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【注意】
このSSには、グロテスクな表記、痛々しい表記が存在します。
苦手な方は閲覧を回避する事をお薦めいたします。

又、苦手でありながら閲覧した際には当方は
一切の責任を負いかねます。








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航空事故調査報告書

※※※※※※式**AB-*1型 AN88*6
C県□□群××町山中

19**年8月15日







19**年6月15日(事故の3年後の日付が確認できる)


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■航空事故の概要
 ●●社所属※※※※※※式**AB-*1型 AN88*6
は19**年8月15日、同社定期1*8便としてA(地名)から
B(地名)に向けて飛行中××半島東部に差し掛かる直前の14時2
7分頃に異常事態が発生し約20分間飛行した後14時49分ごろ
○○県□□群××町山中に墜落した。
 同機には、乗客507名(幼児10名を含む。)及び乗客員15
名、計522名が搭乗していたが、うち521名(乗客506名搭
乗員15名)が死亡し、1名(乗客)が重傷を負った。
 同機は大破し、火災が発生した。

(中略)

 墜落地点の北北東4~5キロメートルの地点での目撃者(5名)
によれば、「同機は東南東の方向からかなりの低高度、低速度で機
首をやや下げて大きな爆音をたてながら飛んで来た。飛行機は頭上
を通過したが、その後南東に旋回し△△山を越えたと思われる事に
突然右に傾き急降下し、山の陰に見えなくなった。その後、同機が
隠れた山陰から閃光と白煙が見えた。」との事であった。


■死亡、行方不明、及び負傷
搭乗者
乗組員  死亡・15名  重傷・0名  軽傷・0名  なし・0名
乗客   死亡・506名  重症・1名  軽傷・0名  なし・0名

■生存者の受傷の状況
 乗客507名・乗員15名内生存者は乗客1名(男児)のみであ
り機体後部の座席列番号60左側の着席していた。
 墜落衝突時に発生した強度の衝撃による骨折が認められ、外傷性
ショックに陥っており、全治4箇月の重症であったが食料を自力で
調達したらしく、栄養状態はさほど悪くない。

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■遺体の損傷状況
機体の損壊による強度の衝撃と火災発生による過熱を受けたため機
体前部~中部位の遺体には離断・焼損・炭化による損傷が著しかっ
た後部位搭乗者の遺体の中には外見上比較的損傷の少ないものも認
められたが、衝突による衝撃のためほぼ全員に全身打撲・脳損傷・
内蔵破裂などの所見があり、生存者1名を除いた他の者は即死若し
くはそれに近い状況であった。
一部の遺体は野犬に食い荒らされたらしく、内蔵、外皮が外部に露
出・損傷した箇所を確認。

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■捜索・救難及び避難等に関する情報

19**年8月15日
14時27分
1*8便より異常事態の発生通知を受信

(中略)

14時49分
1*8便がレーダーより消失

(中略)

17時30分
××庁が「8・15●●機事故対策本部」を設置

20時47分
××庁機動隊、レスキュー部隊等の応援を得て生存者の救出・避難
活動を開始
人員 ・約1500名
車両 ・約 100台
医師 ・2名
看護師・2名
航空機・----



19**年8月16日
8時間00分
夜を徹して捜索活動をするも墜落現場の特定に至らず。
××庁機動隊、レスキュー部隊等を一時撤退の判断。

9時17分
落下予測地点に隣接するD県E県F県及びG県の各県に対し機体の
捜索と生存者の捜索、避難活動を依頼

11時30分
D県E県F県G県及び××庁機動隊、レスキュー部隊の応援により
機体と生存者の捜索を再開
人員 ・約3000名
車両 ・約 300台
医師 ・2名
看護師・2名
航空機・航空機待機場所が無く出動できず

15時53分
ヘリポートを急遽作製。
航空機2台が捜索に加わるも、天候悪化により出動出来ず。

(中略)

19**年8月18日
7時00分
D県E県F県G県及び××庁機動隊、レスキュー部隊の応援により
機体と生存者の捜索を再開
人員 ・約3500名
車両 ・約 400台
医師 ・2名
看護師・2名
航空機・7機

8時19分
捜索ヘリ3号から墜落機体発見の連絡が入る。
生存者1名を確認、救助にレスキュー1名が降下。

8時51分
生存者1名が現地捜索本部に到着、医師応急処置を受ける

9時3分
生存者は前記ヘリコプターにより××総合病院に収容

9時36分
地上第7班が墜落現場に到着。
他生存者の捜索と現場検証を開始。

(後略)

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幼い頃は理解できなかったこの書類

今は理解できる……

そして、俺は黙っていた事がある



「野犬なんて――――……」
「全てが燃え尽きていた―――――……」
「俺が生きるために食べたのは―――――……」



……と。

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  • あとがき
このSSを書くにあたり、様々な記事を閲覧し胸が締め付けられました。
自分で書いていても非常に心苦しく、一時はこの設定を破棄しようかとも思いました。
でも……航空技術が進歩し、この様な事故が減ったとはいえ
「過去にあった事故」にしてはいけない…と痛感させられ
何とか、ここまで書きあげる事が出来ました。

SSの題材にするにはあまりにも悲しく、そして重たい事実です。
人によっては不謹慎と感じられる方もいらっしゃるでしょう。
もし、不快になられてしまった方がいらっしゃったら申し訳ございません。
これらの事実を馬鹿にする気は勿論無いので、その点はご了承くださいませ。

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最終更新:2009年04月19日 23:06