「山手線徒歩一周(2008年度)」


日時・2009年2月6日

参加者・中尾、山上、大谷(途中参加)、安原

脱力度・★★★★☆


概要・山手線を徒歩で一周する、極めてシンプルな企画。ルールは山手線の内側に入らずに一周する、ただそれだけである。


 朝8時くらいに新宿南口にあるマックに中尾、山上、安原が集まり、甲州街道のとこの交差点で集合写真を撮ってスタート。
 中尾、安原は外回り、山上は内回りで歩き始める。
 安原は初めての経験なので、達成感を味わえるよう山手線の各駅を全て写真に収める。

 あとはひたすら歩く。順調にこなしていくが、午後7時頃、ゴール目前にして大きな落とし穴があった。


 原宿~代々木間のことである。


 山手線徒歩一周は基本的に線路沿いを歩けば最短距離で一周することができる。

 原宿~代々木間は、日中ならば代々木公園が開いているので、園内を通ればほぼ線路沿いを歩いていける。
 しかし、代々木公園は午後5時で閉門してしまうのである。
 つまり閉門すると代々木公園を迂回して歩かなくてはいけなくなり、大きなタイムロスとなるばかりでなく、歩く距離も倍以上となってしまうのである。

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 俺はこの異変に気づき動揺し、原宿駅にて中尾に電話した。

 や「やっぱり明治通りとか内側歩いちゃだめですよね」
 な「ルール上そうなるね。自分が妥協するんならしてもいいけど」
 や「じゃあ代々木公園を迂回しなきゃだめってことですよね」
 な「まぁそういうことだね」

 絶望した。

 意地で歩いた。

 普段なら15分もかからない区間を、1時間以上かけて歩いた。

 8時過ぎ、ゴール。

 もう山上さんは先にゴールし、家に帰っていた。


 結局途中から参加した大谷さんと中尾と俺は新宿で合流し飲みに行ったが、中尾はグロッキーとなり吐くなど体調は最悪。

 風呂に入ってさっぱりしたいと思い、歌舞伎町の"ジョイフルサウナ、フィンランド"に入って疲れを癒す。

 ネカフェで一晩過ごした後、我々は何とも言えない脱力感に包まれ、新宿を後にしたのである。



 こう書くと非常に味気ない記述に思えるが、疲労度や自分何してんだろ感はすさまじいものであった。
最終更新:2009年12月17日 22:33
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