エラピ・タロピ
「まいったぜ、幽霊騒ぎに便乗して、
小銭稼ぎのつもりで島にやってきたんだが・・・・・・。
・・・・・・まさか、幽霊の正体がマジもんの死霊だったなんてよ。
これから「船の墓場」に行って、
金目のものを物色しようと思ってたのに、
これじゃ仕事にならねぇぜ。
死霊がどっかに行くまで、腹ごしらえでもして
時間を潰そうかと思ったんだが・・・・・・
魚のスープってのは、なかなか臭みがとれねぇな。
そうだ、確か漂着した船で「東方のスパイス」を見かけたな。
あんた、ちょっと持ってきてくれよ。
飯ができたらわけてやっからさ。」