*(大迷宮バハムート:邂逅編1) #blockquote(){アリゼー 「メテオの傷痕・・・・・・ 内側は、こんな風になっていたのね。 まるでクリスタルの洞窟だわ。 エーテルが濃くて、息が詰まりそう・・・・・・。 冒険者なら、これと同じ橙色のクリスタル・・・・・・ 偏属性クリスタルを目にしたことがあるでしょう? 大地から吹き上がるように輝くクリスタルは、 5年前、ある物が地脈を貫き、エーテルが噴出した証・・・・・・。 その地脈を裂いたものこそ、私たちの目の前にある 古代アラグ文明の遺物・・・・・・月の衛星「ダラガブ」の破片。 第七霊災をもたらした「メテオ」の正体にして、 その内に蛮神「バハムート」を有していた巨大な拘束具よ。 偏属性クリスタルは「ダラガブ」の破片に傷つけられた 星の悲鳴なのかもしれない。 それは、世界が新生しても消えないまま・・・・・・。 ・・・・・・すごい、こんな状況になっても、 ダラカブの防衛機構はまだ機能しているのね。 古代アラグ文明は、数千年前に滅んだというのに。 そうか・・・・・・帝国軍はこれを求めてたんだ・・・・・・。 古代アラグ文明の超越した技術力を、 我が物にしようとしたんだわ・・・・・・。 私たちは、古の秘密に踏み入ろうとしている。 危険な戦いは避けられないけれど・・・・・・ 第七霊災の真実をつかむまで諦めるわけにはいかない。 さあ、ここからが本番よ。 ・・・・・・あなたたちの力で、道を拓いて!」 }