英雄の卵

「英雄の卵」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

英雄の卵 - (2013/09/11 (水) 01:08:16) のソース

*英雄の卵
-依頼主 :ミンフィリア(暁の間 X6-Y6)
-受注条件:レベル20~

#blockquote(){ミンフィリア
「あなたは、ついこの間まで
 ひとりの冒険者だった。
 それがほんの僅かな間に、一国の使者となり、
 わたしたち「暁の血盟」と手を取り合い、
 ついには、蛮神「イフリート」を退けてしまった。
 これがエオルゼア諸国にとって、
 どれほどの意味を持つのか、わかるかしら?
 ・・・・・・さっそく来たわよ。
 大きな騒ぎが。」
????
「失礼する!!」
不滅隊の将校
「これはこれは、ミンフィリア殿!
 いつもお美しゅうございますな!」
双蛇党の将校
「いやいや、この「暁の血盟」に、
 新たな英雄が生まれたという噂を聞きつけましてな!」
黒渦団の将校
「ぜひとも我がグランドカンパニーへ加入していただきたく、
 こうして、出向いてきたのでありますよ!」
ミンフィリア
「そうなの・・・・・・。
 あなたはもう、エオルゼア諸国の注目の的なのよ。
 「光の戦士たち」の再来と噂されてね。
 蛮神を退ける力を持つような、有能な冒険者・・・・・・。
 「英雄の卵」がグランドカンパニーに加入すれば、
 それだけ戦力と求心力が高まることになる。
 だから噂が広まると、我先にって感じで、
 こうやって大挙して押し寄せてくるってわけ。
 さてさて・・・・・・。
 一緒に作戦に参加した「不滅隊」はまだしも、
 ほかの国へおしゃべりしたのは、いったい誰かしらねぇ?」
タタル
「ヒッ!?
 あわわわ・・・・・・。」
双蛇党の将校
「君の噂は聞いているよ!
 まさか、蛮神「イフリート」を退けるなんて!
 大した奴だよ、君は!」
#blockquote(){(グリダニアから開始の場合)
双蛇党の将校
「我がグリダニアにおける君の活躍も
 記憶に新しいところ・・・・・・。
 これはもう運命と言えよう!」
}
双蛇党の将校
「ぜひ、グリダニアの「双蛇党(そうじゃとう)」へ
 加入してくれたまえ!
 ともに、カヌ・エ・センナ様にお仕えしようではないか!」
不滅隊の将校
「君が噂の冒険者だな!
 うんうん、言わんでもわかっとるぞ!
 我々とは共同戦線を戦った戦友だからな!
 ぜひ、ウルダハの「不滅隊(ふめつたい)」へ
 加入してくれたまえ!
 我らがラウバーン局長もお待ちしとるぞ!」
黒渦団の将校
「噂とおりの凛々しい顔立ちだ!
 メルウィブ提督も君のことを言っておられたよ。
 あいつは英雄になる素質を持っているってね!」
#blockquote(){(リムサ・ロミンサから開始の場合)
黒渦団の将校
「我がリムサ・ロミンサにおける君の活躍も
 記憶に新しいところ・・・・・・。
 これはもう運命と言えよう!」
}
黒渦団の将校
「ぜひ、リムサ・ロミンサの「黒渦団(こっかだん)」へ
 加入してくれたまえ!
 メルウィブ提督とともに、大海を征そうじゃないか!」
各国の将校たち
「ミンフィリア殿!!」
ミンフィリア
「ハイ、ハイ・・・・・・。
 もう知ってると思うけど、グランドカンパニーというのは、
 世界に迫る危機へ立ち向かうために、
 エオルゼアの都市国家群によって設立された組織よ。
 リムサ・ロミンサの「黒渦団」、グリダニアの「双蛇党」、
 それにウルダハの「不滅隊」の3つがあるわ。
 グランドカンパニーに加入するということは、
 その国に務めるということ。
 国を守ったり豊かにするための「任務」があたえられるの。
 その「任務」をこなしていけば、
 さまざまな報酬があるはずよ。
 冒険に役立つものも、あるかもしれないわね。
 難しく考える必要はないわ。
 加入したグランドカンパニーが合わなかったとしても、
 あとで移籍できるから、気楽に考えるといいわよ。
 そうだ、いい機会だわ!
 ちょうど、「カルテノー戦没者追悼式典」が、
 各地で行われるのよ。
 式典では、各国のグランドカンパニーの盟主が
 演説をするという予定もあるわ。
 今すぐは決めかねると思うから、ゆっくり演説を聴いて、
 どこの国のグランドカンパニーへ加入するのか
 決めるのがいいんじゃないかしら?」
双蛇党の将校
「おお、それは良い!
 勢い余って、些か先走りましたかな!」
不滅隊の将校
「さすがミンフィリア殿!
 いやいや、楽しみですな!」
黒渦団の将校
「それでは「カルテノー戦没者追悼式典」のあと、
 我々に声をかけてもらえますかな?」
各国の将校たち
「それまで、ここでお待ちしております!!」
ミンフィリア
「組織に縛られるのは嫌って考え方もあると思うけど、
 わたしは、あなたが、いずれかのグランドカンパニーに
 加入することをお勧めするわ。
 ・・・・・・大きな力を持つ人間がフラフラとしていると、
 いろいろなことが起こるものよ。
 それも「悪いこと」が多くね。
 あなたほどの能力があれば、
 どこか大きな組織に所属しているべきなのよ。
 ほかでもない、あなた自身を守るために。
 そして、グランドカンパニーに加入しても、
 このまま「暁の血盟」に
 協力し続けてくれるとうれしいわ。
 グランドカンパニーは主に各国を守り、
 わたしたち「暁」は、エオルゼア全土を平和へと導く。
 役割は違うのだから。
 そうそう、あなたにこれを渡しておくわね。
 「リンクパール」よ。
 これで、あなたがどこかへ冒険に行ってても、
 グランドカンパニーの任務に参加していても、
 いつでも、わたしからの連絡を受け取れるようになるわ。
 あなたを中心に、エオルゼアが動こうとしている。
 ・・・・・・エオルゼアがどういった未来へ進むのか。
 とっても楽しみな半面、少し怖くもある。
 だから、わたしはあなたの側に居るつもりよ。
 真実を見続けるために。
 グランドカンパニーの詳細や、演説の場所については、
 タタルさんが把握しているわ。
 彼女に確認してみてね。」
}
砂の家のタタルと話す
#blockquote(){ミンフィリア
「タタルさんのおしゃべりは困ったものだけど、
 いい機会かもしれないわ。
 グランドカンパニーに所属してしまえば、
 「暁の血盟」との繋がりは、見えにくくなる・・・・・・。
 思う存分、活躍できるってこと!」
双蛇党の将校
「カヌ・エ様の演説ほど、心を打つものはない・・・・・・。
 君ならば、あの崇高な御志も理解できよう!」
不滅隊の将校
「ラウバーン局長の演説には、何より熱がある!
 今回の演説で、君の心も燃え上がることだろう!」
黒渦団の将校
「メルウィブ提督の演説は、説得力が違うんだよ。
 君も「姐さん」と慕いたくなること請け合いさ!」
イダ
「演説どうだった?
 あたし、あーいうの苦手なんだよねぇ・・・・・・。」
パパリモ
「カルテノー戦没者追悼式典・・・・・・。
 5年目にして、やっと実現したってわけだ。
 あのとき、三国のグランドカンパニーは手を取り合い、
 エオルゼア同盟軍として、帝国の軍勢と戦った。
 式典で盟主たちが演説するのは、そのためさ。
 けど、あの戦いの記憶は焼けたままだ。
 何に殺され、何に救われたのか・・・・・・
 真相は誰も知らないのさ。」
ヤ・シュトラ
「聞いたわ、あなたの活躍。
 そもそも足手まといには声をかけないけれど・・・・・・
 正直、予想以上よ。
 それにしても、サンクレッドったら、
 肝心のときにいないんだから。
 あと一歩、登場が遅かったら・・・・・・大惨事だったわね。」
サンクレッド
「お前を見習って、俺も頑張らなきゃな。
 この前みたいな無様は、もう御免だぜ。」
ウリエンジェ
「5年前のあの日、この地に破滅をもたらしたのは
 帝国軍だけではありませんでした・・・・・・。
 火を噴く、巨大な黒き龍・・・・・・。
 ある者はそれを伝説の龍神と呼び、
 ある者は、隠された記憶の暗喩だと主張しています・・・・・・。
 我々にしても、その全容はつかめていない・・・・・・。
 堕ちた月の真実を求め、調査が続いています。」
ブレモンド
「商いの準備も順調だ。
 ここを投資先に選んでよかったぜ。」
ウナ・タユーン
「もぐ・・・・・・もぐ・・・・・・。
 隣のペルスバンって男・・・・・・確か、わたしの仲間だった男よ。
 いまいち思い出せないけど。
 当時はイケすかない格闘士だったような・・・・・・。
 まあ、向こうもよく覚えてないみたいだから、
 お互いさまよねっ!?」
アレンヴァルド
「アバは実力者だ。
 経験も豊富で、腕っぷしも強い・・・・・・。
 ・・・・・・きっと無事にかえってくるよな。」
オリ
「あのガナリ屋のミコッテ族の男も、
 いなきゃいないで、ちょっと寂しいものね。
 不滅隊との共同作戦で、
 アマルジャ族のキャンプに奇襲をかけるんですって。
 ・・・・・・あー、うらやましい!!」
(プレーンフォーク女の警備兵
「衛兵5番、異常なしです!」)
}
#blockquote(){タタル
「危ないところでっした。
 おしゃべりは、災いのもとでっす・・・・・・。
 私は粛々とお仕事に勤しみまっす。
 グランドカンパニーの演説の情報でっすよね?
 まず、リムサ・ロミンサの「黒渦団」。
 アドミラル・ブリッジにある「作戦指揮所」で、
 メルウィブ提督が演説なさいまっす。
 アドミラルリフトの前に
 「ザントヘール甲軍曹」がいらっしゃいまっす。
 声をかければ、会場に案内してくれるはずでっす。
 次に、グリダニアの「双蛇党」。
 「ミィ・ケット音楽堂」にて、
 盟主のカヌ・エ・センナ様がお話をされるとのことでっす。
 最後に、ウルダハの「不滅隊」。
 「ロイヤル・プロムナード」で、ラウバーン局長と・・・・・・
 噂では、特別な来賓も登壇するとか。
 すべての演説会場に入れるよう配慮されておりまっすので、
 お好きな順で回ってみてはいかがでっすか?
 人気者になると、あっちへこっちへ大変でっすね。
 お気をつけて、行ってらっしゃいまっせ!」
タタル
「あうう、ご迷惑をおかけしまっした・・・・・・。
 Nikuqさんの大活躍を
 みなさんに知ってもらいたくて、ついペラペラっと・・・・・・。」
}
グリダニアのミィ・ケット音楽堂で演説を聴く
#blockquote(){カヌ・エ・センナ
「今から500年前の遠い昔・・・・・・。
 精霊を恐れ、洞穴の暗がりに隠れ棲んでいた人々が、
 長き対話を経て精霊の許しを得て、森に都を築きました。
 その都の名は「グリダニア」。
 ヒューランとエレゼンは手を取り合い生きてきました。
 今ではムーンキーパーの方々も、
 少ないながら都に身を寄せ、共に歩んでおります。
 この調和と強調が苗床となり、
 大地と豊穣の女神ノフィカ様の御光を受け、
 グリダニアという大樹は、繁栄を続けてきました。」
アルフィノ
「カヌ・エ様の後ろ・・・・・・。
 グリダニアの国旗を見てごらん。
 絡み合う2匹の白蛇は、
 ヒューランとエレゼンの2種族の協力を示しているのさ。
 今の話を象徴するものだ。」
カヌ・エ・センナ
「この誉れ高きグリダニアを・・・・・・。
 いえ、愛すべきエオルゼア全土を侵略せんとする
 北方の「ガレマール帝国」。
 私たちグリダニアが、この脅威から森を守るために、
 グランドカンパニー「双蛇党」を結成して対抗したことは、
 みなさまの記憶に新しいでしょう。
 グリダニアは、森の調和を重んじ、歴史上も、
 侵略者に対して一歩も引かずに戦ってきました。
 その伝統のとおり、双蛇党は帝国と相対したのです。
 そして、グリダニアが重んじる調和と協調は、
 エオルゼア都市軍事同盟の実効化を促し、
 「エオルゼア同盟軍」の成立へと導いたのです。
 ですが・・・・・・。
 5年前、あの「カルテノーの戦い」が起こりました。
 この戦いは想像を絶するものでした。
 多くの戦死者を出したことは事実です・・・・・・。
 双蛇党の最高司令官である党首として、
 私は、責任を痛感しています・・・・・・。
 第七霊災で、森は深く傷付き、
 5年を経た今なお、癒えきってはおりません。
 森の被害は、みなさまの生活にも深く影響しています。
 こんな時だからこそ、皆で手を取り合わなくてはならない。
 それにも関わらず、嘆かわしいことに貧しさに負け、
 盗賊になる者、密猟者になる者が後を絶ちません。
 そして、我らが仇敵、イクサル族は、
 相も変わらず森に侵入してきては、
 自然の恵みを奪い、精霊の心を乱しています。
 第七霊災移行、私たちの故郷グリダニアは、
 不安定な状況が続いているのです。」
@@@@@@@@@@
カヌ・エ・センナ
「「カルテノーの戦い」は、とても悲しい戦いでした。
 あの戦いで亡くなられた、
 数多くの同胞に哀悼の意を表します。」
アリゼー
「「記憶」を無くしている連中が、
 誰に哀悼するっていうのよ・・・・・・。」
カヌ・エ・センナ
「しかし、ガレマール帝国との戦いは、
 まだ続いているのです!
 彼らは森に邪なる砦を築き、居座っております。
 ですが、国内が不安定な状態では、
 帝国軍を追い払うなど、かなわぬ夢でありましょう。
 私たちは、再び!
 グランドカンパニー「双蛇党」の下で団結し、
 ガレマール帝国と戦わなくてはなりません!
 「カルテノーの戦い」から5年。
 この節目の年に、グリダニアの理念・・・・・・。
 調和と協調を思い出してください!
 そして、今一度、みなさまの結束を!
 もう耐えるときは過ぎました。
 悠久の風は、私たちとともにあります!
 赤心の前に、道は必ず開けるのです!
 精霊の導きと共に、この森に平和を取り戻し、
 次の500年後の子孫にも、
 豊かな森を残せるようにしようではありませんか!」
@@@@@@@
}
#blockquote(){アルフィノ
「やぁ、また会ったね。
 このグリダニアが対処しなければならない
 蛮族勢力は2つ。
 1つは、イクサル族。
 カヌ・エ様も仰っていたとおり、
 蛮神「ガルーダ」を崇めている。
 もう1つが、シルフ族。
 基本的にはグリダニアに友好的な種族だが、
 最近、蛮神「ラムウ」を呼び、態度を硬化させている。
 グリダニアは、元々、非戦闘的な国だ。
 シルフ族とは対話によって協定を結び、
 イクサル族も流入しないように追い返す程度の
 対策しか取っていなかった。
 黒衣森の力を再興し、森への不可侵性さえ高めれば、
 グリダニアは平和であるという考え方だよ。
 しかし、イクサル族は好戦的な蛮族。
 それに彼らの蛮神「ガルーダ」は強大な力を持ち、
 性格も残忍だ。
 いずれにせよ、双蛇党とイクサル族とは
 大きな戦いを避けられないだろう。
 それがグリダニアの意思とは反していてもだ。
 君のような冒険者が、
 グランドカンパニー「双蛇党」に加入してくれることを、
 心待ちにしているだろうね。」
}
ウルダハのロイヤル・プロムナードで演説を聴く
リムサ・ロミンサの作戦指揮所で演説を聴く
#blockquote(){ザントヘール甲軍曹
「メルウィブ提督の演説を聴きにきたのか?
 ならば早く入れ、間もなくはじまるぞ。」
#blockquote(){(いいえ)
ザントヘール甲軍曹
「では、離れているんだな。
 なんせ式典の目玉だ、このあたりは混雑する。」
}
}
#blockquote(){メルウィブ
「聞け! 誇り高き海の民よ!
 思い起こせ! 魂揺さぶる我らの旗を!
 伝説の建国船「ガラディオン」号が漂着し、
 リムサ・ロミンサの礎が築かれたのが、今から700年前。
 皆、海洋と航海の神リムレーンに導かれ、
 海の民として生きてきた!」
????
「メルウィブ提督の後ろ・・・・・・。
 リムサ・ロミンサの国旗を見てごらん。
 「龍船旗」と呼ばれる模様だ。
 赤は犠牲となった仲間たちの血を、
 黒のロングシップは海賊船を意味しているんだよ。」
メルウィブ
「エオルゼアを侵略してきた「ガレマール帝国」に対して、
 我々はグランドカンパニー「黒渦団」を結成した!
 5年前、帝国との「カルテノーの戦い」においても、
 直前にヒルフィル以下の海賊諸派と同盟関係を結び、
 ガラディオン協定を成立させ、共に戦いを挑んだ!
 海の民の底力を見せつけたのだ!
 しかし、結果は皆が知ってのとおりだ・・・・・・。
 黒渦団、海賊勢力ともに、
 カルテノーでは多くの者が死んだ。
 自由のため、己の正義のために戦い、
 苦しくも陸(おか)の上で散っていった者たちに、
 哀悼の意を!」
????
「自由か・・・・・・。
 そう、人はみんな利己的さ。
 でも、それは蛮族だって同じはずだ。
 人と蛮族は、根本的には何も違わないのだから・・・・・・。」
メルウィブ
「この5年、我々は決死の思いで
 リムサ・ロミンサを復興してきた。
 第七霊災の傷は深く、未だ癒えきらない。
 そんな中、リムサ・ロミンサは以前にも増して輝き、
 「リムレーンのベール」の名に恥じない都市へ
 復興を遂げることができた!
 しかし、この我々の努力を、
 踏みにじろうとしている奴らが居る!
 蛮神「リヴァイアサン」を信奉するサハギン族が、
 ついに上陸した。」
(????
「まじかよ。
 サハギン族が?」)
メルウィブ
「そして、蛮神「タイタン」を信奉するコボルド族が、
 オ・ゴモロ山を出て南下してきている。
 この蛮族たちは、今後のリムサ・ロミンサの繁栄に、
 大きな壁となって立ち塞がるだろう。
 さらには、ガレマール帝国だ!
 帝国軍が、リムサ・ロミンサ領内に砦を築いた。
 全面衝突も時間の問題だ。
 リムサ・ロミンサは今、3方からの敵に囲まれている。
 然るに、国内に海賊問題を抱え、内部が一枚岩ではない。
 今まさに、我々は嵐の中にいるといえよう!
 この嵐の中、我らが取るべき進路はただひとつ!
 蛮族、帝国を打ち払い、
 リムサ・ロミンサが新たな世へ進むための
 航路を拓くのみ!
 そのためには、第七霊災の後、
 分裂した海賊諸派と黒渦団が再び手を取り合い、
 冒険者とともに一丸となって困難に立ち向かうほかない!
 不可能は人が作り出すもの。
 返せば、可能もまた、人が作り出すもの。
 誇り高き海の民よ!
 その力、その技術、その知識を、今一度集結せよ!
 我々は、ひとつ真紅の旗の下に生きる、
 刎頚の友(ふんけいのとも)である!」
}
#blockquote(){アルフィノ
「私はアルフィノと言う。
 彼女は、アリゼーだ。
 私たちは、この「カルテノー戦没者追悼式典」を
 見て回っているのさ。
 各国のグランドカンパニーの盟主たちが、
 どういった主張をするのか、楽しみでね。
 このリムサ・ロミンサには、
 メルウィブ提督も仰っていたとおり、
 2つの蛮族が棲んでいてね。
 1つは、サハギン族。
 蛮神「リヴァイアサン」を崇めている。
 もう1つが、コボルド族。
 こちらは、蛮神「タイタン」を崇めている。
 リムサ・ロミンサは、情勢が非常に不安定な国だ。
 2つの好戦的な蛮族を抱え、大きな帝国拠点もある。
 また国内の海賊問題も、まだまだ安定しない。
 多くの脅威と問題を抱えているのに、
 すべての政策が後手にまわり、
 拮抗が崩れそうな状態なんだよ。
 リムサ・ロミンサにしてみれば、帝国を排除するために、
 海賊と蛮族を何とかして、国内を安定しなければならない。
 そのため、黒渦団は、
 是が非でも蛮族を潰しにかかるだろう。
 龍船旗の赤を濃くする結果になったとしても。
 君のような冒険者が、
 グランドカンパニー「黒渦団」に加入してくれることを、
 心待ちにしているのかもしれないよ。
 案外、この演説は・・・・・・。
 君に向けられたものかもしれないね。」
}