2014年8月4日、19時。
会長遠藤から明日のヒッチハイクレースの集合時間と集合場所が書かれたメーリスが送信される。
みな明日自分がどこにいるか、誰とペアになっているかなどヤキモキした気持ちでいたことだろう。
僕はといえば、「どうせ集合時間の11時にはどうせ誰も来ないだろう」とあたりをつけ、怒られるギリギリの11時を少し過ぎた頃に着くようにアプリで時間を調整していた。
8月5日、11時、晴れ。
スマホをチェックしていると台風12号が四国九州地方に向かっているというなんとも芳しくない気象情報のせいでやる気がごっそり削がれる。
数分後、副会長高井からのメーリスが届く。集合時間に間に合った奴は3名とのこと。当然僕はその中にいなかった。
グダグダだらだらと青学野宿愛好会を象徴とするようにひたすらルーズに集まる参加者たち。
12時スタートが結局ズレにズレて13時になったあたり公認取り消しもやむ無しといったところか。
今年の参加者は13名で男11名、女2名。例年並の人数が集まったことに安心。
ペア名はお洒落を自称する青学の学生らしくカフェの名前を拝借した。
ペア決めはいつも通りくじ引き。以下はペア表である。
・エクセルシオール
高井、ゆかろす
・ベローチェ
カモン、よっぴー
・プロント
くらしー、水谷
・セピア
よっしー、ニローラモ
・スターバックス
田所、遠藤
・ドトール
クラッシャー、角地
・ルノワール
五藤
※余談・1
エクセルシオールペアのゆかろすが当日ギリギリまで集合場所に来なかったことがスタート時刻を大きく遅らせた原因。
理由はパスポートの更新のためだとか。そんなもん事前にやっておけ。
※余談・2
高井と五藤がくじ引きでゆかろすの指名権を争い、高井が当たりクジを引いた。
その際に「うーーわ!!やったあああーーー!!(原文まま)」と絶叫し、奇っ怪なスライドステップで喜びを露わにした。
あまりのはしゃぎっぷりに王貞治が756号を打った時に斜めに飛んだ張本勲もしくは菊池雄星の指名権を獲得した時の渡辺元監督を思い出したのは僕だけではないはず。
※余談・3
ヒッチハイク初体験の五藤が無慈悲なソロ決定。同じくソロが決定し絶望の表情を浮かべていた去年のクラッシャー、一昨年のうっちーを思い出す。
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一応初見の人のためにヒッチハイクレースのルールを書いておこうと思う。
ルールは簡単。
1,24時間、ヒッチハイクのみで誰が一番遠くに行けるか。
2,メーリスは15時、18時、21時、24時、翌日6時、13時に現在地を付して送信すること。翌13時のメーリスを最終到着地点報告とする。
3,優勝者には飲み会の乾杯権という名誉が与えられる。
4,敗者は優勝者の到達地点、もしくは指定する場所までどんな方法を使っても良いので来ること。
以上である。
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13時。正門前で恒例の記念撮影の後、スタート。
居酒屋で「とりあえずビール」と注文するサラリーマンのように皆一様に渋谷・用賀方面を目指し歩き始める。
周りのペアを牽制しつつ如何に最初の1台に乗せてもらうか、ココがこのレースの最初のステップかもしれない。
最初の1台目のドライバーさんは神様に見えるんだよな、マジで。
なおここからは主観的になり過ぎないようにダイジェストで書きます。
15時。最初のメーリスが回ってくる。
多分ヒッチハイクレースのメーリスでゴール報告の次にドキドキする瞬間だと思う。以下受信順。
スターバックス→海老名に向かってる
ドトール→どっかと足柄の間らへん
セピア→足柄まであと1キロ
エクセルシオール→海老名SA
プロント→不明
ルノワール→東名東京インター入口付近
ベローチェ→足柄
18時。
スターバックス→豊橋
エクセルシオール→浜松
ベローチェ→浜松SA
ルノワール→東名浜松手前らへん
プロント→浜松SA
セピア→岡崎で渋滞に巻き込まれる
ドトール→赤塚
※余談・1
高井がゆかろすにDisられまくって凹んだらしい。
数時間前の調子こいてた高井を思い出すとめっちゃうける。
※余談・2
クラッシャーのDTがバレたらしい。
21時。天候不良や疲労により少しづつ各ペアの心に悪い感情が生まれ始めていることが文面から察せられる。
エクセルシオール→甲賀
ベローチェ→上郷
ドトール→伊吹PA
ルノワール→刈谷
スターバックス→草津で足止め
プロント→御在所
セピア→吹田から吉備に向かってるとこ
※余談
吹田を垂下と誤字って送信。恥ずかし24歳(当時)
24時。睡魔との闘い、眠い時にこそ本性が出る。あとめっちゃ天気が悪かった。
プロント→吹田
エクセルシオール→神戸を抜けたあたり
ドトール→大津を出発
スターバックス→加西
セピア→福山を越えて宮島に向かってるとこ
ルノワール→伊賀らへん
ドトール→不明
※余談・1
五藤、ドライバーさんに18歳と嘘をつく。
ヒッチハイクに嘘はつきものだからセーフ。
※余談・2
ドトールペアからのメーリスが送信されないナチュラルルール違反があった。
6時。一晩越して差がいっきに広がっていたりする時刻。起きて絶望かそれとも希望か...?
エクセルシオール→下関
ドトール→大竹通行止め
ベローチェ→上郷
ルノワール→岡山
スターバックス→岩国
プロント→宮島SAで通行止め解除待ち
セピア→古賀
※余談
悪天候による通行止めの被害を被ったペアとラッキーで回避したペアとの差が大きくなってきた。
残すは13時の到着地点報告。さぁどうなる...!?
13時。運命の時。一番緊張するメーリスである。果たして順位は...!?!?
以下順位、ペア、最終到達地点、青学からの総距離。
第7位 ベローチェ カモン、よっぴー 草津PA 433km
第6位 ルノワールごとう 三原市 744km
第5位 スターバックス 遠藤、田所 関門海峡 1049km
==================[九州到達の壁]========================
第4位 プロント くらしー、水谷 博多駅 1067km
第3位 ドトール クラッシャー、角地 熊本駅 1271km(?)※注
第2位 エクセルシオール 高井、ゆかろす 宮原SA 1216km(?)※注
第1位 セピア 吉沢、ニローラモ 鹿児島中央駅 1375km
というわけで僕(2浪2留)とよっしー(1留)のセピアが ぶ っ ち ぎ り で 優勝しました。
歴代最高記録になるみたいです。やったぜ。
留年生2人の日頃後ろ向きに生きていたエネルギーがさながらチョロQのように作用したと考えられますね。
ざまぁみろ雑魚ども!!!!!ヒャッハアアアアアアア!!!(中指をたてる)
注<https://twitter.com/aogaku_nojuku/status/497171586751815680>
「【訂正】熊本駅より宮原SAの方が遠かったみたいなので2位と3位が逆転です!レースが終わったあとにも形勢逆転が起きるのがヒッチハイクレースだと身にしみて感じますね。それでは! #24hitch」
↑のような理由があり最後に2位と3位が入れ替わりました。ここでは入れ替わった後の順位を記載しています。
その後
セピアペア、勝利者特権として集合場所を鹿児島中央駅に指定するも総スカンを喰らい涙目。
行くのが面倒になったと思われる1年生の多くは帰京を選択し、結局集合場所に来たのはだいたいいつものメンバーという悲しい結末を迎えた。
やっぱり留年生って人徳ねーわ。僕は改めてそう思い、頬を濡らしたのだった。
総括
7組中、九州上陸組が4組と健闘したのが素晴らしかった。
悪天候にも負けない青学野宿愛好会のタフさとラッキーさがよく出たレースだったと思います。
乗せてくださったドライバーさんへの感謝の気持ちやワクワク感など、
心に抱いた様々な気持ちをこれからも大切にして今後に活かしていきましょうね。
最後になりますが皆様本当にお疲れ様でした。
※余談
僕のヒッチハイク体験記は長くなるので今度また自分のページにでも書こうと思います。
みんなの体験もぜひ聞かせて欲しいよ。
文筆 ニローラモ
※11/26 五藤を五島と記述していたため修正
最終更新:2014年12月14日 00:57