*朧と鴉 -依頼主 :オボロ(東ラノシア X20-Y26) -受注条件:忍者レベル35~ -概要 :オボロは冒険者に新たな印の説明をしてくれるようだ。 #blockquote(){オボロ 「・・・・・・さて、新たに「地の印」を会得したことにより、 お主が使える「印」の種類は、ふたつとなった。 「忍術」は、結ぶ「印」の順番によって、発動する効果が変わる。 まずは木人相手に「雷遁の術」を試してみるとよかろう。 先に教えた「風魔手裏剣」は、ひとつの「印」で発動ができたが、 「雷遁の術」は「二ツ印」を結ぶ必要がある。 「天より地を結びし時、雷鳴轟く」・・・・・・ つまり「天の印」から「地の印」を結び、「忍術」を発動する。 焦らず、心を落ち着かせて臨むのだぞ。 今回も、平屋の外に「東方風の木人」を用意した。 これに「雷遁の術」を使ってみせよ。」 } #blockquote(){オボロ 「「天の印」から「地の印」を結び、「忍術」を発動する。 すると「雷遁の術」が使えるようになるゆえ、 それを「東方風の木人」に叩き込め。」 } オボロと話す #blockquote(){オボロ 「うむ、「雷遁の術」を体得したようだな・・・・・・見事。 では、次に「火遁の術」を試すがよい。 これも先に同様、「二ツ印」の術だ。 「地より天を結びし時、業火立ち上る」・・・・・・ つまり「火遁の術」は、先ほどの「雷遁の術」の「印」の逆、 「地の印」から「天の印」を結び、「忍術」を発動すればよい。 ・・・・・・ただし「忍術」は、体内のエーテルを瞬間的に使う。 術を行った後、すぐに次の術は放てぬから気をつけるのだ。 さあ「東方風の木人」に「火遁の術」を使ってみせよ。」 } #blockquote(){オボロ 「今回は「雷遁の術」の逆だ。 地より天を結びし時、業火立ち上る「火遁の術」が発動する。 これを「東方風の木人」に叩き込んでみせよ。」 } オボロと話す #blockquote(){オボロ 「うむ、素晴らしい! 「雷遁の術」と「火遁の術」のコツを掴んだようだな。 それでは、さらなる修行に移るといたそう。 我々は「二ツ印」を完全に使いこなせるようになった者を、 中忍と呼んでいてな・・・・・・。 その候補が修行を積むのは、滝だと相場が決まっているのだ。 高地ラノシアの北西に、大きな滝がござろう? たしか・・・・・・「愚か者の滝」といったか。 その地で、お主の修行をするといたそう。」 } 愚か者の滝のオボロと話す #blockquote(){オボロ 「この地は、地図でしか知らなかったのだが、 想像よりも大きな滝、だな・・・・・・。 うむ、修行にはちょうどよい。 我らの里の民は、大いなる自然の神々を信仰している・・・・・・。 滝の激しい音には、惑う心から、 雑念を流し切る効果があると伝えられているのだ。 「二ツ印」を覚えたとて、正しき順序で「印」を結ばねば、 思いどおりの「忍術」は放てず、敗北の憂き目に遭いかねん。 ・・・・・・支える「心」に雑念あれば、刃は倒れるのみということ。 ゆえに里では、ふたつ目の「印」を覚えた後、 滝に赴き、「印」の使い分けの修行をするのが習わしなのだ。」 ???? 「プ、プ、プププププ~! オボロくん、来ちゃった・・・・・・マジで、ププププ~!! ヒ、ヒヒ、ボクの筋書きどおりィ・・・・・・!」 オボロ 「・・・・・・なっ、カラスッ!?」 カラス 「この間、ボクが殺した連中の欠員補充にィ、 この「双剣使い」ちゃんを使うんじゃないかと思ったんだァ~! だってほら、気に入ってそうだったし、プププ。 ヤダヤダ、一生懸命殺気を抑えちゃってェ~。 帝国のお仕事で忙しいなか、わざわざ出向いてあげたのヨォ? もっとニコヤカに、お茶菓子でも出してよネェ~。 ・・・・・・ププ、なんでこの場所がわかったのかって顔だねェ? 優等生のオボロくんが新人を鍛えるとしたら、 伝統を重んじて、滝を使うに決まってるじゃなァイ。 ほんっと考え方が古ッ、ダサッ! これからの忍びは、こうして敵の意表をつけるくらい、 派手で、華やかで、目立つべきだよネ~ェ! そういう変化を受け入れないとォ・・・・・・ また「あの時」みたいに、味方に出し抜かれて、 帝国にボロ負けしちゃうんだっヨォ~?」 オボロ 「・・・・・・Nikuq、構えろ。 修行は、実戦に変更だ!」 カラス 「ンンン~、威勢いいネェ。 忍びのヒヨコちゃんが、どこまでヤレるか楽しみだなァ! そうだ、ボクも先輩として「お稽古」をつけたげるヨ~ォ! いいかぁい、ヒヨコちゃん! 「雷遁の術」は単体、「火遁の術」は複数の標的に効果がある。 もし使い方間違えたらぁ、一気に崩して殺しちゃ~うゾ~!? さぁさ、君の「刃」を見てあげようじゃないか? でも、ボクはお仕事でとっても忙しいからネェ。 つまらないと思ったら・・・・・・サヨナラだヨ!」 } カラスを倒せ! #blockquote(){紅嘴のカラス 「それじゃあ、楽しいお稽古の時間だ! ンン~、あまりガッカリさせないでおくれヨォ~?」 「アハハハ、こっちこっち~!」 「さ~ぁ、もっともっと、派手に舞ってヨォ~!?」 「どこ見てるのさァ、早く仕留めないと逃げちゃうゾォ~?」 「ンン~残念・・・・・・時・間・切・れェ~。 あとは、捨て駒ちゃんたちに任せるネェ~!」 } カラスの部下を倒せ! #blockquote(){月夜のオボロ 「チッ、逃げ足が速い奴め・・・・・・!」 「数は多いが、大したことはない! 心を落ち着かせ、「火遁の術」で一掃してやれ!」 「今度の奴は、一筋縄ではいかないようだ・・・・・・。 Nikuq、威力に勝る「雷遁の術」を結べ!」 } オボロと話す #blockquote(){ツバメ 「カラスの奇襲にあったと伺いました・・・・・・。 Nikuq様が、ご無事で何よりです。」 } #blockquote(){オボロ 「まさか、奴からこちらに仕掛けてくるとは・・・・・・。 なんとか迎撃できたとはいえ、これは私の過ちだ、すまぬ。 それに、お主も、奴に目をつけられてしまったようだ・・・・・・。 船着場の平屋に戻ろう。 ・・・・・・お主には、話しておかねばならぬことがある。」 } 船着場の平屋のオボロと話す #blockquote(){オボロ 「・・・・・・少し、昔話をいたそう。 我々が殺さなければならない、カラスという男についてだ。 ・・・・・・私とカラスは、同じ里に生まれた仲であり、 ともに「ゲッカイ師匠」の元で修行を続けていた、兄弟弟子・・・・・・。 カラスは、「忍術」については天賦の才を持っていてな。 私は奴に勝つことを目標に、努力を続けていた。 奴は流れる雲のように掴み所がなく、 「正義」も「悪意」も持たぬ男でござった。 ドマが敵の手に堕ちたあの日・・・・・・ 内部の何者かに、里の機密が持ち出された。 現場に居合わせ、犯人に立ち向かった忍びはすべて惨殺・・・・・・。 我が師「ゲッカイ」も、その内のひとりでな。 ・・・・・・その亡骸は、顔の判別がつかぬほど傷ついていた。 犯人探しをするまでもなかった・・・・・・。 里から逃げ出すカラスを、目撃していた者がいたからだ。 あの時、どんな「心」が奴の刃を凶刃とさせたのか・・・・・・。 実際にカラスと戦えば、その心も見えると思ったが、 戦えば戦うほどわからなくなっている。 今のカラスが繰り出す刃には、 何か、我々を試すような・・・・・・うわつく心が見えるのだ。 少なくとも奴はまだ、本気を出していない・・・・・・。 しかし、カラスの誅殺という任務の上では、勝機と言えよう。 私やツバメの戦法は、奴の知るところだが、 双剣士でもあるお主の戦い方は、奴にとっても未知数・・・・・・。 お主という協力者・・・・・・いや、新たな仲間ならば、 奴の心に、付け入る隙もできるはずだ。 任務遂行のためにも、 お主には、強くなってもらわねばな。」 }