*海魔の名は潮騒に乗って -依頼主 :ノォヴ(西ラノシア X16-Y22) -受注条件:レベル46~ -概要 :ノォヴの育成地のノォヴは、冒険者に頼みたい仕事があるらしい。 #blockquote(){ノォヴ 「フスィーッ・・・・・・Nikuq、聞いてくれ。 「珊瑚の銛」と、奴らに従う海賊団「海蛇の舌」が、 西ラノシアの沖合で、再びヒトの船を襲撃したらしい。 前回は奴らに後れをとり、まんまと船を沈められたが・・・・・・ 今回こそは、なんとしても阻止しなくてはならん。 フスィーッ・・・・・・これ以上、ヒト勢力を刺激すれば、 ヒトの長も黙ってはおるまい。 ・・・・・・このままでは、いよいよ全面戦争となろう! フスィーッ・・・・・・そうなる前に「珊瑚の銛」の愚挙を防ぐのだ。 Nikuqよ、急ぎ商船「スワロー号」に向かい、 「珊瑚の銛」の一味を退けてきてくれ。 我らは海を泳ぎ、海中の敵と対する。 しかし、ヒレもエラも持たぬお前は、そうも行くまい。 我が息子、「海獣使いのパァア」の力を借りるがいい。 海獣使いのパァアの飼っている「エルブスト」は、 ヒトを乗せて海洋を巡航できる、特別に訓練された個体だ。 フスィーッ・・・・・・頼んだぞ!」 } #blockquote(){ノォヴ 「フスィーッ・・・・・・育成地にいる我が息子のひとり、 「海獣使いのパァア」に話しかけ、 エルブストで商船「スワロー号」に乗りこむのだ。」 } ノォヴの育成地の海獣使いのパァアと話す #blockquote(){海獣使いのパァア 「フスィーッ・・・・・・ノォヴの親父から話は聞いている。 こいつは、俺が育てたエルブストでも、格別に強く大きい。 あんた程度なら、背中に乗せて外海に出ることができる。 「珊瑚の銛」は、「海蛇の舌」の海賊たちを従えるうえ、 凶暴な戦闘用のエルブストを何匹も飼ってる。 敵は多勢、戦の準備は万全にして望めよ。 フスィーッ・・・・・・俺のエルブストに乗って、 沖合の商船「スワロー号」に向かうか?」 (エルブストに乗る?) #blockquote(){(いいえ) 海獣使いのパァア 「フスィーッ・・・・・・準備が整ったら、いつでも声をかけてくれ。 俺のかわいいエルブストは、いつでも快調だぜ。」 } } 商船「スワロー号」のスワロー号の船長と話す #blockquote(){スワロー号の船長 「な、何者ですかぁ!? まさか襲ってきた海賊の一味!? ・・・・・・えっ? 我々を助けに来てくれたのですって!? 船も無しでこんな沖合まで、いったいどうやって・・・・・・。 いや、今はそんな話をしているべき時ではないですね。 私は、商船「スワロー号」の船長。 ・・・・・・現在、乗組員たちに脱出用のボートを 用意させているところです・・・・・・。 ・・・・・・しかし、避難完了には、まだ時間がかかります。 どうか、甲板にいる敵を討伐し、足止めをしてくれませんか! どの敵でも構いません、とにかく数を減らしてください!」 } #blockquote(){スワロー号の船長 「私は、ここで船倉を見張っています! どうか、甲板にいる敵を討伐してくれませんか! どの敵でも構いません、とにかく数を減らしてください!」 } 商船「スワロー号」のスワロー号の船長と話す #blockquote(){スワロー号の船長 「足止めをしていただいたおかげで、こちらも準備完了です! よくやってくれました、私たちも脱出しましょう! ・・・・・・船を残すのは悔しいですが、魚の餌になるよりはマシです。 ひとまず、最寄りの港である「エールポート」に向かいます。 現地の酒場でお会いしましょう!」 } エールポートのスワロー号の船長と話す スワロー号の船長 : ……ああ、冒険者さん、ありがとうございました! 船を失ったのは残念ですが、船員と乗客が全員、 無事に生還できたことは、まさに不幸中の幸いでしたよ。 [6:12] スワロー号の船長 : 最近の民間船襲撃事件に用心し、万が一のことを考えて 脱出用ボートを用意しておいて、本当に良かった。 備えあれば憂いなし……ですね。 [6:12] スワロー号の船長 : しかし、こう頻繁に船が襲われちゃ、商売あがったりです。 ここ最近の襲撃事件は、やはりすべて同一犯。 あいつら……サハギン族の一味の仕業です。 [6:12] スワロー号の船長 : 確か、奴らは自らを「珊瑚の銛」と名乗っていました…… 自分たちは「紅珊瑚の海魔」に率いられた、 最強の海賊団だと……。 [6:13] ???? : な、何っ!? べっ……「紅珊瑚の海魔」だ……と!? [6:13] ウルツ・コグルツ少甲士 : ……失礼、小官はウルツ・コグルツ。 このエールポートに駐留する黒渦団の少甲士だ。 [6:13] ウルツ・コグルツ少甲士 : 船長、今の話は本当か? [6:13] スワロー号の船長 : 今の話……というと…… 船を襲ったのは、「紅珊瑚の海魔」という頭目に率いられた、 「珊瑚の銛」というサハギン族の一味だということですか? [6:13] ウルツ・コグルツ少甲士 : そ、そんな……聞き間違いではなかったか…… 「紅珊瑚の海魔」……馬鹿な……ッ! 奴が、再びこの海に現れたというのか……? [6:14] スワロー号の船長 : 少甲士さん、何かご存知なんですか? [6:14] ウルツ・コグルツ少甲士 : 15年前……西ラノシアを恐怖のどん底に叩き落とした、 最凶最悪、冷酷非情のサハギン族の大海賊がいた。 [6:14] ウルツ・コグルツ少甲士 : 首から提げた「白珊瑚」の首飾りが、ヒトの返り血により、 「紅珊瑚」のように赤く染まっていたため、 ついた名が……「紅珊瑚の海魔」! [6:15] ウルツ・コグルツ少甲士 : その名を聞けば、船乗りたちは舫を結ぶ手を震わせ、 恐怖によって、心は時化の海のごとく荒れ狂う……。 当時のバラクーダ騎士でさえ、まるで歯が立たなかった……。 [6:15] ウルツ・コグルツ少甲士 : その名を久しく聞かなくなったため、 てっきり死んだかと思っていたが…… なんということだ……奴め、生きていたのか……! [6:15] ウルツ・コグルツ少甲士 : とにかく……これは重大な情報だ。 キャンプ・スカルバレーのファルクブリダ中甲佐に報告し、 黒渦団として今後の対策を練ることにする! [6:15] スワロー号の船長 : はぁ、そんな奴が現れたんじゃ…… 命がいくつあっても足りないですよ。 ……こりゃ、いよいよ廃業かなぁ。 スワロー号の船長 : ああ、冒険者さん、お礼がまだでしたね。 ……こんなものしかありませんが、良かったら、 この「極上のラノシアオレンジ」をもっていってください。 [6:15] スワロー号の船長 : 脱出の際に、持ち出せた商品はコレくらいでしてね。 本当ならば、もっと冒険に役立つものを、 差し上げたいのですが……。 スワロー号の船長 : せっかく商売が軌道に乗ってきたところなんですがねぇ。 命は助かったものの…… これからどうやって生きていけばいいものやら……。