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※エグイ場面もあります故、苦手な方は注意







【とある場所へ設置されていたカメラに収められた】
【二本の角を持つ少年のお話】


あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!
【少年の投げた銃剣が巨大な試験管を壊す】
【割れた試験管の中身が飛び散り床を濡らす】

誰だ・・・
【少年は自身の服が濡れるのも構わず試験管の中身をかき集める】
誰がこんな事を・・・・
【少年の涙が更に地面を濡らす】
【彼がかき集めたのは】

【脳 眼球 脊髄 肺 心臓 …】
【五臓六腑とその他の器官。全てが繋がっている物】

【彼の集めた物は・・否、「彼女」は】

【まだ生きている】


何で?
【幾度も問いかけた】

どうして?
【誰も答えてくれない】
【当然目の前の「彼女」も】


【生かされている彼女を見つめ】

…笑え、童子よ。我が愛しき者よ
【吐いた呪詛は力と成り、少年の周りを渦巻く】
仇は取ってやる
だから・・・・
【彼女が壊れない様にゆっくりと離れ、銃剣を取り出す】

【新たに取り出した銃剣が僅かな光を反射し】

今は眠れ。「茨木童子」よ。
【銃剣が彼女を貫く。赤い朱い鮮血が少年の顔を濡らした】


【口元に付いた赤い鮮血を舌で舐めとり】
【ただの肉塊になった彼女を手に取る】

【そして】

あん・・・
     グジュ
【少年の歯、顎に柔らかい肉の――】
                   【彼女の感触が伝わる】
美味いなぁ・・・
【少年が呟く】
お前の肉は本当に・・・誰よりも美味いよ・・・・・ハッハハ
【少年は口元を更に血で汚し】

【彼女だったモノを貪り】

【泣きながら、笑った】




【彼女を食べ終える頃には涙も枯れていた】

約束、守れなかった。ゴメンな
大切にするって・・・守るって言ったのに。
全部、嘘ッパチになったか
【ハハハと乾いた笑みだけが彼の周りに木霊する】


…来た、な
【少年は口元を拭う事無く入口の方を向く】
【間もなく聞こえてくる足音。複数】

バタンッ――
【扉を開く音と入り込んでくる雑踏】
【少年はあっという間に囲まれた】

【少年の口が動く】
また会おう。
酒呑童子。いや・・・酒天童子はいつまでも待っているよ


【輝く両手を構えて笑う少年を最後に写し、映像は途切れた】

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最終更新:2009年07月24日 01:55