巡れ、夢の歯車

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巡れ、夢の歯車 - (2014/08/27 (水) 19:07:40) のソース

*巡れ、夢の歯車
-依頼主 :セズル・トトロック(黒衣森:北部森林 X24-Y23)
-受注条件:クラフター・レベル10~
-概要  :エカトル実験場のセズル・トトロックは、冒険者に聞いてほしいことがあるようだ。

#blockquote(){セズル・トトロック
「オウオウオウッゥ! 姐ちゃんよッォ!
 いいとこに来やがったッァ! 聞いてくれッェ!
 ついにッィ、ついにッィ!
 「デズル・クワラン号」完成のメドが立ちそうだッァ!
 というのもッォ、これから飛空艇の心臓部とも言うべきッィ、
 青燐機関の動力伝達系の作業に着手するッゥ!
 このヤマを越えればッァ、完成は目前よッォ!
 青燐機関はッァ、とりもなおさずヒトの最先端技術ッゥ!
 そいつをオレたちだけで、独自に設計、製造するッゥ!
 まさしく、イクサル族の歴史に残る偉業だぜッェ!
 青燐機関の主要部材には、何の問題もねッェ。
 タタラムの小僧が引いた図面は、申し分ねぇ出来だッァ!
 予備部材も潤沢とはいかねぇがァ、それなりに蓄えはあるッゥ!
 ・・・・・・だがッァ、だがよッォ!
 ひとつだけッェ! ひとつだけ、ドでけぇ問題があるんだッァ!!
 動力伝達系の部品を作るための「工作機械」が、
 この「エカトル実験場」にねぇってことだッァ!
 青燐機関が生み出した動力をッォ・・・・・・。
 推進装置に伝えるための精密な部品の数々ッゥ・・・・・・!
 ソイツがッァ、オレたちの力じゃ、自作できねぇんだよッォ!
 「旋盤」だッァ・・・・・・。
 部品を切削加工するための、丈夫な「旋盤の歯車」ッァ・・・・・・
 それさえあれば、なんとかなるんだがよッォ・・・・・・!
 なッァ、姐ちゃん、頼むッゥ!
 なんとかして「旋盤の歯車」を手に入れちゃくれねぇかッァ?
 専門的な品だ、探すのが難しいってのは百も承知ッィ!
 だが、これはヒトにしか頼めねッェ!
 「デズル・クワラン号」の命運はッァ、
 オメェの双肩にかかってやがるんだッァ!」
}
#blockquote(){セズル・トトロック
「「旋盤」だッァ・・・・・・。
 部品を切削加工するための、丈夫な「旋盤の歯車」ッァ・・・・・・
 それさえあれば、精密部品が自力で製作できるんだッァ!」
}
タタラムに相談する
#blockquote(){タタラム
「Nikuqさん、話は聞いていました。
 精密部品を自作するための工作機械・・・・・・「旋盤」ですね?
 「旋盤の歯車」・・・・・・難しいですね。
 歯車が僅かに歪めば、当然、回転にブレが生じ、
 精密部品の加工はできなくなります。
 セズルさんが求める精密部品が作れる「旋盤」となると、
 歯車ひとつにも、とんでもない精度が求められます。
 髪の毛一本の誤差も許されぬ世界ですよ。
 そんな「旋盤の歯車」を作れる腕前の職人となると、
 エオルゼア全土でも、片手の指ほどしかいないでしょう。
 ・・・・・・しかし、運良く職人を見つけ出しても、
 歯車が完成するまでに、どれほどの時間が必要か・・・・・・。
 そうなれば、開発は停滞してしまいます!
 最短で入手するには、所有者を探すのがいいでしょう。
 でも、そんな貴重品を譲ってくれるような人なんて、
 いるはずがないですよね・・・・・・。
 まてよ・・・・・・「旋盤」・・・・・・?
 ・・・・・・昔、見たことがあるぞ。
 確か、僕がまだ幼かったころ、お祖父ちゃんの工房で・・・・・・。
 Nikuqさん!
 すみませんが、グリダニアに足を運んでもらえますか?
 じっちゃん・・・・・・コルソンにもう一度、話を聞いてほしいんです。
 コルソンのじっちゃんは、ハイウィンド飛空社の古参社員。
 お祖父ちゃんの工房にあった「旋盤」について、
 何か憶えているかもしれない!
 じっちゃんなら、カーラインカフェに滞在しているはずです!
 よろしくお願いします!」
}
#blockquote(){タタラム
「コルソンのじっちゃんは、ハイウィンド飛空社の古参社員。
 お祖父ちゃんとも懇意の仲だったんです。
 「旋盤」について、何か憶えているかもしれません!」
}
グリダニアのコルソンと話す
#blockquote(){コルソン
「おやおや、あなたは・・・・・・
 タタラム坊っちゃんに雇われていた冒険者ですな?
 本日は、いかなる要件ですかな?
 ・・・・・・む? 坊っちゃんからの伝言ですと?
 ほうほう・・・・・・先代社長の工房にあった「旋盤」ですか。
 こりゃまた、懐かしい話を持ち出したものじゃのぅ。
 あれは、かれこれ50年近く前のことですかのぅ・・・・・・。
 当時の私は、駆け出しの職人。
 冒険家で事業家の「タタノラ」さんの元で、修行の毎日じゃった。
 ある日、タタノラさんが画期的な事業計画を提案しましての。
 それはイクサル族が開発した「気球」を転用し、
 遊覧飛行を行うという、夢の事業じゃった。
 それがエオルゼア初の航空会社・・・・・・
 「ハイウィンド飛空社」誕生の瞬間でしたのじゃ。
 もっとも、都市間を結ぶ飛空便を就航させるには、
 シド氏がエオルゼアに「飛空艇」をもたらすまで、
 30年ほど待たねばならんかったがのう・・・・・・。
 ・・・・・・じゃが、今でも夢に見る。
 タタノラさんと夢を語り、ただひたむきに気球を造った、
 あの工房での輝かしい日々を・・・・・・。
 ・・・・・・おっと、これは失敬。
 歳をとると話が長くなっていかんですわ。
 え~と・・・・・・そうそう、「旋盤」の話じゃったな。
 恐らくタタラム坊っちゃんが「旋盤」を見たという場所は、
 フォールゴウドにあった旧工房のことじゃろう。
 若旦那・・・・・・つまり現社長が引き継いだ後、
 工房は閉鎖され、建物も解体されてしまいましたがの。
 時の移ろいを感じずにはおれませんな。
 当時のことを知る者は・・・・・・はて、まだいるかのぅ?
 「浮かぶコルク亭」の従業員にでも聞いてみるとよいでしょう。」
}
#blockquote(){コルソン
「「その翼を広げ、何よりも高く」・・・・・・。
 タタノラさんの残したハイウィンド飛空社の社訓ですじゃ。
 彼の口からこの言葉を聞いたとき、私は自らの運命を感じました。
 すべての夢の出発点は、あの工房・・・・・・。
 フォールゴウドでの修行の日々が、今の私を作ったのです。
 「旋盤」・・・・・・まだあるといいですなぁ。」
}
浮かぶコルク亭のエルーインと話す