべてこのために・・・・・・必要な過程だった!
 だがこの瞬間より・・・・・・我らの反撃が始まる!
 開始せよ・・・・・・・・・・・・「エニグマ・コーデックス」の復元を!」
「コフォ・・・・・・コフォ・・・・・・
 いま・・・・・・アレキサンダーは・・・・・・我らの制御下に置かれた!
 ただちに左右の「コア」停止前の状態へ・・・・・・・・・・・・
 「時」を巻き戻す!
 残るは第3の「コア」を動力で満たし・・・・・・完全起動を果たすのみ!
 そのとき時空干渉に留まらぬ・・・・・・最終機能が覚醒する。
 アレキサンダーの「最終機能」・・・・・・
 それは時空を自在に移動し・・・・・・誤った歴史を修正するための・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・「時の翼」!
 コフォ・・・・・・コフォ・・・・・・
 かくて「エニグマ・コーデックス」の予言は・・・・・・成就する・・・・・・。
 我は理想世界の王!
 「定められし未来」より降り立ちて・・・・・・正しき歴史を導く者!
 我が「理想」の礎となることを・・・・・・・・・・・・汝が歓びとなせ!!」
ミーデ
「私たちには、時間がない・・・・・・。
 ラウンドロクスを、一刻も早く助けなければいけないのに。
 よりによって、その「時間」があやつられているなんて・・・・・・。」
ビッグス
「蛮神の機能が未知数っていうのが、不気味だな・・・・・・。
 もし、敵が未来を予知できるなら・・・・・・その対策も予知されるのか?」
記録屋バックリクス
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 まさかのまさか 蛮神 時間あやつってた!?
 このデキゴト オレ様自慢の データレコードに
 バッチリ 記録しておく!」
ウェッジと話す