翼を広げ、何よりも高く

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翼を広げ、何よりも高く - (2014/09/12 (金) 11:24:13) のソース

*翼を広げ、何よりも高く
-依頼主 :セズル・トトロック(黒衣森:北部森林 X24-Y23)
-受注条件:クラフター・レベル18~
-概要  :エカトル実験場のセズル・トトロックは、冒険者に最後の頼みごとがあるようだ。

#blockquote(){セズル・トトロック
「聞けッェ! 今日は記念すべき日だッァ!
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ついにッィ・・・・・・ついにッィ・・・・・・!
 「デズル・クワラン号」が完成するッゥゥゥゥゥゥゥ!!
 喜べッェ! 喜び過ぎてションベン漏らせッェ!!
 げひゃひゃひゃひゃひゃはッァ!!
 あとは、重要部材をブッ込んで、仕上げるのみッィ!
 それが終わればッァ、コイツはついに、空へと舞い上がるッゥ!
 ナタランのバカどもが手を打つ前になッァ!
 そこで姐ちゃん、頼みがあるッゥ!
 高品質の「エカトルの重要部材HQ」を作って持ってこいッィ!
 これが姐ちゃんの、最後の仕事だッァ!
 「重要部材の材料」は、すでに用意してあっからよッォ!
 コイツをフォールゴウドにある製作施設で
 加工してもってくりゃいいッィ! 頼んだぜッェ・・・・・・!」
}
#blockquote(){セズル・トトロック
「「エカトルの重要部材HQ」、頼んだぜッェ!
 オレたちは、初飛行実験の準備にとりかかるッゥ!
 げひゃーッァ! 夢にまで見た瞬間まで、秒読み開始だぜッェ!」
タタラム
「Nikuqさんっ!
 ついに・・・・・・「デズル・クワラン号」が完成するんですね!
 ・・・・・・ううっ、気が早くてすいません・・・・・・早くも涙が・・・・・・。」
}
フォールゴウドのヒルデヤードに重要部材の材料を渡す
#blockquote(){ヒルデヤード
「こ~んに~ちは~!
 あれ? お嬢ちゃん、声が小さいぞぉ? もう一度!
 こ~んに~ちは~!」
(重要部材の材料を渡す)
ヒルデヤード
「ふむふむ、今日のお題は重要部材を作ることね?
 ・・・・・・こっ、これはなかなか難易度が高そうな物品よ?
 諦めず、最後までできるかな?
 それじゃ、材料を返すわね?
 気合いをいれて! がんばってっ!」
}
#blockquote(){ヒルデヤード
「製作、がんばってね!
 お姉さんが見ててあげるから、最後まで諦めちゃダメだぞっ!」
}
エカトル実験場のセズル・トトロックにエカトルの重要部材HQを納品
#blockquote(){ヒルデヤード
「仕事が終わった子は、納品に行かなきゃだめだぞ~!
 途中でなくしちゃったりしたら、
 お姉さんのところにまた来て、作りなおせばいいからねっ!」
}
#blockquote(){セズル・トトロック
「オウオウ、姐ちゃんッン!
 例のブツは手に入ったかッァ!? 早くしろッォ!」
(エカトルの重要部材HQを渡す)
セズル・トトロック
「よぉしよしッィ! 確かに「エカトルの重要部材HQ」ッィ!
 ついにッィ・・・・・・ついにッィ・・・・・・
 「デズル・クワラン号」が完成だぜッェー!!」
エカトル空力団団員
「お、お、親方ッァ!! セズルの親方ッァー!
 た、大変っスッゥー!!」
セズル・トトロック
「オウオウオウッゥ、どうしたッァ!?」
エカトル空力団団員
「ナタランに潜入中の仲間から、緊急連絡っスッゥ!
 ヤツら・・・・・・停泊している装甲気球部隊にッィ、
 「風生みの珠」の装填を開始したらしいっスッゥ!」
タタラム
「な、なんだって!? 装甲気球部隊!?
 「風生みの珠」の装填って・・・・・・どういうことですかっ!?」
セズル・トトロック
「「風生みの珠」は、嵐神の魔力を封じた宝珠だッァ!
 イクサル族の気球は、その珠が産む風で推力を得るッゥ!
 つまり、出撃準備開始ってこったッァ!」
エカトル空力団団員
「セズルの親方ッァ!
 装甲気球部隊の狙いは、この実験場っスッゥ!
 ヤツら、「デズル・クワラン号」を破壊するつもりっスッゥ!」
セズル・トトロック
「ちッィ! ナタランのバカどもめッェ!
 オレたちがガルーダに従わないからって、破壊命令かよッォ!
 なんつー心の狭めッェ! 心底腐ってやがるぜッェ!」
タタラム
「どうしよう・・・・・・この実験場は完全に無防備・・・・・・。
 それに僕たちは職人ばかりで、戦闘経験もありません!
 上空から狙われたら、ひとたまりもないですよ!」
エカトル空力団団員
「お、親方ッァ! ど、どうすればいいんスかッァ!?
 せっかく完成した「デズル・クワラン号」がッァ・・・・・・!
 オレたちの夢がッァ、水の泡っスッゥゥゥ!!」
セズル・トトロック
「慌てんじゃねッェ! ダボがッァ!
 オレの命に代えても、そんなことはゼッテーにさせねッェ!
 ヤツらの装甲気球部隊の出撃を阻止すんだよッゥ!
 姐ちゃんッン!
 悪りぃが、「最後の仕事」が追加されちまったぜッェ。
 戦いにも長けた姐ちゃんにしかできねェ、大仕事だッァ・・・・・・。
 敵地に乗りこみ、装甲気球の出撃を阻止してほしいッィ!
 空を飛ばれちまったら、手を出せねぇがッァ、
 出撃前の今なら、まだ間に合うッゥ!
 場所は、クルザス中央高地の「ナタラン入植地」ッィ。
 まずは、潜入中の「隠密のツザル・トルタン」と連絡をとれッェ!
 ・・・・・・そして、出撃阻止の方法を相談するんだッァ!
 敵さんのことは姐ちゃんに任せてッェ、
 オメェらは、引き続き初飛行実験の準備を続てろッォ!
 オタオタしねぇで、今、できる仕事をしやがれッェ!」
}
#blockquote(){セズル・トトロック
「姐ちゃん、頼んだぜッェ・・・・・・!
 クソ野郎の尻をッォ、ガツンと蹴りあげてッェ、
 クソ漏らさねぇよう、キツく栓をしてこいやッァ!」
タタラム
「「デズル・クワラン号」を破壊なんて・・・・・・絶対に許さないっ!
 Nikuqさんっ、お願いします!
 なんとしても、装甲気球部隊の出撃を阻止してくださいっ!」
}
ナタラン入植地の隠密のツザル・トルタンと話す
#blockquote(){隠密のツザル・トルタン
「エカトル実験場からの増援っつーのはアンタかッァ・・・・・・。
 シッ! 物音を立てるなッァ!
 ここのイクサル族は血の気が多い、見つかったらコトだぜッェ!
 幸い、まだ装甲気球部隊は出撃していねッェ。
 ・・・・・・だが、すでに気球を浮かすガスの注入は完了済みッィ!
 今は、推進力を得る「風生みの珠」を用意してるところだッァ!
 「風生みの珠」は「嵐神の木塔」っつー装置を通じて、
 風の魔力を注ぎ込んでいるッゥ!
 こいつが満タンになったら、気球に搭載して出撃開始だッァ・・・・・・。
 いいか、ねぇちゃん、オレたちがやることはひとつだけッェ!
 「嵐神の木塔」の機能を停止させるんだッァ!
 そうすりゃ気球の出撃は、水際で阻止できるッゥ!
 妨害工作には、この「偏属性クリスタル片」を使うッゥ!
 風属性を土属性に変換する作用を利用してッェ、
 「嵐神の木塔」から風の魔力を消しちまうんだッァ!
 だが、いきなり「嵐神の木塔」を狙ってもムダだッァ!
 まずは周辺に配置された随伴装置・・・・・・
 「嵐神の小塔」を停止させろッォ!
 ホラ見てみろッォ! キラキラ光ってるブツがあるだろッォ?
 コレが「嵐神の小塔」だッァ!
 試しに、この「偏属性クリスタル片」を使ってみろッォ!」
}
#blockquote(){隠密のツザル・トルタン
「すぐ目の前に、キラキラ光ってるブツがあるだろッォ?
 コレが「嵐神の小塔」だッァ!
 試しに、この「偏属性クリスタル片」を使ってみろッォ!」
}
隠密のツザル・トルタンに報告
#blockquote(){隠密のツザル・トルタン
「よぉしよしよしよしィッ! 要領はわかったなッァ?
 じゃあ、いよいよこれからが本番だぜッェ!?
 入植地内に、コイツと同じ「嵐神の小塔」が2基あるはずだッァ!
 まずはソレらを停止させるッゥ!
 そして、仕上げに「嵐神の木塔」を止めるんだッァ!
 コイツが止まれば、作戦成功よッォ!!
 あとは実験場に戻って、初飛行実験に挑むだけだッァ!!
 さッァ、最後のひと仕事、いくぜッェ!!」
}
#blockquote(){隠密のツザル・トルタン
「同じ要領で、「嵐神の小塔」を2基停止させるッゥ!
 そして、仕上げに「嵐神の木塔」を止めるんだッァ!
 さッァ、最後のひと仕事、いくぜッェ!!」
}
隠密のツザル・トルタンに報告
#blockquote(){隠密のツザル・トルタン
「よおっしゃあああッァ!! やったぜ、ねぇちゃんッン!
 ヒトのクセに、やるじゃねぇかよッォ!!
 見事に作戦成功だぜッェ!
 オレは一旦、実験場に帰って、セズルの親方に報告するッゥ!
 アンタはここで引き続き、
 ナタラン入植地の動向を監視してくれッェ!
 そうだッァ、アンタ、ヒトなんだったらッァ、
 この近くの「アドネール占星台」のテッペンに張り付けよッォ。
 あそこなら、クルザスも黒衣森も一度に監視できるぜッェ!
 ねぇちゃんの応援に、実験場から、
 もうじきあのララフェル族の小僧も来るんだとよッォ。
 ふたりで仲良く見張りの引き継ぎ、頼んだぜッェ!」
}
アドネール占星台のタタラムと話す
#blockquote(){タタラム
「冒険者さん、待ってましたよ!
 た、大変です・・・・・・!
 ナタラン入植地に、まだ「嵐神の木塔」が残っていたんです!
 奴ら、襲撃を予期して、1基ほど渓谷に隠していたらしく・・・・・・。
 とにかく、上から様子を見てみましょう!
 「風生みの珠」の充填が完了した気球は一機のみですが、
 エカトル実験場に対空防御兵器はありません・・・・・・
 空襲を受けたら、ひとたまりもない・・・・・・!
 あっ! あれはっ!
 やっぱり南に・・・・・・黒衣森に向かっている・・・・・・!
 くそっ・・・・・・やっとここまで来たのに・・・・・・
 僕たちにできることは・・・・・・もう何もないのか・・・・・・。
 こんなことって・・・・・・こんなことってっ・・・・・・!」
イクサル族の群長
「ギャハーッァ! 進め、進めッェ!
 ヤツらの実験場を空襲してやれッェ!
 ウゼェ飛空艇とやらを、バラバラの木片にしてやらッァー!!」
イクサル族の気球兵
「オ、オヤブンッ!
 アレ、なんだッァー!?」
タタラム
「どうしました・・・・・・?
 あ、あれは・・・・・・「ブラックジャック号」!?
 父さんの船だっ!!
 と、父さん!?
 どうするつもりだっ!?」
タタバル
「・・・・・・まったく。
 馬鹿な息子を持つと、命が幾つあっても足りないな。」
タタラム
「やったぁっ!!」
タタバル
「はっはっは、どうかね?
 図らずも、ハイウィンド飛空社の飛空艇の安全性が
 証明されたじゃないか。」
タタバルの専属秘書
「し、社長っ! む、無茶しないでください!
 社長の身に何かあったら、
 ハイウィンド飛空社は、どうなると思っているんですかっ・・・・・・!」
タタバル
「安心しろ、私には立派な後継者がいる。
 さて、それでは会いにいこうか。
 ・・・・・・その後継者に!」
タタバルの専属秘書
「ちょっ! 社長、予定はどうするんですかっ!?
 今日はこれから、ウルダハにて砂蠍衆の面々と会談・・・・・・
 その後、コスタ・デル・ソルでゲゲルジュ様と・・・・・・。」
タタバル
「無論、すべて取り止めだ。」
タタバルの専属秘書
「社長ぉーっ!!」
タタラム
「何だ・・・・・・? 発光信号?
 イ・ク・サ・ル・ゾ・ク・ノ
 キ・ョ・テ・ン・デ・マ・ッ・テ・イ・ル・・・・・・
 ハ・ヤ・ク・コ・イ・・・・・・
 バ・カ・ム・ス・コ・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チ・チ
 ・・・・・・ははは、リンクパールを使えばいいのに、
 わざわざ発光信号を使うだなんて、父さんらしいや。
 帰りましょう・・・・・・冒険者さん!」
}
エカトル実験場のセズル・トトロックに報告
#blockquote(){タタラム
「Nikuqさん、おかえりなさい!
 妨害するイクサル族の脅威も去りましたね!
 さぁ、いよいよ初飛行実験の始まりですよっ!」
}
#blockquote(){セズル・トトロック
「オメェらッァ! やったじゃねぇかッァ!
 ナタランにいるツザルの野郎から、話は聞いたぜッェ!
 大迫力の空中戦だったらしいじゃねぇかッァ!」
タタラム
「父さん・・・・・・。」
タタバル
「・・・・・・コルソンに叱られたよ。
 ハハハ、この歳になって説教を食らうとは思わなかった。
 イクサル族は、翼を失った種族だと聞いていた。
 もう一度、空を自由に飛びたい・・・・・・
 その目的のために、必死の思いで気球を造り上げた種族だと。
 ・・・・・・だが、翼を失って飛べなくなった種族とは、
 私たちの方だったのかもしれないな。
 タタラム・・・・・・。
 お前の顔を見て、久しく忘れていた言葉を思い出したよ。
 「その翼を広げ、何よりも高く」・・・・・・。
 わが父、創業者タタノラの残した我が社の社訓だ。」
セズル・トトロック
「げひゃッ! げひゃひゃひゃひゃはッァ!
 「その翼を広げ、何よりも高く」だッァ・・・・・・?
 オメェら、マジ笑わせるゼッェ!」
タタバル
「・・・・・・何がおかしいのかね?」
セズル・トトロック
「げひゃひゃひゃひゃはッァ!
 そいつは、オレの師匠・・・・・・
 デズル・クワランのジジイの口癖だったんだぜッェ!」
タタラム
「ええっ!?
 そ、そうだったんですかっ!?」
タタバル
「セズル・トトロック氏、今までの非礼を詫びたい。
 そして、改めて認めよう・・・・・・。
 今日のハイウィンド飛空社があるのは、イクサル族のお陰だ。
 私の父タタノラが、デズル・クワラン氏に師事した、
 その薫陶の賜物だ。
 ・・・・・・社を代表して、謝礼させていただこう。」
セズル・トトロック
「げひゃーッァ! やめてくれよッォ!
 尻が痒くならッァ!
 それに、シャッチョーさんよッォ。
 礼を言うのはオレたちの方だぜッェ。
 アンタんとこのガキは、オレたちの「夢」を叶えてくれたッァ!
 天の浮島「アヤトラン」を目指すという「夢」をなッァ・・・・・・。
 オゥ、小僧ッ!
 そろそろおっぱじめようかッァ!?
 どーんと、でっけぇ夢の花火をよッォ!」
タタラム
「はいっ・・・・・・!
 「デズル・クワラン号」初飛行実験を始動する・・・・・・!
 総員、準備点検っ!」
タタバル
「美しい船だ・・・・・・。
 タタラムめ、いつの間に、こんな革新的な設計を着想していた。
 ・・・・・・親父の魂は、確かに孫に継がれていたんだな。
 冒険者殿、すべては君のおかげだ。
 イクサル族と人・・・・・・異なる種族をひとつの「夢」で結んだ、
 君の活躍があればこそ・・・・・・だな。」
セズル・トトロック
「見てるかッァ? ジジイ・・・・・・。
 今から行っから、覚悟してろよッォ!
 「その翼を広げ、何よりも高く」ッゥ・・・・・・!!」
}
タタラムと話す
  重要部材の材料:重要部材を作るための材料一式
  エカトルの重要部材:デズル・クワラン号を完成させるために重要な部材
  偏属性クリスタル片:風属性を土属性に変換する偏属性クリスタルの欠片