七夕野宿 in高尾山
樫村、柳、岳、湯口
いつも通り代々木公園で野宿しようと金曜日の夕方集合したが、いざ集まったのは柳と岳のみ。直前の通知とはいえ、いかんせん少なすぎる。とりあえず代々木公園に向かった。気分を変えて表参道側から公園に入ったが、予想以上に道のりが長く疲れた。
その日一日降ったり止んだりしていた雨のおかげで地面はしっとり濡れていたので東屋に避難。案の定先客に先住民の方とカップルがいたが、ブルーシートを広げ3人で野宿パワーを噴出した結果耐えきれなくなったカップルは足早に退散した。
寝っ転がったりギターを弾いたりで暇を潰していたが、近くで20人ほどの集団が賑やかに宴会を始めたあたりで、「このままだと野宿じゃない、何か違う」と柳が言い出した。冗長に過ごしているのはダメだという。たしかに七夕野宿と銘打ったものの七夕要素は一ミリたりともない。天の川すら見えない。だったらどうすると訊くと、今から青木ヶ原樹海に行こうと提案してきた。目がマジだった。明日は休みとはいえ、今から静岡へ向かう気力も装備もお金もない。散々すったもんだした挙げ句、高尾山口へ向かうことに落ち着いた。
井の頭線を乗り継いで高尾山口へ。渋谷を出発した頃にはぎゅうぎゅう詰めだった車内も、府中を過ぎたあたりですかすかになった。窓の外の明かりがどんどん少なくなり、真っ暗なトンネルを抜けた先に高尾山口駅があった。ひどい雨だった。ホームには木のいい香りがした。
23時。駅前ロータリーには人気がない。とりあえず駅の記念写真を撮ってから、唯一の持ってきた食料のポテチを食べた。湯口が今向かっているという。
当然周りに開いている店などあるはずもないので、雨の中しばらく歩いてコンビニへと向かった。
セブンイレブンとファミリーマートが並んでいたがイートインがあるファミマに入った。どちらもアパートが建てられそうなぐらい駐車場が広い。店内も広い。
レジの横に短冊が飾ってあり、ご自由にお書きくださいとあった。『無事に帰れますように』と記しておいた。ここで"七夕"野宿の伏線は回収したのである。終電の時間が迫っていた。
駅前に戻ると湯口が到着していた。
しっかりと終電を逃し、ここで野宿することに決まった。近くのとても暗い神社でお参りしてから高架下に寝袋を広げた。
5時前くらいに起床した。山が近いせいか肌寒い。駅前の温泉に入りたいところだったが、そのために3時間待機するのも嫌だったので始発で帰った。
後々訊くと眠れなかった柳は3時頃山に登ったらしい。
最終更新:2019年07月11日 17:53