朧と鴉

「朧と鴉」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

朧と鴉 - (2015/02/26 (木) 12:28:53) のソース

*朧と鴉
-依頼主 :オボロ(東ラノシア X20-Y26)
-受注条件:忍者レベル35~
-概要  :オボロは冒険者に新たな印の説明をしてくれるようだ。

#blockquote(){オボロ
「・・・・・・さて、新たに「地の印」を会得したことにより、
 お主が使える「印」の種類は、ふたつとなった。
 「忍術」は、結ぶ「印」の順番によって、発動する効果が変わる。
 まずは木人相手に「雷遁の術」を試してみるとよかろう。
 先に教えた「風魔手裏剣」は、ひとつの「印」で発動ができたが、
 「雷遁の術」は「二ツ印」を結ぶ必要がある。
 「天より地を結びし時、雷鳴轟く」・・・・・・
 つまり「天の印」から「地の印」を結び、「忍術」を発動する。
 焦らず、心を落ち着かせて臨むのだぞ。
 今回も、平屋の外に「東方風の木人」を用意した。
 これに「雷遁の術」を使ってみせよ。」
}
#blockquote(){オボロ
「「天の印」から「地の印」を結び、「忍術」を発動する。
 すると「雷遁の術」が使えるようになるゆえ、
 それを「東方風の木人」に叩き込め。」
}
オボロと話す
#blockquote(){オボロ
「うむ、「雷遁の術」を体得したようだな・・・・・・見事。
 では、次に「火遁の術」を試すがよい。
 これも先に同様、「二ツ印」の術だ。
 「地より天を結びし時、業火立ち上る」・・・・・・
 つまり「火遁の術」は、先ほどの「雷遁の術」の「印」の逆、
 「地の印」から「天の印」を結び、「忍術」を発動すればよい。
 ・・・・・・ただし「忍術」は、体内のエーテルを瞬間的に使う。
 術を行った後、すぐに次の術は放てぬから気をつけるのだ。
 さあ「東方風の木人」に「火遁の術」を使ってみせよ。」
}
#blockquote(){オボロ
「今回は「雷遁の術」の逆だ。
 地より天を結びし時、業火立ち上る「火遁の術」が発動する。
 これを「東方風の木人」に叩き込んでみせよ。」
}
オボロと話す
#blockquote(){オボロ
「うむ、素晴らしい!
 「雷遁の術」と「火遁の術」のコツを掴んだようだな。
 それでは、さらなる修行に移るといたそう。
 我々は「二ツ印」を完全に使いこなせるようになった者を、
 中忍と呼んでいてな・・・・・・。
 その候補が修行を積むのは、滝だと相場が決まっているのだ。
 高地ラノシアの北西に、大きな滝がござろう?
 たしか・・・・・・「愚か者の滝」といったか。
 その地で、お主の修行をするといたそう。」
}
愚か者の滝のオボロと話す
#blockquote(){オボロ
「この地は、地図でしか知らなかったのだが、
 想像よりも大きな滝、だな・・・・・・。
 うむ、修行にはちょうどよい。
 我らの里の民は、大いなる自然の神々を信仰している・・・・・・。
 滝の激しい音には、惑う心から、
 雑念を流し切る効果があると伝えられているのだ。
 「二ツ印」を覚えたとて、正しき順序で「印」を結ばねば、
 思いどおりの「忍術」は放てず、敗北の憂き目に遭いかねん。
 ・・・・・・支える「心」に雑念あれば、刃は倒れるのみということ。
 ゆえに里では、ふたつ目の「印」を覚えた後、
 滝に赴き、「印」の使い分けの修行をするのが習わしなのだ。」
????
「プ、プ、プププププ~!
 オボロくん、来ちゃった・・・・・・マジで、ププププ~!!
 ヒ、ヒヒ、ボクの筋書きどおりィ・・・・・・!」
オボロ
「・・・・・・なっ、カラスッ!?」
カラス
「この間、ボクが殺した連中の欠員補充にィ、
 この「双剣使い」ちゃんを使うんじゃないかと思ったんだァ~!
 だってほら、気に入ってそうだったし、プププ。
 ヤダヤダ、一生懸命殺気を抑えちゃってェ~。
 帝国のお仕事で忙しいなか、わざわざ出向いてあげたのヨォ?
 もっとニコヤカに、お茶菓子でも出してよネェ~。
 ・・・・・・ププ、なんでこの場所がわかったのかって顔だねェ?
 優等生のオボロくんが新人を鍛えるとしたら、
 伝統を重んじて、滝を使うに決まってるじゃなァイ。
 ほんっと考え方が古ッ、ダサッ!
 これからの忍びは、こうして敵の意表をつけるくらい、
 派手で、華やかで、目立つべきだよネ~ェ!
 そういう変化を受け入れないとォ・・・・・・
 また「あの時」みたいに、味方に出し抜かれて、
 帝国にボロ負けしちゃうんだっヨォ~?」
オボロ
「・・・・・・Nikuq、構えろ。
 修行は、実戦に変更だ!」
カラス
「ンンン~、威勢いいネェ。
 忍びのヒヨコちゃんが、どこまでヤレるか楽しみだなァ!
 そうだ、ボクも先輩として「お稽古」をつけたげるヨ~ォ!
 いいかぁい、ヒヨコちゃん!
 「雷遁の術」は単体、「火遁の術」は複数の標的に効果がある。
 もし使い方間違えたらぁ、一気に崩して殺しちゃ~うゾ~!?
 さぁさ、君の「刃」を見てあげようじゃないか?
 でも、ボクはお仕事でとっても忙しいからネェ。
 つまらないと思ったら・・・・・・サヨナラだヨ!」
}
カラスを倒せ!
#blockquote(){紅嘴のカラス
「それじゃあ、楽しいお稽古の時間だ!
 ンン~、あまりガッカリさせないでおくれヨォ~?」
「アハハハ、こっちこっち~!」
「さ~ぁ、もっともっと、派手に舞ってヨォ~!?」
「どこ見てるのさァ、早く仕留めないと逃げちゃうゾォ~?」
「ンン~残念・・・・・・時・間・切・れェ~。
 あとは、捨て駒ちゃんたちに任せるネェ~!」
}
カラスの部下を倒せ!
#blockquote(){月夜のオボロ
「チッ、逃げ足が速い奴め・・・・・・!」
「数は多いが、大したことはない!
 心を落ち着かせ、「火遁の術」で一掃してやれ!」
「今度の奴は、一筋縄ではいかないようだ・・・・・・。
 Nikuq、威力に勝る「雷遁の術」を結べ!」
}
オボロと話す
#blockquote(){ツバメ
「カラスの奇襲にあったと伺いました・・・・・・。
 Nikuq様が、ご無事で何よりです。」
}
#blockquote(){オボロ
「まさか、奴からこちらに仕掛けてくるとは・・・・・・。
 なんとか迎撃できたとはいえ、これは私の過ちだ、すまぬ。
 それに、お主も、奴に目をつけられてしまったようだ・・・・・・。
 船着場の平屋に戻ろう。
 ・・・・・・お主には、話しておかねばならぬことがある。」
}
船着場の平屋のオボロと話す
#blockquote(){オボロ
「・・・・・・少し、昔話をいたそう。
 我々が殺さなければならない、カラスという男についてだ。
 ・・・・・・私とカラスは、同じ里に生まれた仲であり、
 ともに「ゲッカイ師匠」の元で修行を続けていた、兄弟弟子・・・・・・。
 カラスは、「忍術」については天賦の才を持っていてな。
 私は奴に勝つことを目標に、努力を続けていた。
 奴は流れる雲のように掴み所がなく、
 「正義」も「悪意」も持たぬ男でござった。
 ドマが敵の手に堕ちたあの日・・・・・・
 内部の何者かに、里の機密が持ち出された。
 現場に居合わせ、犯人に立ち向かった忍びはすべて惨殺・・・・・・。
 我が師「ゲッカイ」も、その内のひとりでな。
 ・・・・・・その亡骸は、顔の判別がつかぬほど傷ついていた。
 犯人探しをするまでもなかった・・・・・・。
 里から逃げ出すカラスを、目撃していた者がいたからだ。
 あの時、どんな「心」が奴の刃を凶刃とさせたのか・・・・・・。
 実際にカラスと戦えば、その心も見えると思ったが、
 戦えば戦うほどわからなくなっている。
 今のカラスが繰り出す刃には、
 何か、我々を試すような・・・・・・うわつく心が見えるのだ。
 少なくとも奴はまだ、本気を出していない・・・・・・。
 しかし、カラスの誅殺という任務の上では、勝機と言えよう。
 私やツバメの戦法は、奴の知るところだが、
 双剣士でもあるお主の戦い方は、奴にとっても未知数・・・・・・。
 お主という協力者・・・・・・いや、新たな仲間ならば、
 奴の心に、付け入る隙もできるはずだ。
 任務遂行のためにも、
 お主には、強くなってもらわねばな。」
}