冒険の舞台
主な冒険の舞台はルールにも載ってるザルツ地方です。
が、GMとここの記述とルールが食い違った時は、GM>ここの記述>ルールを優先とします。
概ねにおいて、ライトノベル的中世ファンタジーと考えていいでしょう。無駄に若くて美形の皇帝がいたりとか、英雄の忘れ形見の美少女がけなげに将軍やってたりとか、そういうんでもいいですが、あんまりプレイヤーを置いていかないようにそこだけ注意で。
ザルツ地方の風土
気候や食:
よく知らないが日本よりやや寒冷くらいに思っていればいいんだろうか。東北~北海道くらい。でも雪が多いという感じはしないなぁ。
主食は芋と麦と豆、乳製品。野菜などは夏~秋にかけて収穫され、冬~春は塩漬けやピクルスなどにして食べる。
肉もよく食べられ、身近な順に鳥・豚・牛・羊などが代表的。ファンタジーらしい架空の動物の肉なんかもいいかも。
水は概ねにおいて豊富。噴水とかは決して多くはないが珍しいものではなく、都市ともなれば下水道が完備されている。
あと臭いのはラノベ的にアウアウ!なのでお風呂には入ろうね。
ザルツ地方の行政:
護りの剣と呼ばれるマジパネェアイテムを有する、城壁に守られた「都市」を中心とした都市国家がこの地方の政治形態の基本。
規模の大きなところになると都市国家が複数集まり、王国や帝国を構成する。
都市国家内の統治形態は様々だが、よい子が遊ぶソードワールドにおいては民主主義こそが至高の統治形態でなければならない。自由平等万歳。
まあその辺はどうでもいいけど、至高の統治形態になっちゃうと冒険者の出る幕がなくなるので、基本的には土地の所有者が統治する。封建制か、絶対的な専制か、(参政権を全ての住人が有するわけではないが)議会制かは都市により異なる。
人々の暮らし
冒険者
元々の起源は動乱期における、予備役の兵士や義勇兵などと言った「増強戦力」。
国の力が弱い為、武力を持って小さな自由を守ろうとする連中を押さえ込む事が出来ず、なし崩し的に「冒険者」などというごろつきが跋扈している。
とはいえ冒険者が冒険者として暮らすには並々ならぬ幸運があっても多大な苦労を伴い、有力なパトロンなどがつかなければとてもではないがやっていけない。
社会が混乱している為、冒険者になろうとする者は後を絶たないが、大半は食い詰めて山賊などに身を落とす。
それを防ぐ為、自称「まっとうな冒険者」達は冒険者の店を中心とする「ギルド」のようなものを形成し、信用と雇用を得ようとしている。
基本的にほとんどの「まっとうな冒険者」はいずれか一つ以上の冒険者の店と交流を持ち、そこの紹介を受けて仕事をする。
この例外は特定のパトロンを持つ冒険者や、よほど名の売れた英雄、そしてまだ冒険を始めて間もない新米くらいである。
平民の暮らし
戦乱の時代が過ぎ、国政の乱れや商業の発達などにより、人を土地に縛り付ける制度は弱まりつつある。
それでもなお、多くの人は自由に伴うリスクよりも、数多くの制約を受けながら安定して暮らす事を望んでいるようである。それが平民である。
平民は基本的に定められたエリアからほとんど離れずに一生を過ごし、日々勤勉に過ごし、時折酒場や祭などでハッスルし、週に一度は神殿で家族や子孫の平穏を祈る。
信仰
この世界の神々は全て「元人間(亜人含む)」である。
人々は例外なく神の実在を認めているが、「どの神も自分の益にならない」と無宗教を貫いている者もいる。とはいえ大半は神々を信仰しており、無宗教の人間は軽蔑され疎外される傾向にある。
さて、「信仰」の形だが、大きく分けて三つある。
一つはイスラム・キリスト教的な信仰で、神を信じ、救いを願い求めるタイプ。自らを高める事に興味はなく、「神と人の絶対的な区別」が特徴となる。
一つは仏教的な信仰で、神を「偉大なる先行者」とし、それに倣う事で自らを神の境地に引き上げようとするタイプ。
最後の一つは原始宗教的な信仰で、神を「偉大なる祖先」とするタイプ。これは例外はあるが、神々を「偉大なる先行者」とし、自らと神をつながった存在であると認識する、「仏教型」信仰に近いスタンスの信仰者も多い。
これらはいずれも正しく、いずれも間違っている。人の身であっても現に神になった者もいる。しかし同時に、どれほど神に倣い修行を重ねようと神になれる者はごくごく僅かである。
宗教団体における解釈は概ねにおいてバラバラであり、その地の風土や為政者の思惑によりいずれかが奨励される程度である。他方が迫害される事は滅多にない。
地域別
北部:ダーレスブルグ公国
レーゼルドーン大陸に接続する半島の先端に位置する公国。
なんで公国なのかとかは響きで決めたとしか思えない。
中~東部:ルキスラ帝国
西部:フェンディル王国・ロシレッタ
ここは全く見てません(´・ω・`)
南部:自由都市連合
たくさんの都市国家が乱立する、ザルツ地方最大の穀倉地帯。
以前は蛮族と帝国の両方に対抗して一つにまとまっていたのだが、その結束は破れつつあるらしい。
地域/SW2.0/自由都市連合
最終更新:2008年06月26日 00:32