【証人B 主尋問(被告側→被告側証人に尋問)】
最終更新日 2008年03月23日 (日) 00時16分52秒
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裁判長:では、次に被告側証人の尋問を行います。XXさんお待たせしました。証言台までお願いします。
お名前は?
証人B:XXです。
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裁判長:住所、職業、生年月日については事前に裁判所に提出された出廷者カードの内容通りで間違いありませんか?
証人B:はい。
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裁判長:では、今から宣誓をしてもらいます。廷吏が宣誓書をお渡ししますので、それを朗読して下さい。
証人B:はい。宣誓、良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓います。
裁判長:座って下さい。宣誓をされましたので、本当の事を述べて下さい。もし嘘を言いますと、偽証罪に問われることになりますので、気を付けて下さい。
それでは被告代理人、主尋問をして下さい。
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被告代理人(以下、被告代):はい。ではまずXXさん、あなたはどこで被告と怪獣の戦闘を目撃したのですか?
証人B:ちょうど西町と中町の境くらいの場所です。
被告が降り立った場所からは、そうですね…500メートルほど離れていました。
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被告代:戦闘はいつから見ていましたか?
証人B:被告がとんでくるところからです。
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被告代:被告はどちらから飛んで来ましたか?
証人B:南東の方からです。
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被告代:では被告はどこの上空を通過してきたんですか?
証人B:ちょうど市民の避難場所になっていた、みなみやま公園の予定地です。
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被告代:被告の飛行姿勢から考えて、その空地に人が避難していたことは被告は認識していたととれますね。
証人B:そうですね。
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被告代:そのとき、あなたはそこで何をなさっていたんですか?
証人B:私は西町で逃げ遅れた人々の避難誘導をしていました。
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被告代:被告の着陸地点から500mほどということは、あなたがいた場所は怪獣からの距離も
さして遠くは無かったわけですね。それほどに怪獣が迫っていたのに西町には
まだ避難していない人が多数残っていたのですか?
証人B:ええ。おじいさんの仏壇を担いで行こうとするおばあさんや家中のキャラクターフィギアをかき集めていこう
とする方をなんとか説得していたんです。ですから私も気が気ではありませんでした。被告がやってきて怪獣
の進路を中町の方角にそらしてくれなかったら、数分後にはあの場所は廃墟になっていたところです。
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被告代:あなたから被告と怪獣の双方を見ることはできましたか?
証人B:はい。
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被告代:では戦闘中のことをお聞きします。被告のはどのように怪獣と闘っていましたか?
証人B:なんというか…接近して戦っていたんですが、攻撃がなかなか効かないらしくて苦戦していました。
周囲に気を遣ってかどこか動き辛そうな感じで。話に聞いていた被告の戦いっぷりとは違う印象でした。
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被告代:話に聞いていた戦いっぷりというのは?
証人B:ああ、被告はいつもはもっと勢いのある戦い方をすると聞いていたんです。つかみかかったり、投げ飛ばしたり。
それに比べて私が見た時は慎重に動いている様子でしたから。
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被告代:では、本件ビルが倒壊する直前に被告はAを蹴り飛ばす、という行動をとりましたが、
その行動はそれまでの攻撃の仕方とは大分毛色が違うわけですね。
証人B:そうですね、あの時は違いました。
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被告代:ということは、被告が攻撃方法を変えるに至るような、何かしらの変化があったということでしょうか。
証人B:はい、ありました。まず、戦闘が始まってしばらくして、被告が怪獣の首付近に手刀を一撃たたきこんだんです。
すると、その攻撃が効いたのか、その手刀を受けた後の怪獣の様子が今までと奇妙になったんです。それまでは尻尾で
叩いて応戦したり、かみついたりしていたのが急に・・・私の位置から見たところ怪獣の上半身が大きく揺れていたようでした。
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被告代:その怪獣の変化はどのように戦況に影響しましたか?
証人B:それが、なにせ怪獣の今までにない動きだったので…不気味で正直次に何がおこるのかわかりませんでした。
するとやはり怪獣は突然被告に襲いかかって、上にのしかかったんです。
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被告代:では傍観する側からみても、被告の次の手としてAを蹴り上げるという行動は、
被告の危機を脱するために必要な行動だったのですか?
証人B:はい。怪獣が襲いかかってきて上に乗ったんですよ?
被告本人の体力の問題もあるだろうし、そうしようとするのが自然だと思います。
被告代:ありがとうございました。こちらからは以上です。
最終更新:2008年03月23日 00:16