3月
- 3月2日 3月ツアー「Navig.in Mach 2011」&3・21「GREAT VOYAGE 2011 in Fukuoka」参加他団体、フリー、外国人選手発表。
トレバー・マードックが参戦し、インタビューでコメント。福岡国際でのGHCヘビー挑戦が決定するが、まだこの時は防衛戦の前だった。
さらに鈴木と中嶋のジュニアヘビー戦の前日4日に石森が「正式に明日の鈴木鼓太郎vs中嶋勝彦の勝者に挑戦を表明します。」とコメント。しかし有明でジュニアタッグに挑戦するマルビンがまだタッグ戦の結果も出てないのに横槍を入れて次のシリーズ中に挑戦者決定戦をするなど、もう時系列がぐちゃぐちゃ。
ビッグマッチをちゃんとやってリセットしてから次のストーリーに進められないのもノアの特徴だった。
3月21日の福岡国際センター興行に異論と懸念の声が上がる。さらに5月新日本の同会場大会と比較される事で団体の集客力の差が証明されることになり面目を潰す。
5月8日の有明大会も併わせて発表され、勝算の薄いビッグマッチの連発に疑念を持たれる。
4,800人動員と発表されるが2階・3階席は閉鎖され、実際はその半数程度とみられる。しかしなぜか1月の大阪大会より入っていたからという理由でファンの間で大成功だったとの声が上がる。
この時は入場ゲートと照明の演出はあったもののやはり大型スクリーンはなかった。
http://img.0bbs.jp/u/noah-gara/yESN.vupTt./88_1
第3試合の8人タッグでKENTAがモハメドヨネを椅子で殴打して仲間割れ。ダウンしたヨネは健介オフィス新人で最軽量の梶原に3カウントをとられ、観客はあっけにとられる。(実際のサイズはKENTAと梶原はほぼ同じなので親近感があったのかもしれない)
健介オフィスが退場後もヨネのリンチが続き平柳の椅子攻撃で座席板がちゃんと抜ける。このあとKENTAのユニットのターゲットは健介オフィスからモハメドヨネに変わっていく。
メインの試合でBIがIWGPタッグを手に入場。せっかく来てくれても試合をさせないあたりがノアクオリティ。
杉浦が勝利者インタビューで何を聞かれても「重いです」と答えて笑いをとる。
有明コロシアム大会で “頑張れ!小橋建太”「剛腕袋」@5,000円発売。値段と中身をよく考えたらほぼ定価販売。
さらにエコ袋はネット上でペットボトルを入れたら破れることで評判になる。ある意味今の小橋の現状そのものだろう。
- 3月5日 ライセンス制度問題が頓挫。秋山の全日本プロレス参戦が一時むずかしくなったと東スポで報じられる。
実際には4月頭のCCに参戦する場合に数週間前に無かった事にはし辛いのが内実。人気選手であればなおさら代替選手なんてそうは見つからない。そんなわけでそれはそれ・これはこれという風に何事もなく、ライセンス問題自体無かった事に。どだいムリな企画だったし、まだやってたのかという印象。
- 3月6日 ゼロワン両国大会が事前の予想以上の大成功。観衆未発表ながら8000人前後の動員であったといわれる。
帝王・高山が大谷とメインで試合をする。
高山「オヤジとは一騎討ちできなかったからさ。息子はその夢を叶えてくれるのかな」 これ以降ゼロワンに上がり続ける。
- 3月7日 3月21日(月・祝)福岡国際センター大会 GHCヘビー級選手権試合開催を発表。
ただしこの時には5月の防衛戦の相手探しで盛り上がり、マードックは員数あわせ状態に。じっさいそんな感じで特に記憶に残らず帰国したのだが、長期に複数の外人を呼びつづける常連化が崩壊したのを実感させられた。
杉浦が「防衛できたら次は日本人の大物選手とやりたいですね。団体内でも、団体外でもいい。」とコメントしたため、佐々木健介の名前が真っ先に上がるがやがて消滅。
冷静に考えて福岡人気の高い佐々木健介が福岡国際で挑戦するのが最も集客になるのに、ノアではほぼ前座。商売より優先するナニかがあるようだが、それで潰れるようでは本末顛倒と言える。
- 3月9日 3月27日ディファ有明大会の追加カードが発表。
この時点で鈴木みのるの名前はまだないが、佐々木健介の不参加が決まった事で何らかの動きがあるだろうと言われていた。
【発表追加カード】タッグマッチ 60分1本勝負・杉浦 貴&森嶋 猛 vs 髙山善廣&佐野巧真
この日を境に、日本と日本のプロレス団体を取巻く状況は一変する。
- 3月12日 Zepp Nagoyaで震災後初の興行。この日からノアの各試合会場で義援金の呼び掛けが始まる。
他団体も一斉に募金に動くが、そのほとんどが大会毎に集計し、翌日あたりにはHPやブログで募金額・寄付先を公表しているため、ノアの対応の遅さが非難の的になる。
- 3月18日 グローバル・タッグリーグ戦2011の日程が発表される。
被災した岩手・青森の2大会を中止し、名古屋・大阪の3大会を追加。のちのちこのシリーズが伝説となる。
大阪IMPの2大会と札幌テイセンホールの2大会が同一会場2連戦となった。
- 3月21日 計画停電のさなか、全日本プロレス両国大会が開催。記録的な不入り。
都内は福島第一原子力発電所の爆発事故以降で最初の雨になり、放射能を含んでいるのではないかと噂になる。じっさい、北関東を水源とする地域では降雨のため放射性物質による上水道の汚染があり、ミネラルウォーターのまとめ買い騒動が起きている。
メイン終了後に秋山準のチャンピオン・カーニバル参戦表明のメッセージが読み上げられる。
じっさいの観客数は発表の半分程度であり、スターレーンどころかアクロス程度の動員だったと云われた。
【3月21日のノア大会】
http://img.0bbs.jp/u/noah-gara/eK.Txhpfe_A/86_2
【5月3日の新日本大会・6500人超満員札止め】
http://img.0bbs.jp/u/noah-gara/eK.Txhpfe_A/93_1s
この大会は特に大きな動きはなく、会場が大きいだけの普通の地方巡業だった。
メイン終了後に杉浦が挨拶、次の防衛戦の相手に日本人の大物と言ったところ会場の一部から「ケンスケ~!」の声が上がるが、杉浦は全く聞こえないフリをしていた。出身地福岡で佐々木健介の活躍を見たがったファンはガッカリしただろうが、何が何でも外様は目立たせないノアの体質は最期まで変わらなかった。
その後、バックステージで「今、プロレスで勇気付ける、と言ったところで自己満足だと思うんですよ。今、必要なのは水であり、食料であり、物資。プロレスをやるなら夢のあるカードをやって、お客さんにたくさん観に来てもらって、その収益を義援金にすればいい。西日本では普通に生活ができているので、こうして興行をやって経済を循環させることも良いと思うんですけど、東日本だったら復興支援。言い方は悪いかもしれませんが、お金を作って送ってあげることだと思います。いつかライフラインがちゃんと復旧して、娯楽が楽しめるようになったら、僕らが試合をして元気付けられたらいいなと思います」と応え、
この持論が27日の鈴木みのるとの震災問答に発展することになる。
興行終了後、小橋建太が唯一の出口の横で募金箱を持って義援金を募っていた。どんな関所だw
- 3月22日 秋山準選手 全日本プロレス「GAORA SPECIAL 2011チャンピオン・カーニバル」出場のお知らせがリリースされる。
秋山準は鈴木みのる・太陽ケアなどと同じBブロック。強豪がこぞって別ブロックになり優勝候補に挙げられる。
- 3月23日 3月27日(日)ディファ有明大会に鈴木みのるの参戦が告知される。
佐々木健介の名前がなく、鈴木みのるの招聘費用のために休んだと陰口をたたかれる。
鈴木みのるが杉浦を説教した当日、お茶を引いていた佐々木健介は特に仕事もなくお天気話のブログを更新している。
本来1300人程度がキャパシティである同会場であるが、現地のTwitterのつぶやきが転載され、南側後方の300席がカーテンで隠されて閉鎖されていた。実質は1000人前後の動員だったようだ。
メイン終了後、鈴木みのるがマイクを持ち、
「おい杉浦。オレはどうしても、いま、お前に言いたい事があるからここのディファ有明に来たんだよ。以前よぉ、杉浦貴って男がよ、ノアで一番つええって。すげえぞって話を聞いたから。オイ。そんなヤツならいつかやってみてえなって言った事あるよ。それでよ、オマエの口からよ、鈴木みのるとやりてえって、聞いた時はよぉ、なあ。その言葉を聞いた時だけ、背中ゾッとしたよ。(場内拍手)
だけどよ。その後おまえが続けてオマエが言った言葉を聞いて、オレはガックリきたよ。情けなくなったよ。オマエこうやって話しながら、自分でナニ言ったか覚えてるよな。なあ。プロレスなんて、なあ。元気を与えるとか勇気付けるとか、そんなものは自己満足ですよって、なあ。
いまよぉ。苦しんでる人が水が必要だったりよぉ、電気が必要だったり食い物が欲しかったりよぉ、そんなことは分かってるからみんなでやってるんだよ。みんなでやってんだ。なあ。だけど、オマエが苦しかった時によぉ、なあ。立て杉浦って、頑張れって声掛けてくれた東北のファン、ダレが救うんだよ。なあ。
オレはなあ、オマエのその雑誌の記事見てからな、無性にハラが立ってな、どうしてもこれだけは言わなきゃいけねえと思って来たんだよ。ああっ。(場内拍手)拍手なんかいらねえんだよ。
オマエ、MVP獲ったんだろ。いまチャンピオンなんだろ。なあ。どうなんだよ。オマエがよ、プロレスのチカラ信じねえでよ、誰が信じんだよ。なあ。誰が救われるんだよ。東北でよ、苦しんでるヤツラん中によ、いっぱいプロレスファンいるんだよ。なあ。ソイツラのよ、こころ助けんの、水じゃねえんだよ、食いもんじゃねえんだよ、プロレスなんだよ。ゼッタイそうなんだよ。なのになんでオマエのクチからそんな言葉が出てくんだよ。オレは悲しいよ。
これ本気なのか。ホントにそうやって思ってんだ。なあ。オレたちレスラーが胸を張って、いま苦しんでるヤツラに、お前達の声のおかげでオレたち立ち上がれたんだって、俺たちの声で立ち上がれって、なんでオマエ言わねえんだよ。ああっ。それがチャンピオンだろうが。ああっ。
こんなよ、長セリフ家で考えて来たわけでもねえんだよ、なあ。ホントにずーっと心ん中に溜まってた事なんだよ。なあ。なあ。
オマエよ、オレと試合したい、戦いたい、100年はええんだよ。おい。オレはよ、オマエみたいによ、迷ってる弱い男には興味ない。強くもない男が持ってるこのベルトも興味ない。強いヤツが持ってるから、ソイツから獲りたいだけだ。
顔洗って出直してくんのは、テメエのほうだよ。」(G+放送録画より)
鈴木が退場してから杉浦がマイクで言った言葉は、
「分かってるんだよ。分かってるよ、自信がねえだけだろ、バーカ」だけだった。
- 3月29日 義援金に関するご報告がリリースされる。
- 3月29日 「“ザ・リーヴ”新コマーシャルのお知らせ」での画像が物議を醸す。
- 3月30日 「グローバル・タッグリーグ戦 2011」参加他団体、フリー、外国人選手発表
4月17日の小山市立文化センター 小ホールに健介オフィスの全選手が欠場することになった。同日は健介オフィス道場でホームタウンマッチが行われたが、これまでノアの興行と重なった場合は留守番組だけで試合を組み、健介・中嶋勝彦などはノアの試合を優先していた。コストカットの一環と思われる。
- 3月31日 プロレスリング・ノア ヨーロッパ遠征・追加選手発表。
杉浦貴、丸藤正道、KENTA、潮﨑豪、鈴木鼓太郎、青木篤志、リッキー・マルビン、中嶋勝彦 (健介オフィス)
段々と規模が大きくなるが、この時点で観戦ツアーの告示は消滅している。
- その他のプロレス関連ニュース
- 新日本プロレスの決算が子会社単体で初の単年度黒字。
- 東日本大震災の影響で3月21日全日本プロレス両国大会が歴史的な失敗。震災発生で東北巡業も延期になり経営に大ダメージ。
- 各プロレス団体が東日本大震災のチャリティーや募金活動を実施、ゼロワン、大日本らは直接物資を輸送する。
- 関東のプロレス興行は自粛や延期が相次ぐ。後楽園ホールは3月20日まで安全確認のため閉鎖された。
- 原発事故を受けて電力が不足、節電のために照明・空調・大型スクリーンの使用が控えられる。(計画停電解除後に元に戻る)
- 震災の影響の軽かった名古屋以西でプロレス興行ラッシュ。パイの奪い合いは現在も続くが勝ち組と負け組の明暗が分かれ始める。
最終更新:2011年05月27日 18:12