この土地においては古代から存在している一勢力である。
歴史は古く長く、独自の文化や思想を持ちながら悠久の時を生きている。
知能は全般的に低いのだが、その巨躯による攻撃は圧倒的である。
Silt Seaが滅びる前後、ドレゴスの秘術に関する品を預かったのでは?
とレプリカは推測している。詳しいことは巨人か何かに聞くしかないだろう。
彼らは現在、一部の海賊や一部の商人と敵対している。
もっとも彼らにしてみれば区別がつかないので、
人と敵対していると言ってもまったく差支えが無い。
会話を試みることは悪い選択肢ではないが、口よりも先に手が出るのがSilt Sea。
交渉には文字通り「骨が折れる」のが、この土地の巨人である。
なお力ある物の多くがそうであるように、種族意識は人のそれに比べると薄い。
巨人を信仰する者たちに伝わる秘術として、相手の影を『抜く』ものがある。
その術を悪用している者の存在が、多くの巨人や人間を不幸にしている。
見るものが見れば、その周辺にいる者たちにさえ、その影響を察することが出来る。
この地方のドゥアン(アリアンロッドの種族)は、巨人族の肩を持つ者が多い。
自分たちのルーツは巨人達にあると信じているし、事実その通りの部分もある。
種族単位で纏まり生活しているドゥアンたちの集落は、かつて巨人の集落だった事が
多く、古い時代の遺跡を探すならば古くから続くドゥアンの集落を調べるのが定石
となっている。もっとも、見つけた遺跡で全滅するのが大半の末路なのであるが。
偉大なる魂となって巨人を見守るのは古の『空の巨人』であるとされている。
年々滅びつつある巨人であるが、それらの魂は土地の巨人やドゥアンを守り続ける。
最終更新:2010年02月12日 14:25