「審問官ギイェームの横顔」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
シド
「異端審問官のギイェームという男・・・・・・何者だ?
・・・・・・このまま無策に動いても、また邪魔をされるだけだろう。
一度、ギイェームについて調べてみてはどうだろう?
お前は、この前哨地で聞き込みをしてくれ。
そうだな・・・・・・4人くらいに聞けば十分だろう。
結果は、広場の「彼」に伝えてくれ。
その・・・・・・地道な手伝いは性に合わなかったみたいでな。
自分の出番を・・・・・・いや、機が熟すのを待っていたようだ。」
ジョエロー
「ギイェーム・・・・・・ああ、異端審問官様のことだな?
ずっと入院してるから、最近の様子は知らないが・・・・・・
暇つぶしに話してやるよ。
あの人が着任してきたのは、数ヶ月前のこと・・・・・・
当日は酷い吹雪で、到着が夜中になったんだ。
ちょうど、俺が夜番でさ。
みんな寝てたから、審問官様にも休むよう言ったんだよ。
けど、なぜか慌てて、基地の裏手に出てっちまった。
慌てて追いかけたんだが、俺、足を滑らせたらしくてな。
気付いたらこのベッドの上、前後の記憶もないときた。
・・・・・・まあ、審問官様が無事ならよかったよ。」