枝電流法
ループ電流法
節点方程式
電源の外し方 電圧源:短絡 = 抵抗0 電流源:開放 = 抵抗∞
重ね合わせの理
テブナンの定理 1. 開放電圧 V0 を求める。(全電流・全電圧の定理が使える) 2. 電源をはずして,内部抵抗 R0 を求める。 3. 回路は 内部抵抗R0 を持つ 定電圧源V0 とみなせる。![]()
双対. ノートンの定理
系. 電源の相互変換 電圧源E の 内部抵抗r とする。 これをブラックボックスとすると, 内部抵抗r の 電流源 J := E/r と区別できない。
ミルマンの定理(全電圧の定理) 電圧源Eiの内部コンダクタンスGiとする。 これらの電圧源が並列接続されているとき,トータルの開放電圧Vは,![]()
双対. 全電流の定理 電流源Jiの内部抵抗Riとする。 これらの電流源が直列接続されているとき,トータルの短絡電流Iは,![]()
電流・電圧の向きが重要である!!! (以下では互いに逆向きになるようにとる)
キャパシタ![]()
インダクタ![]()
整合 内部抵抗rを持つ電源をつないでいるとき,負荷抵抗Rにおける消費電力を最大化すること。 電圧源の場合は,R=rとすればよい。
共振回路 Q値
同次方程式の解を基本解(過渡解)という。 積分定数が階数個入ってる階を一般解という。 適当な初期条件を突っ込んで,積分定数を固定した解を特殊解(定常解)という。
同次方程式1. 特性多項式による方法(
を仮定する方法)
非同次方程式基本理論 同次化したときの基本解をφ(t)とする。(これを余関数と呼ぶ。) 非同次方程式の1つの特殊解をψ(t)とすれば,一般解は φ(t)+ψ(t) で与えられる。 つまり,なんとかして特殊解(=定常解)さえ求めてしまえばよい!
1. 定数変化法による方法 余関数の任意定数Aを,未知関数y(t)に置き換えたものをψとする。 ψを元の方程式に代入して y(t)を1つ決定すれば,ψは特殊解になる。
2. 演算子法による方法 Dの多項式 p(D) に対して,次らへんを駆使していく。指数関数と相性がよいので,特に交流で有効。 線形作用素:指数関数:
指数関数:
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交流回路の方程式に絞られる。 定常解だけ に興味がある。 i.e. なんとかして特殊解だけ求めてしまえばよい。
1. 電源をオイラーの公式で拡張![]()
計算には演算子法を使うとよい。
2. x(t)も決め打ちしてしまう。結局,以下のようにオームの法則を拡張する結果になる。
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実効値・瞬時値 瞬時値(時間変動する)![]()
実効値(定数!)
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こうしておくと,iとvが同相(φ=0)のとき
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位相遅れ・進み 位相は電圧を基準に考えるので,となったら遅れ位相。
となったら進み位相。 インダクタは90度遅れ,キャパシタは90度進みである。
フェーザ表示 瞬時値を複素表示にして,を取っ払った残り。
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※ただし電流フェーザ・電圧フェーザでは,その大きさとして実効値を用いる。
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このとき,以下が成り立つ。 1. (拡張した)オームの法則 2. キルヒホフの法則
種々の電力 以下で,θは電流の位相遅れとする。 有効電力(平均電力)→ S := EI を皮相電力という。 → cos θ を力率という。 複素電力
とおけば,以下が成り立つ。
→
を無効電力という。
有効電力は R で消費される電力,無効電力は C,L に蓄えられる電力である。
ブラックボックスは, 1. 線形素子からなる。 2. 電源を含まない。
可逆定理(相反定理) 二端子対回路において, 入力電圧E に対して 出力電流I ならば, 入力電流I に対して 出力電圧E になる。 ※相反定理の成り立つ回路を相反回路という。
Zパラメータ(インピーダンス行列) 両側に電流源を印加したときの電圧 直列接続はZ行列の和になる。![]()
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Yパラメータ(アドミタンス行列) 両側に電圧源を印加したときの電流 並列接続はY行列の和になる。 Zの逆行列![]()
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hパラメータ(ハイブリッド行列) 左から電流源,右から電圧源を印加したときの左と右の出力 トランジスタ回路で使う。![]()
Fパラメータ(縦続行列) 右から電圧源と電流源を印加した場合の,左の出力 I2の向きがこいつだけ逆(ブラックボックスから出てくる向き) 縦続接続はF行列の積になる。![]()
電信方程式
相互インダクタンスの処理