壊れた漢

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壊れた漢 - (2015/06/21 (日) 22:36:10) のソース

*壊れた漢
-依頼主 :ハ・ナンザ(リムサ・ロミンサ:上甲板層 X10-Y15)
-受注条件:甲冑師レベル50~
-概要  :甲冑師ギルドのハ・ナンザは、冒険者に依頼したいことがあるようだ。

#blockquote(){ハ・ナンザ
「よう、Nikuq、達者だったかい?
 あんたに、頼みたいことがあってね・・・・・・。
 実は、ブランシュティルのことなんだ。
 勝負に負けてから、ギルドに近寄ろうとしなかったあいつが、
 ついさっき、珍しく顔を出したんだよ。
 そしたらあいつ「甲冑とは何かを知るため」とか言って、
 あろうことか・・・・・・自分で作った甲冑を着て、
 魔物と戦いに行こうとしているのさ。
 あいつはガタイこそ良いが、戦いはからっきしの素人だ。
 危ないから止めようとしたら、ケンカになる始末でね・・・・・・。
 だが、実力を認めたあんたの言葉なら、聞くかもしれない。
 すまないんだが、「ブランシュティル」に声をかけて、
 無謀なことは止めろと説得してやってくれないか?」
}
ブランシュティルと話す
#blockquote(){ブランシュティル
「ふん、貴様か・・・・・・。
 どうせ、ハ・ナンザめの差し金であろう。
 ・・・・・・立ち止まらず、貴様は貴様の道を行けばいいものを。
 これが我の、鍛冶場を離れた末に出した答えなのだ。
 準備が出来次第、我は、魑魅魍魎が跋扈する場へ向かう。
 仮にそれで命を落としても・・・・・・我が甲冑人生に悔いなし!
 止めてくれるな好敵手よ・・・・・・。
 「ハ・ナンザ」にも伝えるがいい、これが我が道なのだとな!」
}
ハ・ナンザに報告
#blockquote(){ハ・ナンザ
「・・・・・・やれやれ、あんたの言葉にも耳を貸さないなんてね。
 ひとりで考え込んで、変な方向に凝り固まっちまったか・・・・・・。
 あんたは職人としてだけでなく、戦いに関しても玄人だ。
 その実力を見込んで頼みたい。
 「ブランシュティル」は「眼鏡岩」の方へ向かうようだから、
 あんたにも密かに行ってもらって、戦いを見守り、
 いざとなったら助けてほしいのさ・・・・・・頼んだよ。」
}
眼鏡岩付近のブランシュティルと話す
#blockquote(){ベナテール
「・・・・・・ケガはないかい?
 たまたま、僕たちが通りがかったからよかったけど、
 ろくに戦ったこともないのに、魔物に挑むなんて無茶だよ。
 でも、甲冑師としての熱意には、感心させられたね。
 今度、防具を頼んでみようかな・・・・・・。
 それじゃあ、気をつけて。」
ブランシュティル
「・・・・・・し、死ぬかと・・・・・・思った。
 我の至高の甲冑を纏ってきたが・・・・・・動きづらくて・・・・・・
 全くもって・・・・・・戦うことが・・・・・・できなかった・・・・・・。
 そして・・・・・・あの恐るべし魔物・・・・・・ラット!
 寄ってたかって、飛びかかってくるとは・・・・・・なんと卑怯な!
 しかし・・・・・・死を目前にした我は、開眼した・・・・・・!
 我はここで一度死んで、生まれ変わったのだ。
 よし、早速リムサ・ロミンサに戻って再出発としよう!
 ・・・・・・ところで、なぜ貴様はこんな所に現れるのだ?
 まあよい・・・・・・助力はいらんぞ、我はひとりで帰れるからな・・・・・・。」
}
甲冑師ギルドのハ・ナンザに報告
#blockquote(){ブランシュティル
「ふん、どうせ貴様があの場に現れたのは、
 ハ・ナンザめの差し金であろう・・・・・・あの女、余計なことを。」
}
#blockquote(){ハ・ナンザ
「・・・・・・そうかい、とりあえず無事でよかったよ。
 でもまだ、ひとりで事を成そうとしているようだね。
 そんなことでは、きっとすぐに壁にブチ当たるはずだ。
 尻拭いをさせるようで悪いが・・・・・・
 しばらくの間、ブランシュティルに付き合ってやってくれないか?
 ・・・・・・仕事を通じて、あいつを導いてほしい。
 人を導くことで、きっと、あんたも成長できるはずだ。
 「ブランシュティル」と話して、ともに働いてやっとくれよ。」
}
ブランシュティルと話す
#blockquote(){ブランシュティル
「・・・・・・貴様か、無様なところを見せてしまったな。
 だが、あの戦いで我は痛感した・・・・・・いかに己が、
 甲冑を纏い戦う者達のことを考えていなかったかを。
 そんな我とともに、仕事を成そうと言うのか?
 貴様という女は、つくづくお人好しなのだな・・・・・・。
 ・・・・・・よかろう、だが、貴様に出番はない。
 我は猛省し、新たな職人道を歩むことにした。
 今後は、客の立場に立った甲冑作りを目指すのだ!
 迷いを乗り越え道筋を見つけた我に、助けなど無用であろう。」
}
#blockquote(){ブランシュティル
「貴様か・・・・・・今は、仕事はない。
 ゆえに、こんなところで立ち止まる必要はない。」
ハ・ナンザ
「よう、ブランシュティルの奴を任せて、すまなかったね。
 あんたと仕事をすることで、変わってほしかったんだ。」
(何を聞く?)
#blockquote(){(近況について)
ハ・ナンザ
「ブランシュティルが久々に顔を出してから、
 ギルド全体に、ピリッと張りつめた緊張感があるんだ。
 いや、それは、悪いことじゃないんだよ。
 みんな、以前よりも仕事にハリが出ているんだ。
 ああいう、偏屈な奴も必要ってことだろうね。
 ・・・・・・だからこそ、あいつには立ち直ってほしいのさ。」
}
}