ウィリアムス・ラッセル。〝異端狩り〟の連中の中では≪銀狐≫の方が通りが良いかも知れん

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ウィリアムス・ラッセル - (2010/07/06 (火) 21:18:51) の編集履歴(バックアップ)



簡略さに欠けるとの進言を気にも止める事無き無益な紹介
名前 ウィリアムス・ラッセル
種族 人間
所属 〝教会〟
身長 182cm
体重 71kg
誕生日 第三世界の1981年11月7日
好きな食べ物 ジャンクフード
嫌いな食べ物 堅苦しいマナーの必要なもの
料理の腕前 しない
地味な特技 落し物探し
趣味 長話、長電話
職歴 ?~〝教会〟の光の国の地区で司教兼〝異端狩り〟
収入源 〝教会〟からの給与、信者からの寄付



  • 人物

  黒い司教服の上に、白い十字架を背に描いた黒いロングコートを重ねた、細身の男。眼鏡を着用。
  銀色に近い色の短い髪をオールバックに固め、青い瞳の切れ長の目をしている。
  腰のベルトには銃のホルスターが有るが、それを使用した所はまだ観測されていない。

  基本的には横柄な口調。また、「少年」「青年」など、相手を外見年齢と性別を合わせて呼びかける事が多い。
  最も特徴的なのはその区切らない喋り方であり、特に何かで気分や調子が乗った際は其れは酷い事になる。
  「盗み聞こうという意志が無くとも耳に音は流れ込み鼓膜は振動し神経は脳へ情報を伝える」と言った具合だ。
  言葉自体には然程の内容は無く、それを本人も理解しており、「私の言葉など真面目に聞いていては人生の無駄」とも発言している。

  〝異端狩り〟の中では≪銀狐≫との通り名で知られる。
  特に人狼を狩る事を得意とするらしく、己の名乗りでも「人狼狩りの≪銀狐≫」と、名前より先に重ねる程。
  その職務の内容や本人の性格から、英雄視される事はまず無い。「悪名以外に何も残らない」のだ。
  目的の為になら、上司の殺害などは平然と口にする、過激な思想の持ち主。

  エルメア=ミルフォードの事件に疑念を抱き、独自に調査を開始する。



  • 思想

  以下、思想。彼自身の言葉を一切編集せずに掲載する。
  その上で、幾らかの解説(と言う名の自己満足+自己分析)を加える。

正しいと言う判断の基準を何処に置くかでその様な問題など砂上の楼閣が如く崩れ去るのだよ
然しながら観点を社会の善という点に置くならば殺人は罪で盗みも罪これはそれこそ幼子にすら伝わる道理
殺人は罪では無いそれは錯覚だと主張して筋道だった理論を作ろうともそれは社会通念に反する

社会の善とは何か?より多くの人間の安全且つ快適な生活の保障だ
其れを決めた特定の個人など居ない敢えて言うなら思想家がその考えに形を持たせたのだろうが私は思想には詳しくは無い
そして完璧な善など有るのなら其れは既に過去にこの世界に存在した幾億の賢者が採用しているのだろうね

そもそも私の考える正しいとは公共の利益という点に判断基準を置いて語っている物だ
ならば私の利益個人の利益ただ一人の人間の好みなどという物は其処から除外されるという非常に単純な理屈

社会とは何か?特定個人の集合体だと私は考えて行動をしている
個人が集合した結果其処には利益の食い違いが生まれ己の利益の追及は他人の利益の阻害となりかねない状況だ
然し人間は社会を捨てて社会を離れて生活を続けられる程に強い生き物では無いならばこそ社会に不満を持ちながら社会に属する

利益とは何か?当人が快適である事だ。こう言えば快適とは何かとでも言いだすのかも知れないが
それは「右」とは何か「左」とは何か「方角」とは何かを問う基本的な語彙の段階これを行っていては口論は成り立たない

  以上の一連の理論は、彼の善悪の解釈と、その根底である。
  善悪の判断基準は、個人では無く個人の集合体で有る社会に帰属する。個人の利益は社会の善とは必ずしも成り得ない。
  だが、社会と利益が食い違う個人ですら、その快適な生活の為には社会を外れる事は出来ない。
  人の作りだした秩序、人工的な構造、それを第一と考える思想である。


外面を取りつくろう、之は対人関係の基本と私は考えている
初対面の人間の元へ出向く際に寝巻寝ぐせ頭寝酒で泥酔とこれでは通る物も通らない
ならばこそ人は礼を尽くして衣装を整え己の行動を正して人に相対するのだろう

  外面ばかりを取り繕うのは無駄という考えもあるが、社会においては見た目の第一印象は重要。
  公的な場で服装を正すのは、その集団の常識に従うという意味もあると考える。
  なら、服装を正すのは見栄では無く、他者への礼儀となる、との考えだ。


……直接的に地位を脅かされる者?それならば、私の上司の首を絞めあげて頭に銃口を突き付ければ良いのだろうか?
私はそれを行える、が………おそらくそれだけでは済まないのだろう

枢機卿猊下。私はね、それが誰であろうと行える
例えば、この件の黒幕が教皇であったとしても……
四肢に弾丸を撃ち込んで連行し、拷問室に鎖で繋ぎ止められる

  上は自分の上司が、エルメア=ミルフォードの死亡事故に係わっているかも知れないという考えに辿り着いた時の言葉。
  下は、フェリックスとの会話にて発した言葉。何れも、その過激さと厳格さが分かる。
  怪しいのなら、誰であろうと締め上げる。誰であろうと、公の利に反するなら手心は加えない。
  飽く迄第一は社会で有り公。公人の敵は己の敵、と見なす。


・聖書はとりあえず臨機応変に解釈しとけ、どっかは正しくてどっかはおかしいんだ
・判断基準?自分で考えろ

  聖書に対する解釈。適当に聞こえるかもしれないが、実際適当だ。


  • 行動履歴

遭遇した相手の認識 内容と「些かの価値も存在しない冗句」 日付
白い少年 些かの雑談、後に〝壊したくなる〟悪い癖が出て少々本気になる。
「出版社に持ち込めば担当者からの酷評を受けた挙句ペンを圧し折られかねない内容だろう」
2010-5-25
勝利王の騎士 エルメアの〝死亡事故〟に付いての会話。彼の考察を聞いて考えを深める。
「まずはカフェインを摂取したまえ君の注文した紅茶が今届けられる所だ」
2010-5-25
儒者の老人 戯れに議論のような事をする。
「地に足を付けて歩く前に思想哲学の翼を身に付けたが為に土の固さを知らぬ少年のようだ」
2010-5-27
港の「人外」 少々の会話をして分かれる。彼or彼女の言葉から、新たな考えに辿り着いたらしい。
「即ち門を叩き中の住人の気を私へと集めその上で大音声で発しなければならない訪問の旨告げる言葉」
2010-5-29
殺した人間が怖い青年 人狼狩りの途中に遭遇。〝どれ程殺したか〟を訊ねる。
「まさしくまさしく己の懐に爆薬を抱えて大火の野次馬に向かう者など居ない事と同程度に予想推測成り立つ事だ」
2010-5-29
正義の下僕の少年 <Justice>の立ち上げと、リーダー貴宝院 織守の名を聞く。
「正義の腹に巣食って正義を食いつぶす少年よ」
2010-5-31
殺さぬ同輩 エルメアの所在とそこの状況、対ネル・ナハトのメンバーの名を聞く。
「全く全くこの天の下同じ神を信ずる者はそれこそ冒涜者と同程度以上には居るだろうに」
2010-6-10
実務部枢機卿猊下 エルメアとその周囲の情報と引き換えに、その件への実務部全体の協力を確約させる。
「然るに外より齎される金塊に目を向ける事なく己の道の上のニッケル硬貨を拾い集めるなどとは愚行と言わねばならぬとも考える」
2010-6-15
同輩と愉快な仲間達 エルメア救出計画の打ち合わせと日時決定。
「ならば我等が取るべきは不要に構えて疲弊する事では無く上等の食事と快適な椅子の用意だろうね」
2010-7-5