アルフィノ
「君が得た証言によると、着任した異端審問官は、
任も早々に基地の裏手に行ったということだが・・・・・・
衛士の制止も聞かず、慌てて為すこととは思えない。
しかも、彼が着任した夜は吹雪・・・・・・。
この地の天候事情を鑑みれば、
その行動は、正気の沙汰ではない。
・・・・・・異端審問官が向かった裏手とは、恐らく東門の先だ。
私がここで観察していたかぎり、あちらは人通りがなく、
秘密が潜むのに最適だ。調査を頼むぞ。 」
アルフィノ
「手がかりは見つかったかい?
もう振り出しに戻ってはいられない・・・・・・頼んだよ。」
(血塗られた書簡を渡す)