己は龍。人に畏怖される物
己は龍。人を導き助ける竜の王
誇りだった。我等しか知らぬ言葉で人を導く事が
誇りだった。我が銀の鱗で人の愁いや患いを断つ事が
誇りだった。強き者と対峙し、倒し、勝つ事が
同様に・・・
悲しかった。我が必要無くなったあの日
悲しかった。我が銀の爪で、顎で、足で人を屠る事が
悲しかった。驕る者、それに従う弱き者を狩る事が
何故・・・
何故、人は我を恐れる。戦いを挑んできたのは貴様等であろう
何故、人は我を恨む 。同様に我等を殺そうと下では無いか
何故、人は我に挑んだ。その矮小な身体で我等を倒せると思った!!!
何故
何故
何故
こんなに人間は愚かなのだろう
こんなに人間は思いあがるのだろう
こんなに人間は儚いのだろう
何故・・・・・それでも何故・・・・
人間はこんなに美しいのだろう
閉―――――
最終更新:2009年03月14日 21:30